「広報津」第398号(音声読み上げ)表紙、ラムちゃんパークに行こう 榊原温泉 湯の瀬、シロモチくんとゴーちゃんが語る津市政

登録日:2022年9月1日


このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。


表紙から5ページ目まで

表紙

広報津 令和4年9月1日 第398号

榊原温泉郷に湯の瀬ラムちゃんパークがリニューアルオープン

ヒツジ巻きの榊原幼稚園児がラムちゃんパークをPR。特集をチェックして榊原温泉郷に行こう。

榊原幼稚園の園児のコメント

温泉も、ごはんも、キャンプも、お泊まりも、買い物もできるよ

ラムちゃんパークに行こう 榊原温泉 湯の瀬 特集パート2

8月28日、榊原温泉湯の瀬が総事業費12億円をかけてリニューアルオープン。名湯・榊原温泉を気軽に楽しめる温浴施設のほか、キャンプ場や福祉型滞在施設、レストランなどを備えた観光施設に生まれ変わりました。パート2では、地元の榊原幼稚園の園児が、湯の瀬(愛称 ラムちゃんパーク)の魅力をご紹介します。

キャンプでのんびり

きれいで使いやすいたき火棟と水場があります。

園児のコメント

温泉があるキャンプ場、最高。広々空間と榊原の自然に癒やされる。
バーベキュー棟でラム肉や地元の食材を食べよう

利用料金(1泊当たり)

オートキャンプ1区画7,000円、キャンプ1区画3,000円

お泊まりでゆっくり

介助・介護が必要な人の福祉型滞在施設です。

宿泊者専用のバリアフリーの貸切風呂は2種類あります。
リフト付きのジャグジーで安心です。

宿泊費(1泊当たり)

温浴施設でまったり

小上がり

園児のコメント

待ち合わせや休憩、食事に利用できる小上がりスペースは解放感あふれる

レストラン

園児のコメント

榊原の味が楽しめるよ

大浴場

園児のコメント

ヒノキのサウナでととのうね。
源泉はぬる湯でいい気持ちだよ。
大浴場には広い湯船のほか、サウナ、露天風呂も。2つの浴場は入れ替え制だよ。

入浴料

一般550円、65歳以上350円。ただし土曜日・日曜日、祝日・休日は100円増。

指定管理者のおすすめポイント

県内初の福祉型滞在施設を備えた、 榊原の自然と名湯を満喫できる施設

湯の瀬 総支配人 株式会社マザーズ 重松 万里さん

美肌の湯として名高い榊原温泉郷に県内初の福祉型滞在施設を備えた市営温浴施設湯の瀬がリニューアルオープン。介助・介護が必要な障がい者や高齢者の皆さん、そしてご家族が、旅行を諦めることなく特別な時間を安心して過ごせる場所です。

新しい湯の瀬ではキャンプ場やバーベキューブースも併設。榊原の自然の中で思いっきりアウトドアを楽しんだあとは、榊原温泉のお湯につかり、心と体を癒やしてください。

また、湯の瀬の愛称ラムちゃんパークは、羊に親しんでいただくテーマパークとして名付けました。ラム肉を使った食育や健康増進、アンチエイジングなどのさまざまな体験ができる施設を目指します。

皆さんのお越しをお待ちしています。

ヒツジ巻きで湯の瀬に遊びに行こう

ヒツジ巻きの作り方

園児たちが頭に巻いているのは、日本3大タオルと称され津市が誇るおぼろタオルで作ったヒツジ巻き。
ヒツジ巻きはお風呂上がりの濡れた髪を包み込むのにぴったりです。ぜひ以下のとおりヒツジ巻きを作って、ラムちゃんパークへ遊びに来てください。

  1. タオルを3つ折にします
  2. 両端を外側に巻いていきます
    巻く回数でサイズを調整してね。
  3. 真ん中を広げて頭にかぶり完成
羊のコメント

おそろいだね

湯の瀬の概要・問い合わせ

榊原温泉 湯の瀬(愛称 ラムちゃんパーク)

住所

榊原町6103

電話

252-1313

営業日

年中無休。

ただし温浴施設は8時から21時までで、毎月第3金曜日はメンテナンスあり。

予約

福祉型滞在施設・オートキャンプ場・キャンプ場は、電話またはホームぺージから予約してください。
ラムちゃんパーク で検索してください。

整備期間

平成29年度から令和4年度まで

総事業費

12億63万円

財源

問い合わせ

久居総合支所地域振興課 電話番号255-8846 ファクス255-0960

シロモチくんとゴーちゃんが語る津市政 ボリューム39 土地利用最適化と耕作継続に向けて取り組んでいます。農業の課題解決のため、みんなで考える

平成から令和に時代が流れ、地域農業の課題も変わりつつあります。この課題の解決を目的に、農業関係機関の5者が徹底的に話し合う場、令和版営農会議がスタートして3年が経過しようとしています。この会議の取り組み状況についてゴーちゃんがシロモチくんに尋ねました。

ゴーちゃんの発言。令和版営農会議ってどんな会議なのかな。

しろもちくんの発言。令和版営農会議は、令和元年10月に、農業関係者が集まって地域の農業課題について話し合う場としてスタートした会議だよ。津地域の北部と中央、南部、各総合支所の地域ごとに全部で12の会議を設置して定期的に話し合っているよ。

ゴーちゃんの発言。地域ごとに設置しているんだね。でも、なぜ設置することになったのかな。

しろもちくんの発言。元々、各農業関係機関は農家や地域の声を聞いてそれぞれができることをしっかりとやってきたんだ。だけど、あくまでそれぞれが独立した機関として動いていて、農家や地域にしてみると相談した先ができる仕事の範囲でしか話ができずに、それぞれの関係機関だけの取り組みで終わっていたんだ。これでは地域の農業が抱える課題の本質的な解決にはつながりにくいし、とても時間がかかってしまうんだよ。でも、令和版営農会議では関係者が同じ場所に集まり、互いに顔の見えるところで農家や地域の声を聞くことで、それぞれができることを組み合わせて、地域農業の課題解決を早めることができるんだ。

ゴーちゃんの発言。参加者同士の距離が縮まることも大事だね。どのくらいの頻度で開催しているのかな。

しろもちくんの発言。農業が忙しい時期を避けて、7月頃、10月頃、2月頃の年3回程度開催しているよ。

ゴーちゃんの発言。どんな人が参加しているのかな。

しろもちくんの発言。地域の農業について話し合うことが目的だから、関係機関として農業委員、農地利用最適化推進委員、農協、三重県(津地域農業改良普及センター)、津市の5者が集まっているんだ。

ゴーちゃんの発言。いろんな関係者が参加しているんだね。会議ではどんなことを話し合っているのかな。

しろもちくんの発言。農業の課題解決に向けて何ができるかを5者が得意とする部分を役割分担しながら、知恵を出し合っているよ。農業課題と言うと多くの地域で共通するものもあれば、その地域独特の課題もあって、それぞれの地域での重要度や優先度によって話し合う内容が変わることもあるよ。

ゴーちゃんの発言。話し合うことで解決に向かっているものはあるのかな。

しろもちくんの発言。令和2年度以降は多くの地域で人・農地プランの作成を進めることがみんなで話し合われたんだ。

ゴーちゃんの発言。人・農地プランって何かな。

しろもちくんの発言。人・農地プランは、言い換えると地域農業の将来像のことだよ。今、農業集落では個人農家がどんどん減っていて、耕作されない農地が増えているんだ。一般的に自分で耕作できない人は、大きな農家に農地を預けて耕作を継続してもらうことが多いんだよ。でも、大きな農家が近くにない場合や、貸し借りがうまくいかない場合は、耕作放棄地となってしまうことがあるんだ。そのままでは、地域の農地は荒れてしまって、農業環境や生活環境にも良くない影響を及ぼしてしまう。そうならないよう令和版営農会議で、地域の農地を将来にわたって維持管理するためにどうすればいいのかを話し合っていて、その結果をまとめたものが人・農地プランなんだ。市内では66地区で人・農地プランが作成済みで、このうち46地区は令和版営農会議での話し合いを踏まえて地域で作成されたものだよ。

ゴーちゃんの発言。令和版営農会議で人・農地プランの話し合いをすることは地域農業に必要なことなんだね。

しろもちくんの発言。そうだね。まずは、令和版営農会議で人・農地プランの重要性を共有して、農業委員、農地利用最適化推進委員をはじめ、地域で人・農地プランの作成を進めていくことになるんだ。令和版営農会議で意見を交換したり、他の地域の状況を聞いたりすることで、令和版営農会議の参加者が同じ方向を向いて地域の支援を行うことができるんだ。

ゴーちゃんの発言。地域で人・農地プランを作るメリットはどんなことがあるのかな。

しろもちくんの発言。人・農地プランは地域農業の将来像だから、地域の人が現状や将来像を共有できることが最も大きなメリットの1つだよ。ほかにも最近は国の補助事業などを受ける時に、人・農地プランを作成した地域が有利になるようなものが多くなってきているんだ。その地域で農地を預かる大規模農家にとっても耕作を続けるためには、人・農地プランは重要になってくるよ。

ゴーちゃんの発言。ほかにも令和版営農会議で解決につながっているものはあるのかな。

しろもちくんの発言。例えば、津南部地域、久居地域、一志地域、香良洲地域では、水田で多くの被害が見られるジャンボタニシの対策について話し合ったんだ。そこでジャンボタニシ捕獲ワナの試作や農家向けに駆除方法の説明会を行ったり、捕獲ワナを配付して実際に使ってもらったりしているよ。ほかにも、香良洲地域や美杉地域を中心に、農作物に対する獣害対策について話し合われて、結果として3つの獣害対策協議会が発足したんだ。

ゴーちゃんの発言。これからの令和版営農会議はどうなっていくのかな。

しろもちくんの発言。令和版営農会議の参加者からは、継続すべきだという意見が多く出ていて、有意義な場として今後も活用していくつもりだよ。耕作放棄地の解消や発生防止、地域農業のリーダーやコーディネーターの育成などの地域農業の課題はすぐに解決できるものばかりじゃないから、定期的に話し合って、いろんな知恵を出し合うことが重要だと思うんだ。令和版営農会議をそんな場として継続することが、地域農業の課題解決の近道になるんじゃないかな。

ゴーちゃんの発言。令和版営農会議は、農業に関わる人がみんなで力を合わせて問題を解決していく仕組みなんだね。これからも令和版営農会議の取り組みを通じて、津市の地域農業が発展していくといいね。

人・農地プラン作成地区数

問い合わせ

農林水産政策課 電話番号229-3172 ファクス229-3168
 


 

次のページへ

第398号の目次へ


このページに関するお問い合わせ先
政策財務部 広報課
電話番号:059-229-3111
ファクス:059-229-3339
メールアドレス:229-3111@city.tsu.lg.jp