「広報津」第404号(音声読み上げ)水道だより

登録日:2022年12月1日


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折り込み紙1

水道だより

私たちの暮らしの中の水道 ボリューム18
令和4年12月1日発行
上下水道管理課 電話番号237-5811 ファクス237-5819

身近にある水道について知っていただくために、水道事業の現状・課題・経営状況をシリーズでお伝えしています。今回は水道事業会計の令和3年度の決算状況を見ていきます。

令和3年度決算を見てみよう

収益的収支と資本的収支のグラフ

収益的収支
収益的収入の内訳
収益的収入の支出の内訳
資本的収支
資本的収入の内訳
資本的支出の内訳
不足額

18億172万8,184円

収入の不足分は、減価償却費などで得られた資金で補いました。

業務量の概要

令和4年3月31日時点

グラフの概要

男の子のコメント。令和3年度決算が出たんだね。以前から経営が厳しいと聞いているけど、今回はどうだったのかな。

先生のコメント。資本的収支の不足額が約18億円で、厳しい経営が続いているよ。この不足額は資金収支を伴わない補填額(減価償却費と長期前受金戻入の差額など)や純利益などを積み立てた貯金を取り崩して支払ったんだ。

貯金の動きは次の通りです。これまでの貯金(損益勘定留保資金)44.2億円でした。そこから令和3年度の不足額18億円を引いて令和3年度の貯金11.7億円を足した金額が貯金残高37.9億円となります。令和3年度に減った貯金は6.3億円になります。

男の子のコメント。貯金は減ったけど、まだ37.9億円もあるんだね。

先生のコメント。この貯金は大規模災害等が発生した場合であってもライフラインである水道事業を継続していくために必要なお金なんだ。津市では50億円は必要だと考えているから、今の状況では安心できないんだ。

男の子のコメント。いざというときに必要になる大切な貯金なんだね。ところで、令和3年度ではどんな事業が進められたのかな。

先生のコメント。主な事業の実績を次の項で解説するね。

なお、水道事業の運営費用は、皆さんからの水道料金で賄っています。

令和3年度の主な事業実績(水道事業会計)

水道施設の更新・耐震化 約8.9億円

主な工事

男の子のコメント。もし停電しても、非常用発電設備があれば安心だね

古い水道管の更新 約15.4億円

主な工事

男の子のコメント。地震に強い水道管に更新したんだね

古くなった施設の更新や耐震化に投資を加速

先生のコメント。水道管の多くはとても古くなってきているんだ。水道管が古くなると漏水の発生が増えるだけでなく、古くなった水道管が破損して大規模な断水が発生してしまう恐れもあるんだ。

男の子のコメント。津市の水道管はそんなに古くなっているんだね。更新などの事業は着実に進んでいるのかな。

先生のコメント。将来にわたって水の供給を維持していくために、第1次計画(平成20年度から29年度まで)では118億円だった投資額を第2次計画(平成30年度から令和9年度まで)では約2倍の216億円に増やしたんだ。

男の子のコメント。たくさんの事業を進めていく予定なんだね。

先生のコメント。第2次計画に位置付けた料金改定にご協力いただいたから、計画通りに施設の更新や耐震化などの事業が進められるよ。

その他

今の水道を維持することはもちろん、50年先、100年先の世代まで安定して水道水を届けられるよう事業を進めます。


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