登録日：2022年10月1日
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保護者の病気や養育困難、または保護者がいないなど、さまざまな事情で保護者と一緒に暮らすことができない子どもを、自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情をもって養育する人を里親といいます。
保護者と生活ができるようになるまで、または自立して生活できるようになるまで（原則18歳まで）養育する里親です。養育期間は1カ月未満の場合もあれば、数年間の場合もあります。
虐待を受けた子ども、非行傾向のある子ども、障がいのある子どもなど、特に専門的な支援が必要な子どもを養育する里親です。
養子縁組によって子どもの養親となることを希望する里親で、養子縁組が成立するまで里親として養育します。
死亡や行方不明などにより、保護者が子どもを養育できなくなった場合に、子どもの扶養義務者である親族（祖父母など）が里親として養育します。
お住まいの地域の児童相談所にご相談ください。里親制度について説明します。津市は中勢児童相談所 電話番号231-5666
里親制度などに関する研修（座学3日間）を受講します。
研修は一部免除される場合もあります。
児童相談所の担当職員が家庭訪問し、家庭環境、経済状況、健康状態などに関する調査を行います。その後、要件を確認した上で、里親認定申請書を提出していただきます。
県内の乳児院または児童養護施設での実習（2日間）を受講します。
県社会福祉審議会での審査を経て里親として認定されると、里親名簿に登録されます。
里親登録後、児童相談所が子どもの条件や里親の状況などを考慮し、子どもにとって最適な環境と里親家庭を選びます。
里親制度を広く知ってもらうため、県内各地で里親説明会や里親出前講座が開催されています。里親説明会では、実際に子どもたちと暮らしている里親のお話を聞くこともできます。また、里親出前講座は、地域の会合や会社の研修会など少人数でも無料で開催できます。
里親説明会のスケジュールや里親出前講座について、詳しくは三重県ホームページをご覧いただくか以下へお問い合わせください。里親月間をきっかけに里親制度について学んでみませんか。
三重県児童相談センター総務・家庭児童支援室
郵便番号514-0113一身田大古曽694-1、電話番号231-5669
こども支援課 電話番号229-3284 ファクス229-3451
以前と比べてエスディージーズ（サスティナブル デベロップメント ゴールズ、持続可能な開発目標）という言葉をよく耳にするようになり、今では多くの人がエスディージーズのロゴやカラフルなアイコンを目にしたことがあるのではないでしょうか。
エスディージーズとは、2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な開発のための2030アジェンダに記載されている国際社会全体の目標のことです。貧困、教育、ジェンダー、エネルギー、生産・消費、気候変動など17の目標があり、2030年までの達成を目指しています。
エスディージーズの目標はばらばらのものではなく、全てがつながっていて、経済・社会・自然環境の3つのバランスを考えながら取り組むということがエスディージーズの特徴の一つです。
下の図は（注、音声読み上げ版では掲載していません）エスディージーズウェディングケーキモデルという考え方で、エスディージーズの目標を3つに分類し、生物圏（自然環境）を土台として社会圏が成り立ち、社会圏が経済圏を支えるという形で互いに関連していることを分かりやすく表しています。そして、重要な点は、目標17のパートナーシップで目標を達成しようが中心を貫いて頂点にあることです。さまざまな関係者が連携することによって経済圏・社会圏・生物圏（自然環境）の各目標を達成し、持続可能な社会を作り上げることができるということを表しています。
エスディージーズの達成には世界中の国々の連携が必要であるように、各国でも特定の誰かだけがエスディージーズの達成に向けて努力するのではなく、個人、行政、企業など関係者全てが連携して取り組むことが必要です。津市でも、1人でも多くの人がエスディージーズへの理解を深め、連携して持続可能なまちづくりを進めていけるよう、普及啓発や情報発信に取り組んでいきます。
政策課 電話番号229-3101 ファクス229-3330