週間・記念日

登録日:2016年3月29日

津市消防出初式 

慶安3年(1650)6月、幕府直属の常備消防として、「定火消」が4千石以上の旗本2人の火消し役をもって創設されました。明暦3年(1657)、江戸の大半を焼失した明暦の大火(振袖火事)の翌年、万治元年(1658)に定火消は4組となりました。そして翌万治2年(1659)1月4日、時の老中稲葉伊予守雅則が定火消総勢4組を率いて上野東照宮前で「出初め」を行って気勢をあげました。これが契機となって次第に儀式化し、恒例行事として今日まで受け継がれています。

防災とボランティアの日 1月17日(防災とボランティア週間 1月15日から21日まで)

平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災において、災害時のボランティア活動の重要性が広く認識されたことから、平成7年12月15日に、1月17日を「防災とボランティアの日」とし、1月15日から1月21日までの1週間を「防災とボランティア週間」とすることが閣議了解されました。 

文化財防火デー 1月26日

昭和24年1月26日、奈良県斑鳩町の法隆寺金堂(国宝)から出火し、国宝の十二画壁画の大半が焼損しました。これを契機に防火運動の気運が高まり、昭和30年1月11日に、毎年1月26日は「文化財防火デー」と定められました。以来、全国的にこの日を中心に、文化財を火災から守るため、教育委員会と共同で、防火運動の普及や、防火施設の点検・整備の推進、防火訓練が実施されています。

春の火災予防運動 3月1日から7日まで

昭和2年3月7日に、北丹後地震(京都北部が震源)による大火があり、これを契機に、昭和5年3月7日近畿2府3県で第1回防火運動が実施されましたが、以後は、この時期に行われていません。
戦後、自治体消防制度がスタートした翌年の昭和24年から、全国的な火災予防運動が春にも必ず行われるようになりました。24年は4月下旬、以後は3月上旬の1週間でした。
昭和29年2月に、春の火災予防運動を3月7日から13日までの1週間とすることが、当時の国家消防本部から通知され、同時に同本部と運輸省(現国土交通省)の主唱で車両火災予防運動も併せて実施されることとなりました。その後、昭和31年に、2月末日から3月13日までの2週間に統一され、車両火災予防運動は前半の1週間となりました。
また、昭和33年からは林野火災予防運動が前半の1週間行われるようになりました。平成元年からは、3月1日から7日までに改められ、車両・林野の運動も併せて行われ、現在に至っています。

注:
 昭和22年3月 国家消防庁(国家公安委員会)
 昭和27年7月 国家消防本部(国家公安委員会)
 昭和35年7月 消防庁(自治省(現総務省)の外局)

消防記念日 3月7日

昭和23年3月7日に消防組織法が施行され、同時に東京23区をはじめ17都市で消防本部が発足し、自治体消防制度がスタートしました。これを記念して2年後の昭和25年2月9日に、毎年3月7日を「消防記念日」とすることが、当時の国家消防庁により決定されました。
消防記念日の行事の推進事項には、消防に功労のあったものの表彰などを行うよう示され、以来、毎年3月7日頃には消防関係功労者に対する消防庁長官表彰が東京で行われており、三重県では3月下旬などに消防大会が行われ県知事表彰の功労賞などが授与されています。

危険物安全週間 6月第2週

平成2年1月19日に消防庁から、毎年6月第2週を「危険物安全週間」とすることが、全国に通達されました。危険物施設における保安体制の整備促進、危険物に関する知識の普及啓発、危険物保安功労者の表彰等を重点として、各種広報活動や訓練等が行われています。
 

国民安全の日 7月1日

昭和35年5月6日、閣議了解により毎年7月1日を「国民安全の日」とすることが決定されました。その趣旨は「国民の一人ひとりがその生活のあらゆる面において、施設や行動の安全について反省を加え、その安全確保に留意し、これを習慣化する気運を高め、産業災害、交通事故、火災等、国民生活の安全を驚かす災害の発生防止を図るため、国民の安全の日を創設する」とされています。関係行政機関が相互に連絡強調し、職場、学校、家庭及び地域社会を中心に、安全思想を普及することとなっています。

防災の日 9月1日 (防災週間 8月30日から9月5日まで)

昭和35年6月17日、閣議決定により、9月1日を「防災の日」とすることが決定されました。9月1日は関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上で二百十日にあたり台風のシーズンを迎える時期でもあります。また、昭和34年9月26日の伊勢湾台風によって、戦後最大の台風被害を被ったことが契機となって、防災についての認識を深め、これに対処する心構えを準備するというものであり、この日を中心に、防火思想の普及、功労者の表彰、防災訓練等の行事が行われるようになりました。さらに昭和57年5月11日には、8月30日から9月5日を「防災週間」とすることが決定されました。

救急の日 9月9日 (救急医療週間 9月9日を含む1週間)

救急の日は、救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めることを目的に、昭和57年7月30日、自治省消防庁で制定された「救急の日及び救急医療週間実施要綱」が通知され、毎年9月9日を「救急の日」、この日を含む1週間を「救急医療週間」と定められました。救急医療体制の整備促進、救急医療システムおよび救急搬送システムの普及啓発、救急医療施設、救急車等の適正な利用方法の普及啓発等を重点に、各種講習会、研修会の実施や広報活動が行われています。

津波防災の日

平成23年6月に「津波対策に関する法律」が制定され、11月5日は「津波防災の日」と定められました。「津波防災の日」は、東日本大震災が発生した3月11日も検討されましたが、安政元年(1854)の安政南海地震の「稲むらの火」の故事にちなみ11月5日に決定されました。

119番の日 11月9日

昭和62年9月16日、自治省消防庁からの通知で、自治体消防の一層の発展を期すため、消防と住民の結びつきを象徴するダイヤルナンバーにちなみ、11月9日を119番の日とすることが決められました。

秋の火災予防運動 11月9日から15日まで

昭和2年3月に第1回防火運動が行われ、同年12月1日には、この日を「防火デー」と定め、関東1府6県で大々的に運動が展開され、以後、毎年この日に各地方で行われるようになりました。三重県下では、昭和8年12月1日に一斉に行われたのが最初です。
昭和12年には日中戦争が始まり、防火運動も国民精神総動員の中に組み込まれ、戦時色の濃いものとなり、太平洋戦争中のころは、防火デーは立ち消えとなりました。
戦後は、昭和21年から毎年10月中の1週間、全国的な火災予防運動が行われるようになりました。昭和28年9月に、秋の火災予防運動を11月26日から12月2日までの1週間とすることが国家消防本部から通知されました。その36年後の平成元年からは、11月9日から15日までの1週間と改められ、現在に至っています。

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