「広報津」第408号(音声読み上げ)表紙、国が実践する海岸と河川の強靱化対策 気候変動を見据えた流域治水

登録日:2023年2月1日


このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。


表紙から3ページ目まで

表紙

広報津 令和5年2月1日 第408号

おめでとう二十歳 未来のつを創る

1月8日、サオリーナで津市二十歳のつどいを開催。晴れ着に身を包んだ二十歳の皆さんが、決意新たに門出を迎えました。

国が実践する海岸と河川の強靱化対策 気候変動を見据えた流域治水

近年、気候変動の影響による気象災害が激甚化・頻発化し、また南海トラフ地震等の大規模地震も切迫しています。国民の生命・財産を守り、社会の重要な機能を維持するため、国は防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策を講じ、津市内においても重点的・集中的に国土強靱化が進められています。

補足

雲出川直轄河川改修事業

平成26年11月に雲出川水系河川整備計画が策定され、平成27年度から計画に基づき雲出川直轄河川改修事業が進められています。
下流部においては、国土強靱化予算の追加により治水工事が飛躍的に進み治水安全度が向上してきました。
今後は、流域関係者が協働して流域全体で被害を軽減させる流域治水としての治水対策を進め、中流部の整備を実施していきます。

平成27年度から令和4年度までの事業費(約112億円)

内訳
推移

平成27年度 14億円
平成28年度 11億円
平成29年度 8億円
平成30年度 8億円
令和元年度 15億円
令和2年度 28億円
令和3年度 14億円
令和4年度 14億円

補足

中流部(令和3年度から)

今後、堤防整備、河道掘削、洪水調整施設などが整備されます。
河道掘削土砂香良洲高台防災公園に利用しています

下流部(平成27年度から)

堤防整備、河道掘削、樹木伐採などがおおむね完了しています。

津市の流域治水対策

市管理河川の護岸整備や河道掘削、下水道雨水施設の整備、ため池等の活用、森林整備などの流域治水対策を行っています。

津松阪港海岸直轄海岸保全施設整備事業

昭和28年台風13号や昭和34年伊勢湾台風を契機に造られた津松阪港海岸は、築造後50年以上が経過し老朽化が進行していました。また、高い確率で発生が予測されている南海トラフ巨大地震に備え、海岸保全施設の耐震化も必要となっていました。
そこで、地域の貴重な生命・財産を守るための対策として海岸堤防の改良工事が始まりました。近年は国土強靱化予算も追加され、令和5年度の完成に向け整備が進められています。

平成24年度から令和4年度までの事業費(約156億円)

内訳
推移

平成24年度 7億円
平成25年度 11億円
平成26年度 12億円
平成27年度 15億円
平成28年度 14億円
平成29年度 13億円
平成30年度 17億円
令和元年度 22億円
令和2年度 18億円
令和3年度 17億円
令和4年度 10億円

補足

令和2年度から5年度まで(予定) 栗真工区

長さ 1,165メートル
事業費 19億円(見込み)

平成24年度から令和3年度まで 栗真町屋工区

長さ 2,062メートル
事業費 63億円

平成15年度から23年度まで 贄崎工区

長さ 2,158メートル
事業費 43億円

平成26年度から令和5年度まで(予定) 阿漕浦・御殿場工区

長さ 3,485メートル
事業費 78億円(見込み)

平成5年度から22年度まで 香良洲地区

長さ 2,350メートル
事業費 71億円

問い合わせ

事業調整室 電話番号229-3134 ファクス229-3345 河川排水推進室 電話番号229-3207


 

次のページへ

第408号の目次へ


このページに関するお問い合わせ先
政策財務部 広報課
電話番号:059-229-3111
ファクス:059-229-3339
メールアドレス:229-3111@city.tsu.lg.jp