このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。
表紙から3ページ目まで
表紙
広報津 平成30年9月1日 第305号
感動をありがとう白山高校ナイン
写真 第100回全国高等学校野球選手権記念三重大会決勝で白山高校が松阪商業高校に勝利した。(7月25日 四日市市営霞ケ浦球場)
特別養護老人ホーム 待機者解消へ施設の充実と介護予防
介護保険のサービスには、訪問介護やデイサービスなどの在宅サービスと、特別養護老人ホーム(以下、特養)などの介護保険施設に入所して受ける施設サービスがあります。津市では、特養の整備など介護保険のサービスの充実を図り、住み慣れた地域で元気に暮らし続けられるよう、介護予防事業の推進に努めています。
津市の特別養護老人ホームの施設数は28カ所、1,541しょう
特養は、常時介護が必要で、自宅での生活が困難になった原則要介護3以上の人が申し込むことのできる施設です。食事や入浴の介護など常時日常生活の世話をしてもらえる施設として人気が高く、申し込みをしてから入所までの間をお待ちいただく、入所待機者がいます。
津市では、申し込んでから少しでも早く入所できるよう、計画的に特養を整備し、平成29年9月1日現在の施設数は28カ所、特養定員(ベッド数)は1,541しょうとなっています。
要介護3以上の認定者の推移
平成22年度
- 要介護3 1,990人
- 要介護4 1,723人
- 要介護5 1,468人
- 合計 5,181人
平成23年度
- 要介護3 1,830人
- 要介護4 1,717人
- 要介護5 1,573人
- 合計 5,120人
平成24年度
- 要介護3 1,924人
- 要介護4 1,837人
- 要介護5 1,694人
- 合計 5,455人
平成25年度
- 要介護3 2,039人
- 要介護4 1,963人
- 要介護5 1,682人
- 合計 5,684人
平成26年度
- 要介護3 2,067人
- 要介護4 2,039人
- 要介護5 1,651人
- 合計 5,757人
平成27年度
- 要介護3 2,059人
- 要介護4 2,066人
- 要介護5 1,660人
- 合計 5,785人
平成28年度
- 要介護3 2,136人
- 要介護4 2,077人
- 要介護5 1,703人
- 合計 5,916人
平成29年度
- 要介護3 2,238人
- 要介護4 2,111人
- 要介護5 1,708人
- 合計 6,057人
津市の入所待機者数と特養定員(ベッド数)
平成22年度
- 入所待機者数 491人
- 特養定員(ベッド数) 1,109しょう
平成23年度
- 入所待機者数 427人
- 特養定員(ベッド数) 1,209しょう
平成24年度
- 入所待機者数 388人
- 特養定員(ベッド数) 1,259しょう
平成25年度
- 入所待機者数 438人
- 特養定員(ベッド数) 1,269しょう
平成26年度
- 入所待機者数 337人
- 特養定員(ベッド数) 1,421しょう
平成27年度
- 入所待機者数 323人
- 特養定員(ベッド数) 1,481しょう
平成28年度
- 入所待機者数 282人
- 特養定員(ベッド数) 1,541しょう
平成29年度
- 入所待機者数 245人
- 特養定員(ベッド数) 1,541しょう
2027年75歳以上の後期高齢者は4万8,000人に
津市の今後の人口推移予想では、75歳以上の後期高齢者が年々増加し、特に団塊の世代の皆さんが75歳を迎える2025年から2年後の2027年には、75歳以上の人口が約4万8,000人となる予測をしています。
また、必要な特養のベッド数も2027年には1,900しょう程度と見込まれますが、皆さんに負担していただく介護保険料の上昇を最小限にとどめるように努めなければなりません。津市では、このような点も踏まえ、第8次高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画を平成30年3月に策定しました。
津市の高齢者数の推移
2007年度(平成19年度)
- 前期高齢者数(65歳から74歳まで) 34,258人
- 後期高齢者数(75歳以上) 31,461人
2009年度(平成21年度)から2015年度(平成27年度)まで、前期高齢者数、後期高齢者数とも増加の傾向にありました。
2017年度(平成29年度)
- 前期高齢者数(65歳から74歳まで) 38,753人
- 後期高齢者数(75歳以上) 41,306人
以降、2019年度(平成31年度)から2025年度までの間は、前期高齢者数は減少が、後期高齢者数は増加が見込まれます。
2027年度(予測)
- 前期高齢者数(65歳から74歳まで) 31,803人
- 後期高齢者数(75歳以上) 47,956人
2027年には、特養のベッド数が1,900しょう必要になることが予測されます。
2029年度から2033年度までの間、前期高齢者数は増加が、後期高齢者数は減少が見込まれます。
2035年度(予測)
- 前期高齢者数(65歳から74歳まで) 33,037人
- 後期高齢者数(75歳以上) 45,291人
施設整備と保険料負担のバランス
施設サービスは在宅サービスに比べて保険料への影響が大きく、これまで両者のバランスを取って整備してきました。その結果、津市の介護保険料(基準額)は、県内において最も高かったものが、順位が下がってきています。今後も特養入所のニーズと保険料の負担を勘案した上で、整備を進めていきます。
これまでの特養整備
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
介護保険料の基準額
65歳以上の人(第1号被保険者)の介護保険料の基準額は、3年ごとに見直しを行い、必要な介護サービスの量や高齢者の人数などの見込みに基づき、市町村ごとに決定します。
介護保険料の推移
県内で1位から8位にまで改善しました。
金額は、65歳以上の人(第1号被保険者)の基準月額です。
平成21年度から平成23年度までの基準額(月額)
- 1位 津市 4,666円
- 2位 松阪市 4,640円
- 3位 玉城町 4,570円
- 4位 明和町 4,562円
- 5位 多気町 4,370円
- 6位 伊勢市 4,338円
- 7位 紀南介護保険広域連合(熊野市・御浜町・紀宝町) 4,238円
- 8位 菰野町 4,215円
- 9位 名張市 4,202円
- 10位 伊賀市 4,169円
平成24年度から平成26年度までの基準額(月額)
- 1位 鳥羽市 5,820円
- 2位 松阪市 5,790円
- 3位 伊勢市 5,694円
- 4位 津市 5,690円
- 5位 伊賀市 5,654円
- 6位 紀南介護保険広域連合(熊野市・御浜町・紀宝町) 5,455円
- 7位 紀北広域連合(尾鷲市・紀北町) 5,406円
- 8位 明和町 5,392円
- 9位 鈴鹿亀山地区広域連合(鈴鹿市・亀山市) 5,377円
- 10位 志摩市 5,370円
平成27年度から平成29年度までの基準額(月額)
- 1位 大台町 6,485円
- 2位 松阪市 6,440円
- 3位 鳥羽市 6,400円
- 4位 玉城町 6,260円
- 5位 伊賀市 6,253円
- 6位 紀南介護保険広域連合(熊野市・御浜町・紀宝町) 6,192円
- 7位 津市 6,167円
- 8位 明和町 6,085円
- 9位 伊勢市 5,835円
- 10位 名張市 5,800円
2018年度から2020年度までの基準額(月額)
- 1位 大台町 7,400円
- 2位 鳥羽市 6,950円
- 3位 志摩市 6,740円
- 4位 紀南介護保険広域連合(熊野市・御浜町・紀宝町) 6,668円
- 5位 明和町 6,641円
- 6位 松阪市 6,640円
- 7位 伊賀市 6,524円
- 8位 津市 6,456円
- 9位 多気町 6,450円
- 10位 名張市 6,300円
元気アップ教室、ふれあい・いきいきサロン参加者増加中
高齢になっても住み慣れた地域で元気に暮らし、できる限り介護が必要な状態にならないためには、日頃の生活の中で予防を心掛けることが大切です。
津市では、元気アップ教室、ふれあい・いきいきサロン事業などをお住まいの地域で開催し、参加者が年々増加しています。
元気アップ教室
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
ふれあい・いきいきサロン事業
平成26年度
- 延べ参加者数 14,814人
- 開催数 1,052回
平成27年度
- 延べ参加者数 14,780人
- 開催数 1,098回
平成28年度
- 延べ参加者数 56,708人
- 開催数 3,471回
平成29年度
- 延べ参加者数 77,495人
- 開催数 4,315回
問い合わせ
介護保険課 電話番号229-3149 ファクス229-3334
第305号の目次へ
All Rights Reserved. Copyright
© 2015 Tsu City.
[各ページの記事、画像等の無断転載を禁じます]