「広報津」第355号(音声読み上げ)市からのお知らせ、歴史散歩。第171回。桃園の三地蔵、鎌倉時代の石仏

登録日:2020年11月16日


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市からのお知らせ

お知らせ

11月25日から12月1日までは犯罪被害を考える週間

市民交流課より 電話番号229-3252 ファクス227-8070

三重県では昨年4月に三重県犯罪被害者等支援条例が施行され、犯罪被害を考える週間を設けています。犯罪被害者等が平穏な生活を取り戻すためには、周りにいる私たちの寄り添う気持ちや配慮が必要です。一緒に犯罪被害者等を支える輪を広げていきましょう。

令和2年第4回津市議会定例会

議会事務局より 電話番号229-3222 ファクス229-3337

とき

いずれも10時から

ところ

津市議会議場または委員会室

その他

イベント

津市人権講演会・安濃人権フェスティバル

安濃総合支所地域振興課より 電話番号268-5511 ファクス268-3357

とき

12月5日土曜日12時45分から

ところ

サンヒルズ安濃ハーモニーホール

内容

山形弁研究家、タレントのダニエル・カールさんによる講演、人権標語などの発表・表彰

定員

300人(新型コロナウイルス感染症拡大防止のため縮小しています。)

子どもたちの学習成果の展示

教委教育研究支援課より 電話番号229-3528 ファクス229-3017

南地区小中美術展(久居・香良洲・一志・白山・美杉地域)
とき

12月5日土曜日9時から17時まで、6日日曜日9時から15時まで

ところ

久居総合福祉会館南館3階レクリエーションホール

中地区図工・美術展(津地域)
とき

12月5日土曜日と6日日曜日9時から16時30分まで

ところ

アストプラザギャラリー1と2

募集

パブリックコメント 津市地域防災計画修正案

危機管理課より 電話番号229-3281 ファクス223-6247

風水害等対策編、震災対策編、津波対策編、資料編に対するパブリックコメントを募集します。

閲覧場所

危機管理課、総務課情報公開室、各総合支所地域振興課、津市ホームページ

提出方法

直接窓口または郵送、ファクス、Eメールで危機管理課へ。郵便番号514-8611住所不要、Eメール229-3281@city.tsu.lg.jp

締め切り

12月11日金曜日

令和3年度市立認定こども園(1号認定)園児の二次募集

子育て推進課より 電話番号229-3167 ファクス229-3451

定員に満たない園の3歳児を募集します。

募集園(予定) 

香良洲浜っ子幼児園、白山こども園、一志こども園、芸濃こども園。
津市全域から申し込みできます。

募集人数

各園数人から10数人程度。定員を超えた場合は抽選です。

申し込み

印鑑を持参し希望園へ

申込期間

12月1日火曜日から4日金曜日まで

その他

市立認定こども園4歳児・5歳児、わたくしりつ認定こども園、市立・わたくしりつ幼稚園については各園へお問い合わせください。

津市スポーツ教室

スポーツ振興課より 電話番号229-3254 ファクス229-3247

からだほぐし教室
とき

来年1月7日・14日・21日、2月4日・18日いずれも木曜日10時から11時15分まで(全5回)

リフレッシュエクササイズ
とき

来年1月8日・15日・22日・29日、2月5日いずれも金曜日10時から11時15分まで(全5回)

ところ

三重武道館柔剣道場

対象

市内に在住・在学・在勤の人

定員

抽選30人

費用

2,500円(傷害保険料を含む)

申し込み

スポーツ振興課または、各総合支所地域振興課、久居体育館、津市スポーツ協会にある所定の用紙に必要事項を記入し、直接窓口またはファクスで提出

申込期間

11月16日月曜日から30日月曜日まで

お正月版 津市 森と緑の親子塾

林業振興室より 電話番号262-7025 ファクス264-1000

みえ森と緑の県民税市町交付金事業を活用しています。

とき

12月13日日曜日10時から15時まで

ところ

猪の倉温泉(白山町佐田)、アズキキングの森(白山町佐田)

内容

しめ飾り作り、丸太切り体験、クッブ体験など

対象

小学生と保護者

定員

20人程度

持ち物

昼食(施設内に飲食店有り)、飲み物、タオル、健康保険証。
動きやすい服装でお越しください。

申し込み

はがき、またはファクス、Eメールで、住所、参加者全員の氏名、電話番号、学校名、学年を林業振興室へ。郵便番号515-2603 白山町川口892、Eメール 262-7025@city.tsu.lg.jp

締め切り

11月27日金曜日必着

森林セラピーイベント

美杉総合支所地域振興課より 電話番号272-8082 ファクス272-1119

とき

12月6日日曜日9時から15時まで

ところ

美杉町丹生俣地内

内容

里山を歩くウェルネスウォーキング5。丹生俣。

定員

10人

費用

3,000円(昼食代を含む)

申し込み

電話で美杉総合支所地域振興課へ

申込期間

11月16日月曜日から27日金曜日まで

プラネタリウム はやぶさ2 リボーン

中央公民館より 電話番号228-2618 ファクス229-5150

小惑星探査機はやぶさ2の果敢な挑戦を、迫力の映像でお楽しみください。

とき

12月25日金曜日14時から15時までと、18時から19時まで

ところ

岡三デジタルドームシアターかぐらどうむ(中央)

対象

市内に在住・在勤・在学の4歳以上。
小学3年生以下は保護者同伴

定員

抽選各10組20人

申し込み

往復はがきで講座名、希望する時間、参加者2人の住所・氏名・年齢・電話番号を中央公民館へ申し込んでください。郵便番号514-0027大門7-15 津センターパレス2階。1通につき1組です。1人での申し込みはできません。

津市ホームページからも申し込み可能です。
ホームページは 津市令和2年度公民館講座 で検索してください。

締め切り

11月30日月曜日必着

親子料理教室 クリスマスワンプレートランチ

片田公民館より 電話番号・ファクス237-1513

とき

12月20日日曜日9時30分から12時まで

ところ

片田公民館

対象

市内に在住・在学の小学生と保護者

定員

抽選4組8人 子ども1人につき保護者1人

費用

1組につき 2,300円(材料費2,000円を含む)

内容

ケークサレ、クリスマスサラダ、スパイシーチキン

持ち物

エプロン、三角巾、手拭きタオル、布巾2枚、マスク、筆記用具、水分補給用の飲み物

申し込み

返信用はがきを持参し直接、または往復はがきで講座名、住所、氏名(ふりがな)、年齢、学校名、学年、電話番号、保護者の氏名を、片田公民館へ申し込んでください。郵便番号514-0082 片田井戸町17-2。1通につき1組です。
津市ホームページからも申し込み可能です。
ホームページは 津市令和2年度公民館講座 で検索してください。

締め切り

11月30日月曜日必着

親子ケーキ作り教室

白塚公民館より 電話番号・ファクス232-3043

とき

12月20日日曜日9時30分から12時30分まで

ところ

白塚公民館

対象

市内に在住・在学の小学生と保護者

定員

抽選8組16人 子ども1人につき保護者1人

費用

1組につき 1,500円(材料費1,200円を含む)

内容

クリスマスケーキ

持ち物

エプロン、三角巾、手拭きタオル、布巾2枚・3枚、マスク、水分補給用の飲み物

申し込み

返信用はがきを持参し直接、または往復はがきに講座名、住所、氏名(ふりがな)、年齢、学校名、学年、電話番号、保護者の氏名を、白塚公民館へ。郵便番号514-0101 白塚町5205。1通につき1組です。
津市ホームページからも申し込み可能です。
ホームページは 津市令和2年度公民館講座 で検索してください。

締め切り

11月30日月曜日必着

谷川ことすが書道コンクール

教委生涯学習課より 電話番号229-3251 ファクス229-3257

展示期間

来年2月27日土曜日・28日日曜日10時から16時まで
28日は13時30分から表彰式を開催、展示は15時まで

ところ

津リージョンプラザ3階生活文化情報センター(展示室)

対象と、課題

書道紙(縦67.5センチメートル、横17.5センチメートル)に縦書き

小学3年生

ことすが 

小学4年生

たまむし

小学5年生

反古塚

小学6年生

和訓栞

中学1年生

谷川士清

中学2年生

和語通音

中学3年生

日本書紀通証

申し込み

直接、新町会館内士清教室へ、または郵送で教委生涯学習課へ。郵便番号514-0035西丸之内37-8。1人につき1点まで。

申込期間

来年1月12日火曜日から16日土曜日消印有効。
新町会館内士清教室は13時から17時までです。

おわび

広報津10月16日号5ページに掲載の、三重県内男女共同参画連携映画祭2020インクレディブル・ファミリーの開催場所に誤りがありました。正しくは白山総合文化センターしらさぎホールです。おわびして訂正します。

南が丘地区社会福祉協議会の紹介。地域とつながる ボリューム41

南が丘地区社会福祉協議会 会長 當野 郁 さん

地域の特徴はなんですか

半田・垂水山・南が丘地域を合わせ約3,900世帯で、地域住民が学校運営に参画するコミュ二ティスクールの推進に努めており、学校支援ボランティア活動の参加者は年間延べ500人を超えています。

力を入れている活動はなんですか

ふれあいいきいきサロンを充実させ、高齢者の引きこもり防止や健康の維持・増進を図るとともに、民生委員・児童委員の皆さんの協力を得て高齢者を狙う詐欺に対する啓発活動を行っています。

今後の活動への思いを教えてください。

地域で輝く人材を増やしていこうをスローガンに、体育振興会と協力し、ゲーム大会や夏休み中のラジオ体操、市民清掃デーなど親子で参加できる活動をしたいと考えています。

問い合わせ

福祉政策課 電話番号229-3283 ファクス229-3334

12月のスポーツ施設一般公開(個人使用)

施設の内容(予約方法、使用可能種目、使用料など)について詳しくは各施設へ直接お問い合わせください。また、津市ホームページでスポーツイベントの予定や施設の利用(予約)状況が確認できます。

施設を利用する際、設備器具の準備・撤去は各自で行ってください。

サオリーナ

電話番号223-4655

利用時間

利用開始15分前から整理券を配布します。
場所はメインアリーナ(半面)となります。
バドミントン、バレーボールのネット張りのみ各自で行ってください。

種目別使用可能日
バドミントン 8面

1日火曜日、2日水曜日、8日火曜日、9日水曜日、15日火曜日、16日水曜日

バレーボール 1面、ソフトバレー 4面

3日木曜日、10日木曜日、17日木曜日

卓球(24台)

3日木曜日、4日金曜日、10日木曜日、17日木曜日、18日金曜日

久居体育館内卓球室

電話番号255-6081

利用時間
種目別使用可能日
卓球 3台

毎日。ただし、大会などで一般公開を中止する場合があります。

河芸体育館

電話番号245-3191

利用時間
種目別使用可能日
卓球 2台

毎日。ただし、大会などで一般公開を中止する場合があります。

芸濃総合文化センター

電話番号265-6000

利用時間
種目別使用可能日
バドミントン、ソフトバレー(アリーナ)、卓球(剣道場)

1日火曜日、8日火曜日、15日火曜日、22日火曜日

美里体育館

電話番号279-8123

利用時間
種目別使用可能日
ソフトバレー

8日火曜日

バドミントン

18日金曜日

安濃中央総合公園内体育館

電話番号268-0100

利用時間

18時から21時30分まで

種目別使用可能日
サブアリーナで卓球のみ。修繕のためメインアリーナでの一般公開中止

2日水曜日、9日水曜日、16日水曜日、23日水曜日

香良洲体育館

電話番号292-2498

利用時間
種目別使用可能日
バドミントン、ソフトバレー、卓球など

7日月曜日

一志体育館

電話番号293-5688

利用時間
種目別使用可能日
バドミントン、ソフトバレー、卓球など

12日土曜日、20日日曜日、26日土曜日

白山体育館

電話番号262-4363

利用時間
種目別使用可能日
バドミントン

7日月曜日

卓球

21日月曜日

ボートレース津&津インクル 12月の開催日程

スタンドおよび津インクル 津

スタンド メイン

スタンド デイ

スタンド モーニング

津インクルデイ

津インクル モーニング

津インクル ナイター

問い合わせ

事業推進課 電話番号224-5106 ファクス224-9944

歴史散歩 第171回 桃園の三地蔵、鎌倉時代の石仏

久居地域の桃園地区にある宝樹寺(牧町)、栄松寺(川方町)、光明寺(新家町)には、それぞれ鎌倉時代に造られた石造地蔵菩薩像が伝来しています。しかも、その制作年は全て正和3(1314)年で、制作年が明らかな石仏では県内最古のものであり、いずれも三重県指定有形文化財となっています。

宝樹寺の地蔵菩薩は右手に錫杖を、そして左手は膝の上に乗せて宝珠を持ち、右足を上に組んだ座像で、一つの砂岩から本体と光背を彫り出した総高約2メートルの像です。光背の左右には、正和三年甲寅八月廿九日建立之、願主左衛門少尉源幹重、と銘文が刻まれています。

栄松寺の地蔵菩薩は立像で、方形の凝灰岩から光背の形に彫り、厨子状になっています。その中の台座の上に立つ像高60cセンチメートルほどの像は、右手に錫杖、左手に宝珠を持っています。像の左右には正和三年甲寅八月十六日造立之、願主沙弥淪海、と銘文が刻まれています。

光明寺の地蔵菩薩も立像で、光背や台座を含めた像全体を2メートルほどの一つの砂岩から彫り出しています。他の2体同様に右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、光背の右側には正和三年甲寅八月廿四日 願主沙弥道観と刻まれています。建立者の沙弥道観は光明寺の住僧で、建武2(1335)年に亡くなったとされています。

この3体の地蔵菩薩はごく近い距離にあって、しかも制作年が同じであることから、何らかの関係があると思われます。また、像の材質が宝樹寺と光明寺は砂岩で、栄松寺は凝灰岩、形状も座像・立像でそれぞれ異なった彫り出し方である点も非常に興味深いものです。

これらは、その顔立ちの表現が似ていることから、作者は同一人と推定されますが、これだけ違う形式を制作できるということは、かなりの技術を持った石工と考えられます。

700年以上前に作られた鎌倉時代の石仏は、現在でもその表情の豊かさやふっくらとした量感を感じさせてくれています。


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