「広報津」第384号(音声読み上げ)まちの情報ひろば、市長コラム 公園にも民の力を

登録日:2022年2月1日


このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。


10ページ目から12ページ目まで

まちの情報ひろば

募集

三重武道館 武道教室体験会

種目と とき(3月)
弓道
柔道
剣道
居合道
合気道
太極拳
なぎなた
空手道
ところ

三重武道館

対象

新小学1年生以上。ただし、合気道は新小学4年生以上、弓道は新中学1年生以上。

申し込み

2月7日月曜日から22日火曜日までに直接窓口または電話、ファクスで氏名、年齢、電話番号、参加種目を、三重県武道振興会へ。津市産業・スポーツセンター内、電話番号229-2100、ファクス229-2123。日曜日、祝日を除く。

スポーツ指導者講習会2021

とき

2月27日日曜日9時30分から12時まで

ところ

メッセウイング・みえ2階大研修室

内容

中京大学スポーツ健康科学科教授の中野貴博さんによる講義。タイトルは、子どもの体力の現状や運動の有効性に基づくスポーツ振興についてです。

対象

市内に在住・在勤・在学でスポーツ指導者および指導者を目指している人やスポーツに興味がある人

定員

50人程度

申し込み

2月21日月曜日までに直接窓口または郵送、ファクス、Eメールで住所、氏名、年齢、専門種目、電話番号を、津市スポーツ協会へ。郵便番号514-0056北河路町19-1メッセウイング・みえ1階、ファクス273-5588、Eメールmail.tsuspokyo@gmail.com

問い合わせ

同協会 電話番号273-5522

津市民ゴルフ春季大会

とき

3月24日木曜日7時30分から

ところ

一志ゴルフ倶楽部(一志町大仰)

対象

市内に在住・在勤・在学の小学4年生以上

定員

先着45組180人

費用

参加料1,000円とプレー代(税別で一般6,800円、高校生以下2,600円)

申し込み

2月21日月曜日から3月18日金曜日までに電話またはファクスで津市ゴルフ協会事務局へ。電話番号237-1095、ファクス237-3621

健康

認知症の人と家族の会 津地区つどい

認知症の人や家族介護者、専門職等が集まり、介護の悩み解決に向けて意見や情報を交換します。

とき

2月12日土曜日10時から12時まで

ところ

新町会館研修室1

対象

認知症の人や家族介護者

定員

30人

費用

300円(認知症の人は無料)

申し込み

同会三重県支部担当へ。電話番号090-6462-8365

薬を知る講座

とき

2月20日日曜日10時から12時まで

ところ

津リージョンプラザ3階生活文化情報センター(展示室)

内容

アレルギーについてをテーマに薬剤師による薬の効能の解説と個別相談など

定員

先着20人。予約は不要です。

問い合わせ

津薬剤師会 電話番号255-4387

暮らしの保健室

とき

2月17日木曜日10時から12時まで

ところ

県立看護大学(夢が丘一丁目)

内容

看護師・保健師による健康相談、フットケア

問い合わせ

同大学 電話番号233-5655

みかん大 よりみちカフェ

とき

2月17日木曜日13時30分から15時まで

ところ

県立看護大学(夢が丘一丁目)

内容

看護師・保健師とのゲームやおしゃべり

問い合わせ

同大学 電話番号233-5655

転倒予防教室

とき

2月24日木曜日

 1回目と2回目は同じ内容です。

ところ

津センターパレス地下1階市民オープンステージ

内容

転倒予防体操、生きがいづくりで認知症予防につての講話

対象

市内に在住の65歳以上

定員

各35人

申し込み

津市社会福祉協議会へ。電話番号213-7111

無料相談

確定申告税務相談会(予約が必要)

確定申告の相談に税理士が答えます。相談には過去2年分の確定申告書の控え、マイナンバーが分かるもの、本人確認書類など関係書類を持参し、あらかじめ決算書の作成や医療費などの集計をおこなっておいてください。

とき

2月12日土曜日・16日水曜日・17日木曜日・18日金曜日・21日月曜日・22日火曜日・24日木曜日・25日金曜日・28日月曜日の9時30分から16時まで

ところ

津税理士会館1階(広明町)

対象

事業・不動産・給与所得者など(譲渡所得などを除く)の小規模納税者

定員

1日につき14人。ただし、12日は30人。

申し込み

2月1日火曜日から同会館へ。電話番号226-3222

司法書士による相談会

とき

2月16日水曜日13時30分から16時30分まで

ところ

市 本庁舎

内容

相続(相続税を除く)、多重債務、金銭問題など

定員

8人(新規優先)

申し込み

2月8日火曜日8時30分から地域連携課へ。電話番号229-3105

相続・遺言に関する県下一斉電話相談会(当日のみフリーダイヤル0120-13-4442)

とき

2月20日日曜日13時から16時まで

内容

遺産相続のお悩み・遺言書の書き方など

問い合わせ

三重県司法書士会事務局 電話番号224-5171

犯罪被害者相談

とき

毎週月から金曜日10時から16時まで。ただし祝日・休日、年末年始を除きます。

ところ

みえ犯罪被害者総合支援センター(栄町一丁目)

内容

犯罪の被害に遭った人や家族の相談。
電話相談や法律相談(予約制)などもあります。

問い合わせ

同センター 電話番号221-7830

法的な困りごとは法テラスへ

とき

毎週月曜日から金曜日9時から21時まで、土曜日9時から17時まで。ただし祝日・休日、年末年始を除きます。

内容

法的トラブルの解決に役立つ法制度や相談窓口の情報提供

問い合わせ
法テラスサポートダイヤル(法的トラブル)

電話番号0570-078374

法テラス犯罪被害者支援ダイヤル

電話番号0570-079714

社労士による労働相談(予約が必要です)

とき

毎週水曜日13時から16時まで。ただし祝日・休日、年末年始を除きます。

ところ

三重県社会保険労務士会(島崎町)

内容

解雇、賃金、職場でのハラスメント、人事、配置転換、労働契約などの相談

申し込み

同会総合労働相談所へ。電話番号228-6064

不動産相談所(面談は予約が必要です)

とき

毎週月曜日・火曜日・木曜日・金曜日10時から12時まで、13時から15時まで。ただし祝日・休日、年末年始を除きます。

ところ

三重県不動産会館(上浜町一丁目)

内容

不動産取引などに関する相談(電話相談もできます)

申し込み

月曜日から金曜日10時から12時まで、13時から15時までに三重県宅地建物取引業協会津支部へ。電話番号227-1010

交通事故面談相談(予約が必要)

とき

毎週火曜日・金曜日。ただし祝日・休日、年末年始を除きます。相談時間は予約時にお問い合わせください。

ところ

三重弁護士会館(中央)

内容

交通事故に関する相談

申し込み

毎週月曜日から金曜日9時から17時までに同弁護士会へ。電話番号228-2232

久居体育館・サオリーナでホームゲームを開催

津市がスポーツ振興などに関する包括協定を締結して応援しているバレーボールチーム、ヴィアティン三重の試合が久居体育館・サオリーナで開催されます。

ぜひご観戦ください。

2021、2022 Vリーグ ディビジョン2
ヴィアティン三重バレーボール ホームゲーム

ときと対戦チーム
ホームゲーム会場

3月5日土曜日、3月6日日曜日の会場は久居体育館、3月12日土曜日、3月13日日曜日の会場はサオリーナ

その他

試合について、詳しくはヴィアティン三重ファミリークラブまでお問い合わせください。電話番号0594-87-6009

問い合わせ

スポーツ振興課 電話番号229-3254 ファクス229-3247

市長コラム 公園にも民の力を

津市長 前葉 泰幸

中勢グリーンパークは、産業団地 中勢北部サイエンスシティの一角にある県内最大規模の総合公園です。

親子で遊べる人気スポット

平成13年にその一部を開園して以降、これまで約38.7億円をかけ芝生広場や大型遊具、幼児用の遊び場などを継続して整備してきました。

豊かな自然に囲まれた総面積28.3ヘクタールの広大な敷地はレクリエーション、スポーツ、イベントなどさまざまな用途に利用され、幅広い年代の方に親しまれています。

課題は利用者ニーズへの対応

年間12万6,000人を数える来場者からは、原っぱやアスレチックなどで子どもたちが思い切り遊べる、ウォーキングや犬の散歩に最適といったお声を頂く一方で、日陰が少ない、飲み物が買えないなどといったご不満も寄せられます。子どもが迷子になった時どこに申し出たらよいのか分からないという、大規模公園として備えるべき機能の不足も指摘されていることから、津市は平成29年春、基盤整備が終了した未開園エリアに売店や休憩所を備えた管理棟を建設することを決めました。

予算確保の壁

しかし、新たに事業計画を作成し、建設費の2分の1の国交付金の獲得に向け県に要望書を提出したところで、交付金の財源不足という問題に直面することになりました。

その頃、津市は香良洲高台防災公園、千歳山への進入路ともなる岩田池公園、国体会場となる津球場公園内野球場の整備がそれぞれ本格化する時期にありました。そこに中勢グリーンパークの管理棟建設費を加えると、津市が配分を求める交付金の額は年間2,000万円程度から1億円以上に跳ね上がります。全国的に都市公園整備にかかる交付金予算の確保が年々厳しさを増す中、県が国に対し増枠を求めることは極めて困難であるとの見解が示されたのです。

中勢グリーンパークは、都市計画が決定した平成9年より整備を継続しているものの、開園しているのは未だ半分の14.5ヘクタールです。ここで事業を中断するわけにはまいりません。

同年8月、国の公園担当の専門官に事情を説明しようと、国土交通省中部地方整備局を訪問したところ、このほど創設されるに至った官民連携事業を活用してみてはどうかと勧められました。

突破口は民の力で

ちょうど2カ月前に都市公園法が改正され、津市と同様に公園事業予算の不足に悩む自治体に向け、民間資金の導入により財政負担の軽減を図るパークピーエフアイという制度が創設されたところでした。

この制度は、都市公園の事業目的利用の規制を緩和し運営期間や建ぺい率などの特例措置を設けることで、採算がとれるビジネスを展開できる環境を整え、民間事業者に公園運営への参画を促すものです。

自治体は、まず公募で都市公園内に売店や飲食店など収益を生む施設を設置・管理する民間の事業者を選定し、その事業者が公園内の特定エリアに収益施設と広場や園路、植栽などの公共施設を一体的に整備します。整備費用については、収益施設の全額に加え、公共施設の1割以上を民間事業者が負担することが求められることから、自治体は9割以下の負担で公園整備が可能になる仕組みです。

新制度を推進するため、国は自治体負担の2分の1を交付する予算を別枠で確保しており、中勢グリーンパークの整備事業がその対象と認められれば、国交付金の重点配分を受けることが可能になります。

新事業は入念な調査から

津市は、中勢グリーンパークの未開園エリアに、このパークピーエフアイ事業を活用する方針を固め、事業化の可能性調査を開始しました。来園者へのアンケート調査で利用者のニーズを改めて確認したうえで、平成31年3月、サウンディング型市場調査を実施したところ13者のエントリーがありました。

公園の施設整備や運営管理、収益事業の展開に関心のある小売、飲食、サービス、物流・倉庫、遊具、スポーツ、農業生産、警備・清掃、造園、建設、リースなど幅広い業種から多彩なご提案をいただき、2回にわたって詳細な個別対話も行いました。9月には実証実験としてグルメ祭りや参加型イベントを開催し、4,000人の来場者の反応を探りました。

津市のパークピーエフアイ活用プラン

調査の結果、来園者のニーズに応える収益施設の整備が民間のビジネスとして成り立つ確証が得られたことから、令和3年1月、津市は中勢グリーンパークへのパークピーエフアイ導入に向け事業者の募集を開始しました。

カフェなどの収益施設の建設費用全額と、管理棟、トイレ、屋根のある日陰施設、芝そりゲレンデなど津市が設置を希望する公共施設の整備費用についても1割以上を民間事業者がその収益を還元するかたちで負担し、津市の負担額の上限を1億5,300万円とするプランです。

同年7月、審査の結果、不動産賃貸、農園、建設の3社が構成する企業グループが選定され、新たなエリアにはドッグランやバーベキューゾーン、多目的広場やキッチンカーエリアを含む施設が整備されることになりました。来年春のオープンを目指して間もなく工事が始まります。

20年余り整備を続ける中勢グリーンパークに、開園当時は考えられなかった斬新な手法で、官民連携のプロジェクトが展開されます。民の力を活用して公費投入を抑制しつつ、来園者には質の高いサービスを提供するため、津市におけるパークピーエフアイ事業を堅実に進めてまいります。


前のページへ

 

第384号の目次へ


このページに関するお問い合わせ先
政策財務部 広報課
電話番号:059-229-3111
ファクス:059-229-3339
メールアドレス:229-3111@city.tsu.lg.jp