「広報津」第397号(音声読み上げ)つニュース、シリーズ人権 第98回 子どもにとって一番良いこととは

登録日:2022年8月16日


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つニュース

つニュース1、9月1日は防災の日、8月30日から9月5日までは防災週間 いざというときに備え、日頃から防災対策を

自然災害による被害を軽減するためには、日頃から防災意識を持って、必要な備えをおこなっておくことが重要です。地域や各家庭での備えを再確認しましょう。

家族や地域で話し合いましょう

日頃からハザードマップを活用し、周辺の危険箇所や避難経路、避難場所等を確認するほか、非常持ち出し品の準備・点検、災害時の連絡方法、身の回りの安全対策など、家族や地域の皆さんと話し合っておくことが大切です。

非常持ち出し品の例

非常食、飲料水、携帯ラジオ、懐中電灯、モバイルバッテリー、マスクや消毒液などの感染予防品、救急医療品、常備薬、貴重品(通帳、印鑑)、現金など。そのほか各家庭で必要な物をそろえましょう。

マイ・タイムラインを作りましょう

マイ・タイムラインとは、台風の接近などによる河川の氾濫に備えて、あらかじめ必要な防災行動を取りまとめた一人一人の避難行動計画です。

いざという時に慌てないため、事前にマイ・タイムラインを作り、いつでも見えるところに張っておきましょう。
詳しくは国土交通省のホームページをご覧ください。

マイ・タイムラインの作り方
ステップ1 地域の水害リスクを知ろう

洪水ハザードマップを確認して、自分が住んでいる地域のリスクを調べましょう。

ステップ2 必要な備えを考えよう

台風が発生してから河川が氾濫するまでの流れや避難所の確認など、必要な備えを考えましょう。

ステップ3 避難のタイミングを考えよう

どのタイミングで、どのような防災行動をとるかを考えましょう。

ステップ4 避難行動を書き出そう

ステップ1から3までを国土交通省の様式を参考にまとめましょう。

問い合わせ

防災室 電話番号229-3104 ファクス223-6247

つニュース2、森林セラピーイベント 参加者募集

ストレスの緩和や免疫力の向上など、健康への有効な効果が期待される森林セラピー。気持ちよく歩いて健康な体作りをしませんか。

申し込み

電話で美杉総合支所地域振興課へ

おまかせセラピー ネイチャーゲームを楽しもう

こけむした大洞山石畳コースで森林安息やネイチャーゲームを楽しみませんか。

とき

9月17日土曜日10時から15時30分まで

ところ

大洞山石畳コース

定員(先着)

10人

費用

3,500円(昼食代、保険料を含む)

申込期間

8月22日月曜日から9月2日金曜日まで

レッドヒル ヒーサーの森で森林セラピーイベント

森林浴の魅力を気軽に体験しませんか。市街地から近い自然豊かな森でひとときのリラックスを。

とき

9月23日金曜日・祝日

  1. 10時から12時まで
  2. 13時から15時まで
ところ

レッドヒルヒーサーの森(高野尾町)

定員(先着)

各15人

費用

1,300円。ただし中高生1,050円、小学生以下800円。

申込期間

8月29日月曜日から9月9日金曜日まで

第10回ノルディックウォーキングフェスティバル

ポールを使ったノルディックウォーキングで、森林セラピーコースを気持ちよく歩いてみませんか。

とき

10月2日日曜日9時から15時まで

ところ

君ケ野ダム湖畔コース

定員(先着)

100人

費用

1,500円(昼食代、保険料を含む)

申込期間

8月29日月曜日から9月22日木曜日まで

問い合わせ

美杉総合支所地域振興課 電話番号272-8082 ファクス272-1119

シリーズ人権 第98回 子どもにとって一番良いこととは

私は小学校低学年の子ども2人を持つ父親です。子どもたちは放課後や休日に、プールとピアノ、体操教室に通っていて、忙しい日々を過ごしています。習い事には、将来の可能性を広げたり、物事をやりとげる達成感を味わえたりと、良い面がたくさんあると考えています。また、子どもには習い事を通じて継続して努力する力や、簡単に諦めない粘り強さを身に付けて欲しいとも願っています。

普段は前向きに通う子どもたちですが、時々習い事に行きたくないと言う日があります。そんな日はおやつで気分転換をさせるなどしていますが、どうしてもダメな日は無理に行かせず、休ませるようにしています。子どもには、習い事に対して自発的であって欲しいと考えており、本当に苦手だったり、合わなかったりするなら辞めてもいいと思っています。しかし、そうすることは甘やかしすぎではないかとも思っています。

小さな子どもはその場限りの判断をすることも多く、ある程度大人が将来を見通して関わってあげることが必要だと考えていますが、その関わり方の加減を日々悩んでいました。それは、子どもの権利条約においてうたわれている子どもの最善の利益と子どもの意見の尊重、まさにこの2つの間の葛藤でした。

ある日、子どもに、習い事に行きたくない日ってどうして行きたくないの、と聞いてみました。すると、疲れているから、とか、他にしたいことがあるから、などの答えが返ってきました。次に、行きたくないのに行っている日はどうして、と聞いたところ、父ちゃんや母ちゃんに怒られるから、という答えが返ってきました。

思い返すと、子どもに注意をする場面で、そんなことしたら母ちゃんに怒られるぞ、とパートナーの名前を出し、自分は味方でいるようなずるい言い方をしていました。また、継続して努力する力を身に付けて欲しい、簡単に諦めない粘り強さを身に付けて欲しい、という親の願いを伝えていなかったことにも気付きました。日々、子どもの意見をできるだけ尊重して物事を決めているつもりでしたが、子どもは自然と親の顔色をうかがって行動をしているのだと思いました。

今後は、自分自身の言葉で子どもと対話し、親としての願いを伝えるよう心がけるとともに、本当の思いを聞き取れるよう、しっかりと子どもの声に耳を傾けてみようと思います。そうすることで、子どもの意見を尊重しつつ、子どもにとっての最善の利益を選択することにつながっていくのだと思います。(30代、男性)

人権豆知識

子どもの権利条約

人は誰もが生まれながらにして権利を持っており、それは子どもも同じです。子どもの権利条約では、子どもも権利の主体であることを明確にし、子どもが自分らしく生き生きと暮らしながら健やかに成長するために必要な権利を定めています。


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