登録日:2023年10月16日
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関ヶ原の戦いの東軍勝利と江戸幕府の開府を経て、慶長13(1608)年、藤堂高虎は伊予今治から伊賀・伊勢へと転封となり、22万3,950石の大名として津城に入りました。近江国に生まれ、若い頃から武勇に優れた高虎は、数々の主君に仕えた後に秀吉・家康という天下人の下で功績を挙げました。
外様大名ながら、大坂の豊臣方を抑える目的で要衝の地である伊賀・伊勢に配されたことから、将軍家康の信望の厚さがうかがえます。
高虎は入府から3年後の慶長16(1611)年に、自らの居城となる津城の大改修にようやく着手しています。これは「天下普請」と呼ばれる幕府の命による全国の城郭修理の指揮を執ることが多く、津城の改修が後回しになったためです。
お城公園となっている現在の津城跡を訪ねると、高虎による大改修の痕跡を確認できます。
まず、津城の顔となっているのが本丸北側の石垣です。ここには、北東隅のうしとらやぐらと北西隅のいぬい櫓、そして両櫓をつなぐ多門櫓が建てられました。これらは高虎により新設されたもので、石垣の直線的な稜線が彼の築城術の特徴を示しており、その姿は明治初期に撮影された写真でも確認できます。
また、本丸南側には古い石垣の隅に石垣を継ぎ足したような痕跡を見ることができます。ここから東側に約30メートルを拡張したことがはっきりと確認できる場所で、本丸は東西・南北とも一辺が100メートルを越えるものとなりました。
高虎による大改修は本丸だけに限りません。本丸を囲む内堀は広大で、その最大幅は100メートル程度ありました。寛永期(1624年から1644年まで)に描かれた津城下絵図を見ると、本丸を中心にして内堀と外堀が「回」字状に整備され、その外側には城下町が形成されています。
津城下町・宿場町の形成
「津城跡」に関する市民の皆さんのご意見を受け付けています。詳しくは津市ホームページをご覧ください。
防災室より 電話番号229-3104 ファクス223-6247
雲出地区の住民をはじめ、自主防災組織や民間企業、ボランティア、医療機関、防災関係機関が役割分担し、連携しながら、巨大地震災害を想定した訓練を行います。
誰でも見学・体験できる災害関連のコーナーもありますので、気軽にご参加ください。なお、車でお越しの際は、JFEエンジニアリング正門前の駐車場に停め、訓練会場まではシャトルバスをご利用ください。
当日は、ヘリコプターや訓練車両のサイレンの音、道路の一時的な混雑などでご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願いします。
11月12日日曜日9時から11時30分まで
雲出川左岸浄化センター(雲出鋼管町)
防災室より 電話番号229-3104 ファクス223-6247
個別避難計画とは、災害時に避難支援を必要とする人について、個人の状況に合わせて作成する避難行動計画のことです。支援する人や避難先などを明確にし必要な範囲で共有することで、災害時の円滑で迅速な避難を図ります。対象の人に個別避難計画の案内を送付しますのでご回答ください。
避難行動要支援者(自ら避難することが困難な人で、その円滑かつ迅速な避難の確保を図るために特に支援が必要な人)のうち、以下の状況が全て当てはまる人
10月下旬
11月30日木曜日
子育て推進課より 電話番号229-3167 ファクス229-3451
来年4月1日からの保育所等の利用申し込みを受け付けています。10月31日火曜日までに子育て推進課または各総合支所市民福祉課(福祉課)へ申し込んでください。詳しい手続きは、広報津9月1日号または津市ホームページをご覧ください。
保護者が働いている場合や、病気などのために保育が必要と認められた小学校就学前の子どもに対し、保護者に代わって保育を行う施設(保育所、保育を提供する認定こども園、地域型保育事業)
都市政策課より 電話番号229-3290 ファクス229-3336
マンションの老朽化を抑制し、周辺への危害などを防止するための維持管理の適正化に向けた、津市マンション管理適正化推進計画を9月20日に策定しました。
これにより分譲マンションにおける管理組合の管理計画が一定の基準を満たす場合に、市の認定を受けることができる認定制度を開始しました。詳しくは津市ホームページをご確認ください。
本来、大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っていることで、自らの育ちや教育に影響を及ぼしている18歳未満の子どものことを「ヤングケアラー」といいます。ヤングケアラーは、自分の状況や思いを話すことができず、相談や支援につながりにくい傾向があります。
家族の世話などで負担を感じている人は、身近な大人や学校の先生、親しい友人などに勇気をもって相談してみてください。また、周りに気になる子どもがいる場合などは、こども支援課にご相談ください。
こども支援課 電話番号229-3284 ファクス229-3451
教委教育研究支援課より 電話番号229-3288 ファクス229-3017
河芸地域の園児・児童・生徒の図工・美術作品を展示します。
11月4日土曜日・5日日曜日9時から16時まで
河芸公民館創造館
文化振興課より 電話番号229-3250 ファクス229-3344
環濠に囲まれた歴史的な雰囲気の中、楽しいイベントが盛りだくさんです。ぜひ、国宝のあるまち一身田寺内町に遊びに来てください。
11月12日日曜日9時から16時まで 雨天決行
せんじゅじ前特設会場(一身田町)とその周辺
市民税課より 電話番号229-3130 ファクス229-3331
来年1月9日火曜日から3月29日金曜日までのうち2カ月程度
8時30分から17時15分まで 土曜日・日曜日、祝日・休日を除く
書類整理、申告相談の補助など
日額7,576円(地域手当相当額込み、通勤手当は別途支給、駐車場なし)
8人程度
直接窓口または電話で市民税課へ
10月16日月曜日から27日金曜日まで
任用期間や業務内容、執務場所など詳しくは面談時に説明
資産税課より 電話番号229-3132 ファクス229-3331
来年1月4日月曜日から2月29日木曜日まで
8時30分から17時15分まで 土曜日・日曜日、祝日・休日を除く
市 本庁舎
償却資産申告書の受け付け、データ入力、事務補助など 詳しくは面接時に説明
日額7,576円(地域手当相当額込み、通勤手当は別途支給、駐車場なし)
パソコンでのデータ入力試験、面接
パソコンを使った事務の経験があり、実務的な入力・計算・表作成などができる人
2人
直接窓口または電話で資産税課へ
10月16日月曜日から11月10日金曜日まで
環境学習センターより 電話番号237-1185 ファクス237-5385
古布で来年の干支「辰」を作ってみませんか。
11月12日日曜日13時から16時まで
環境学習センター(津市リサイクルセンター管理棟2階)
市内に在住の人
抽選8人 当選者には11月5日日曜日午前に電話連絡
1,000円(材料費を含む)
古布、裁縫道具など
電話またはファクスで同センターへ 月曜日休館
11月4日土曜日17時
安濃図書館より 電話番号268-5822 ファクス268-5803
伊勢型紙で使用する和紙を使って切り絵を作り、フォトフレームに飾ってみませんか。
11月18日土曜日14時から
安濃図書館2階学習室
伊勢型紙彫型画会会員の こがい靖浩さん
中学生以上
先着10人
700円(材料費を含む)
11月1日水曜日10時から直接窓口または電話で同図書館へ
パソコンやスマートフォン教室のお手伝いができるサポーターを養成する講座です。自らも楽しく学びながら、サポーターに必要とされるスキルの取得を目指しましょう。
市内に在住・在勤・在学でパソコンやスマートフォンの基本操作ができ、ズームでの受講環境がある人
抽選12人
無料(教材費500円が別途必要)
情報ボランティアみえ
津市ホームページから
10月26日木曜日
中央公民館 電話番号228-2618 ファクス229-5150
中央公民館より 電話番号228-2618 ファクス229-5150
仕事や就職、転職などで役に立つエクセルの基礎を学び、実践する講座です。
11月10日から来年1月12日までの金曜日19時から20時30分まで(全9回)
中央公民館情報研修室
市内に在住・在勤・在学で、エクセル入門程度の知識がある20歳から50歳までの人
抽選20人
パソコン教室講師の小林輝彦さん
往復はがきで講座名、住所、氏名、年齢、電話番号を、中央公民館へ。郵便番号514-0027 大門7-15 津センターパレス2階
1通につき1人。津市ホームページからも申し込みできます。
10月26日木曜日必着
予約方法、使用可能種目、使用料など詳しくは各施設へ直接お問い合わせください。また、津市ホームページでスポーツイベントの予定や施設の利用(予約)状況が確認できます。
施設を利用する際、設備器具の準備・撤去は各自でおこなってください。
電話番号223-4655
利用開始15分前から整理券を配布します。
場所はメインアリーナ(半面)となります。
バドミントン、バレーボールのネット張りのみ各自でおこなってください。
1日水曜日、7日火曜日、8日水曜日、15日水曜日、28日火曜日、29日水曜日
9日木曜日、16日木曜日、30日木曜日
9日木曜日、16日木曜日、30日木曜日
電話番号255-6081
毎日。ただし、大会などで一般公開を中止する場合があります。
電話番号245-3191
毎日。ただし、大会などで一般公開を中止する場合があります。
電話番号265-6000
7日火曜日、14日火曜日、21日火曜日、28日火曜日
電話番号279-8123
14日火曜日
17日金曜日
電話番号268-0100
9時から21時30分まで
1日水曜日、8日水曜日、15日水曜日、22日水曜日、29日水曜日
電話番号292-2498
6日月曜日
電話番号293-5688
11日土曜日、25日土曜日
電話番号262-4363
6日月曜日
20日月曜日
11月1日水曜日、9日木曜日・10日金曜日、29日水曜日は休館日です。
新競技棟建設工事に伴い、12月15日金曜日まで本場レースは非開催となります。
事業推進課 電話番号224-5106 ファクス224-9944
私は小学生の頃、地元のサッカークラブに所属していました。田舎の小さなクラブということもあり、所属している選手のほとんどは幼い頃から顔なじみでした。
4年生の時に、隣町に住んでいた外国籍のAさんが入団してきました。日本語が上手に話せない彼は上手くコミュニケーションが取れず、チームの雰囲気に溶け込めていないようでした。外国籍の子と初めて接する私もどうしていいのか分からず、声をかけることなく距離を置いてしまっていました。
そのような中、迎えたサッカー大会で、試合の終盤に出場したAさんが見事にゴールを決めました。その時彼は、これまで一度も見せたことがなかったとびきりの笑顔で、パスを出した私の元に駆け寄り、ハイタッチを求めてきました。私は驚きましたが、彼の笑顔を見られたことでたまらず嬉しくなり、気付けば全力でそれに応えていました。
そのたった1回のハイタッチで私の中の何かが動きました。Aさんにとっても、これがきっかけとなったのか、彼はその後、得意なプレーやパスが欲しいタイミングなどを簡単な言葉やジェスチャーで表現するようになりました。また、私たちもどうすれば彼に伝わりやすいかを小学生ながらに考えるようになりました。そうすることで「伝わらなかったらどうしよう」という不安や羞恥心などが少しずつなくなり、当初感じていた距離が縮まっていきました。
残念ながらAさんは6年生の時に引っ越しをすることになり、退団式ではみんなで涙を流しながら別れを惜しみました。お互いの心の壁を壊すきっかけとなった、あのハイタッチの感覚を私は今でも鮮明に覚えています。
大学生の時には、留学生のBさんと出会う機会がありました。Bさんは日本のサッカーに興味を持っていました。
当時、サッカー部でキャプテンをしていた私は、今度は自分から行動を起こすことにしました。部員ではないBさんがいつでも見学に来られるよう、サッカー部の練習や試合の日程を連絡したほか、日本の有名なサッカー選手について話をしたり、一緒にボールを蹴ったりして、たくさん交流することができました。彼とは今でも連絡を取り合ってよい関係を築いています。
大学卒業後、社会人となった私が最初に配属された職場には、年齢や性別、国籍を問わず、多くの人が手続きに来られました。
しかし、外国籍の人が来られた際には、少し身構えてしまう自分がいました。今回の執筆を通して、日々の生活の中で無意識に心の壁を作っていることに気付くことができました。
多様な人との出会いがある現代において、国籍に関わらず一人一人を尊重し、認め合うことが大切です。まずは自分自身が心の壁をなくし、固定的なイメージや偏見を持たずに接していきたいと思います。また、心の壁を作ってしまった時は、それに気付き、変えていける自分でありたいと思います。
(20代・男性)
人権課 電話番号229-3165 ファクス229-3366