「広報津」第351号(音声読み上げ)持続可能なよりよい社会を目指して、エスディージーズ(持続可能な開発目標)ってなに。令和2年上半期 火災・救急・救助統計
 

 

登録日:2020年9月16日


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持続可能なよりよい社会を目指して、エスディージーズ(持続可能な開発目標)ってなに。

エスディージーズは世界の共通目標

皆さんは、これまでにエスディージーズという言葉を聞いたり、エスディージーズのロゴマークを見たりしたことはありませんか。
エスディージーズ(Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な開発のための2030アジェンダに記載されている、2030年までの国際社会全体の目標です。
持続可能な世界を実現するために貧困、教育、ジェンダー、エネルギー、生産・消費、気候変動などの17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人取り残さないこと(leave no one behind)を理念としています。
世界中の全ての国が共通して取り組み、日本でも持続可能なよりよい社会の実現に向けて、自治体や企業などで積極的に取り組みを進めています。

17の目標を示した世界共通のロゴマーク

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  8. 働きがいも、経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられる、まちづくりを
  12. つくる責任、つかう責任
  13. 気候変動に、具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさも守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

私たちにできること

エスディージーズというと、なんだか難しそう、自分にはあまり関係ないかな、と思う人も多いかもしれません。

でも実は、私たちの生活の中で、食品ロスやごみを減らす、電気を小まめに消す、清掃活動に参加する、買い物袋を持参する、女性だから男性だからと決め付けないといった、日頃のちょっとした行動や選択がエスディージーズの達成につながっているのです。

エスディージーズをもっと知ってもらい、一緒にできることを一つでも多く増やしていきながら、持続可能なよりよいまちづくりを進めていきましょう。

エスディージーズをもっと詳しく知りたい人は、外務省ホームページをご覧ください。

問い合わせ

政策課 電話番号229-3101 ファクス229-3330

令和2年上半期 火災・救急・救助統計

7月30日時点速報値

火災統計、出火原因1位は、放火の疑い

上半期に発生した火災は58件で、昨年同時期と比較すると21件減少し、うち建物火災も10件減少しました。出火原因の1位は放火の疑い(約19パーセント)でした。放火を防ぐために家の周りに可燃物などは置かないようにしましょう。

新型コロナウイルス感染症の影響で、家で過ごす時間が増えていると思います。火の取り扱いには十分注意し、早く火災に気付くために住宅用火災警報器を設置し、適切に維持管理しましょう。

火災概況

火災件数合計
火災種別
建物火災

建物火災のうち住宅火災

林野火災
車両火災
その他の火災
死者
負傷者

出火原因

たばこ
こんろ
焼却炉
ストーブ
排気管
電気装置
電気機器
内燃機関
電灯・電話等の配線
配線器具
火あそび
マッチ・ライター
たき火
衝突の火花
溶接機・切断機
灯火
火入れ
放火
放火の疑い
その他
不明・調査中
合計

救急統計、軽症患者が全体の約半数

上半期に出動した救急件数は6,941件でした。事故種別では急病が4,431件と最も多く、全体の約64パーセントを占め、次いで一般負傷が1,257件(約18パーセント)、交通事故が419件(約6パーセント)でした。昨年同時期と比較すると、出動件数は990件減少し、搬送人員は919人減少しました。

急病件数の減少要因の1つとして、新型コロナウイルス感染症対策でマスク着用や手洗いなどが徹底されたことによる、感染症患者の救急搬送減少が考えられます。引き続き、感染症にかからないように新しい生活様式を継続しましょう。

救急概況

出動件数
事故種別
急病
一般
交通事故
その他
搬送人員

救助統計、建物等による事故が増加

上半期の救助件数は76件でした。うち交通事故が32件で全体の約42%を占め、次いで建物等による事故が26件、それ以外の事故が18件でした。

近年、建物等による事故が増加傾向にありますが、多くは高齢者が建物内に居るが外からの呼び掛けに応答がないという内容でした。なお、救助については、新型コロナウイルス感染症による特別な傾向は見られませんでした。

台風や前線の影響で、大雨、洪水、暴風、高潮による自然災害が発生しやすい季節です。防災気象情報を有効に活用し早めの行動を心掛け、危険な箇所には近寄らないよう注意しましょう。

救助概況

救助件数合計

救助種別

交通事故
水難事故
機械による事故
建物等による事故
上記以外の事故

問い合わせ

火災

予防課 電話番号254-0356 ファクス256-7755

救急

消防救急課 電話番号254-1600 ファクス254-1607

救助

消防救急課 電話番号254-1601 ファクス254-1607


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政策財務部 広報課
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