登録日:2021年10月1日
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三重短期大学は県内唯一の公立短期大学で、法経科、食物栄養学科、生活科学科の3学科で構成されています。学科構成やカリキュラム、入学試験の概要など、詳しくは大学案内をご覧ください。同短期大学ホームページでもご覧いただけます。
来年3月に高校を卒業する人、働きながら学びたい人、退職後にもう一度学びたい人など、皆さんからの出願をお待ちしています。
法律コースと経商コースの2コースがあり、法律・経済・経営など社会科学を学ぶことができます。
高校を卒業したばかりの人をはじめ、社会人や退職した人、主婦など幅広い年齢層の人が、法律・経済・経営など社会科学を学ぶことができます。
福祉・心理・住居・環境共生を中心に、生活科学について総合的に学べます。
食や栄養に関する分野について学ぶことができ、栄養士免許を取得することができます。
大学案内と募集要項(一般選抜・学校推薦型選抜・生活科学科の社会人特別選抜は昨年分入学試験問題を含む)は、無料で学生部などで配布しています。郵送を希望する場合は、希望する資料名を明記し、返信用封筒を同封して三重短期大学へ送付してください。郵便番号514-0112一身田中野157
なお、返信用封筒は、角形2号の封筒に切手を貼り、郵便番号、住所、氏名を表書きしてください。
出願書類は、各出願期間中に郵送または三重短期大学窓口で受け付けます。9時から17時まで。ただし、土曜日・日曜日、祝日・休日を除きます。
切手の額面 210円
切手の額面 390円
切手の額面 250円
切手の額面 390円
切手の額面 250円
切手の額面 390円
切手の額面 250円
切手の額面 250円
切手の額面 210円
切手の額面 390円
切手の額面 250円
受験を考える皆さんを対象に受験相談会を開催し、個別相談を行います。詳しくは同短期大学ホームページをご覧ください。
10月16日土曜日13時から15時まで
三重短期大学大学ホール
同短期大学ホームページから
10月1日金曜日から10日日曜日まで
三重短期大学学生部 電話番号232-2341 ファクス232-9647
津市長 前葉 泰幸
政府は4月に高齢者接種の7月末完了、5月に1日100万回接種、6月には希望者全員の11月末接種完了を目標に掲げ、新型コロナワクチンの接種を強力に推進しました。
津市は5月時点で週8,000回だった接種体制を6月に1万2,000回まで増強し、同月下旬から64歳以下の優先接種を開始しました。7月には週1万5,000回体制を構築したうえで、津市独自の優先接種対象を定め、子どもと接する機会の多い教員や保育士への接種を夏休み期間中に別枠で実施するなど、7月後半の接種数は週1万8,000回を上回るようになりました。
新型コロナウイルスのワクチンは、人口割合に応じて国が2週間ごとに配分する体制がとられています。ワクチンの輸入が本格化すると、政府は全国に接種のスピードアップを要請し、接種が進む自治体には、希望に応じてワクチンの上乗せ配分が行われるようになりました。
ところが、ファイザー製の輸入量が3割減少する7月期から9月期を前に、ワクチンの需給状況が一変しました。6月17日、津市に配分される7月前半2週分のワクチンは1万8,720回分にしかならないことが国から通知されたのです。その直前、6月後半4万2,120回分の半分にも満たない量です。単純計算で週9,000回分にしかなりません。
理由は明らかでした。政府の大号令のもと、各自治体が総力を挙げて接種を加速させた結果、全国の接種ペースにワクチンの供給が追い付かなくなったからです。
やむなく、国はワクチン117万回分を調整枠として、高齢者接種が順調に進み在庫が残り少なくなってきている自治体に配分する手法を導入しました。ところが、接種記録システムのデータを基にワクチンの使用率が大きいと判定され、追加配分を受けることになったのは、高齢化が進み規模が小さい町村がほとんどでした。一方で、人口の多い都市部は軒並み希望量を大幅に下回り、ワクチンの偏在がさらに進んでしまったのです。
7月12日、接種されていない在庫が市中に存在するはずだと考える国と、2回目接種分以外に余剰はないと反発する自治体の主張が食い違ったまま、全国市長会社会文教委員会がオンラインで開催されました。
出席した厚生労働省の幹部は、引き続き未接種在庫の活用と全国換算で1日120万回接種へのペースダウンを要請するばかり。接種計画の見通しが立たない市長たちの叫びに対し、確保の努力を約束するのが精一杯の状況でした。
当時、津市は16歳から64歳の市民に向け、接種券の発送を終えたところでした。現役世代への接種が始まる正念場でワクチンの供給が滞る不測の事態に、急遽、計画の再検討に取り掛かることにしました。
大前提とすべきは、日本の対象年齢の全国民が2回接種できるワクチンは確保されており、全体量が不足しているわけではないということです。加えて県内市長・町長との横の連携のもと、住民接種がハイペースで進む県南部では、これ以上の配分は求めていない自治体が多いことも承知していました。
数週間しのげば、ワクチン供給は正常化するはずです。その間のワクチン在庫の増減をシミュレーションし、津市としては、個別接種の増枠を求めるクリニックからの要望にはお応えできないものの、7月以降もペースを落とさず、計画通りに予約を受け付けることを決定しました。
その後しばらく、国のワクチン配分計画は迷走を続けました。人口の多い自治体では、集団接種会場の予約受付の停止を余儀なくされるケースが出てきたにもかかわらず、8月前半分のワクチン供給に関し、国は6週間分の在庫があるとみなした自治体の配分を1割減らしました。しかし、これは接種とデータの入力に時間差があった大都市がさらなる打撃を被る結果となりました。
国が方針を転換したのは、8月後半分の供給からでした。自治体の希望に応じてワクチンを配分する従来の手法を改め、12歳以上人口の8割に2回接種できるために必要な量に満たない分のワクチンを、10月までに各都道府県に配分することが通知されたのです。
三重県においても、8月後半分から県の裁量による調整枠の配分が始まりました。7月末時点における県内市町のワクチン配分率の平均は60パーセント。津市は55パーセント。松阪市以北の自治体が軒並み60パーセントを下回る一方、高齢化率が高い南勢東紀州は全て平均を上回り、配分率70パーセントから80パーセント台がほとんどでした。
この不均衡の是正に向け、県が北中勢の市町にワクチンを重点的に配分するようになると、津市への配送量も2週分2万5,000回程度に回復してきました。これを受け、津市は個別接種の増枠凍結を解除し、病院やクリニックの追加配送の要請に応じることを決定。週に1,000回程度、個別接種の予約枠を広げました。
9月後半分は3万回まで上積みされ、集団接種の増枠も可能になりました。10月からは、津センターパレスと久居インターガーデンの接種時間を木曜日・日曜日は18時まで、土曜日は21時まで延長し、若い世代の接種の加速化を図ります。さらに三重中央医療センター会場を追加で設置し、妊婦とそのパートナー、小・中・高校生専用の予約枠を確保しました。
ようやくワクチン需給バランスの着地点が明確になり、津市の接種計画の精度も上がってきました。本年分のワクチンは10月中に輸入が完了する見通しです。入荷状況を注視し、必要量の確保と迅速な接種に努めてまいります。