12月14日、多気郡明和町地内でオオタカ1羽の死亡野鳥が発見され、三重県南勢家畜保健衛生所で簡易検査が行われたところ、A型鳥インフルエンザウィルスの陽性反応が確認されたため、鳥取大学において確定検査が行われています。
野鳥はさまざまな原因で死亡します。餌が取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んだりするほか、交通事故や防鳥ネットなどに絡まったりする事故で死んでしまう場合もあります。
現在、津市では高病原性鳥インフルエンザが疑われるような事例は確認されていませんが、万が一野鳥の死亡個体を発見したら、死骸には絶対触らず、三重県津農林水産事務所森林・林業室(電話番号059-223-5091)にご連絡ください。
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥と濃密な接触などの特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物などに触れた後には手洗いとうがいをすれば、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。また、養鶏関係の皆さんや愛がん鳥などを飼育している人は、衛生管理の再確認など防疫の強化をお願いします。
連絡先
三重県津農林水産事務所 森林・林業室 林業振興課
電話番号059-223-5091