「広報津」第408号(音声読み上げ)まちの情報ひろば、市長コラム、雲出川の洪水対策

登録日:2023年2月1日


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まちの情報ひろば

お知らせ

法人課税業務(県税)の集約化

県内8カ所の県税事務所で行っている法人県民税・法人事業税の課税業務と、津総合県税事務所で行っている外形標準課税業務は、4月から四日市県税事務所と津総合県税事務所の2事務所に集約します。
4月以降、申告書などの提出や申告に関わるお問い合わせ・相談は、法人所在地を所管する上記事務所へお願いします。 法人所在地が津市の場合は、津総合県税事務所へ

問い合わせ

三重県津総合県税事務所 電話番号223-5025

知っていますか林業退職金共済制度(林退共)

林退共は昭和57年に発足した林業界で働く人のために国が作った退職金制度です。事業主が従事者の働いた日数に応じて掛け金となる共済証紙を共済手帳に貼付し、従事者が林業界をやめた際、退職金を受け取ることができます。

問い合わせ

同共済事業本部 電話番号03-6731-2889

イベント

ビッグバンド、吹奏楽、和太鼓、にじいろコンサート

ジャズバンド ハクサンと青山高校吹奏楽部・和太鼓部が夢の共演昭和歌謡からジャズ、ボサノバ、ポップスまで、広い年代の皆さんが楽しめるコンサートです。

とき

2月19日日曜日13時30分から16時頃まで(開場13時)

ところ

一志農村環境改善センター多目的ホール

定員

360人

問い合わせ

ジャズバンドハクサン伊東 電話番号090-9760-9208

日本将棋連盟津友の会 将棋例会、将棋サロン

初心者から上級者まで将棋を楽しみませんか。

ときと内容
将棋例会

毎週火曜日 13時から17時まで
四局対戦方式

将棋サロン

毎月第4日曜日 13時から17時まで
クラス別自由対局、指導員との対局

ところ

ポルタひさい2階交流活動室C

対象

小学生以上

費用

1回300円
将棋サロンは小中学生150円

問い合わせ

日本将棋連盟津友の会支部代表 電話番号227-3576

募集

今から始める脱炭素経営セミナー

百五銀行と津市は脱炭素経営の推進に関するパートナーシップ協定に基づき、脱炭素経営の重要性や取り組むべき課題について分かりやすく説明するセミナーをオンライン(ズーム)で開催します。

とき

2月15日水曜日13時30分から15時まで

対象

脱炭素経営に興味がある事業者

定員

30人

申し込み

2月13日月曜日までにEメールで件名にCNセミナー申込と明記し、会社名、所在地、担当者名、電話番号を百五銀行営業開発部法人企画課へ Eメールcn105@hyakugo.co.jp

問い合わせ

同銀行 電話番号223-2537

熟年婚活の会

気の合う伴侶を見つけて楽しい人生を過ごしませんか。

とき

2月18日土曜日11時30分から12時50分まで

ところ

ポルタひさい2階交流活動室C

対象

60歳以上の配偶者のいない人 運転免許証などの身分証明書を持参

定員

先着男女各10人

費用

1,500円

申し込み

2月7日火曜日から久居サークルクラブ代表へ。電話番号080-3623-4966

三重武道館 武道教室体験会

種目と 対象と とき(3月)
弓道

新中学1年生以上

柔道

新小学1年生以上

剣道

新小学1年生以上

居合道

新小学5年生以上

合気道

新小学4年生以上

太極拳

18歳以上

なぎなた

新小学1年生以上

空手道

新小学1年生以上

とき

三重武道館

申し込み

2月20日月曜日から3月6日月曜日までに直接窓口または電話、ファクスで氏名、年齢、電話番号、参加種目を、三重県武道振興会へ。津市産業・スポーツセンター内、電話番号229-2100、ファクス229-2123
日曜日、祝日・休日を除く

子育てママのホッとひろば

子育て中の母親が日頃思っていることをなんでも話せる集まりです。臨床心理士がサポートします。

とき

2月26日日曜日10時から12時まで

ところ

高田短期大学(一身田豊野)

対象

市内に在住の子育て中の母親(1人目の子どもが未就学児であること)

定員

先着7人(初めての人優先)

費用

500円 託児無料

申し込み

2月7日火曜日からEメールで件名にホッとひろば参加希望と記入し、住所、氏名、電話番号、託児を希望する場合は子どもの氏名・年齢を同短期大学育児文化研究センター(Eメールikubun@takadajc.ac.jp)へ

問い合わせ

同短期大学総務課 電話番号232-2310

健康

薬を知る講座

とき

2月12日日曜日10時から12時まで

ところ

津リージョンプラザ3階第7会議室

内容

アレルギーについてをテーマに薬剤師による薬の効能などの解説

定員

先着20人
予約不要

問い合わせ

津薬剤師会 電話番号255ー4387

暮らしの保健室

とき

2月16日木曜日10時から12時まで

ところ

県立看護大学(夢が丘一丁目)

内容

看護職による健康チェック、健康相談、フットケア、ハンドマッサージなど

費用

100円(フットケア・ハンドマッサージ希望者は各200円追加、定員先着10人程度)

問い合わせ

同大学 電話番号233-5655

認知症の人と家族の会 津地区つどい

認知症の人や家族介護者、専門職などが集まり、介護の悩みを解決するため意見や情報を交換します。

とき

2月18日土曜日10時から12時まで

ところ

新町会館研修室1

対象

認知症の人や家族介護者

定員

30人

費用

200円(認知症の人は無料)

申し込み

同会三重県支部担当へ。電話番号090-6462-8365

無料相談

確定申告無料税務相談会(要予約)

確定申告の相談に税理士が答えます。相談には過去2年分の確定申告書の控え、マイナンバーが分かるもの、本人確認書類など関係書類を持参してください。
また、決算書類の作成や医療費などの集計は事前に行っておいてください。

ときと 定員
ところ

津税理士会館1階(広明町)

対象

事業・不動産・給与所得者など(譲渡所得などを除く)の小規模納税者

申し込み

2月1日水曜日から同会館へ。電話番号226-3222

司法書士による相談会

とき

2月15日水曜日13時30分から16時30分まで

ところ

市 本庁舎

内容

相続(相続税を除く)、多重債務、金銭問題など

定員

先着8人(新規優先)

申し込み

2月7日火曜日8時30分から地域連携課へ。電話番号229-3105

高齢者のための無料電話相談(弁護士による電話相談)専用の電話番号228-3143

とき

毎月第2・第4金曜日10時から12時まで 祝日・休日、年末年始を除く

対象

65歳以上の人やその親族

問い合わせ

三重弁護士会事務局 電話番号228-2232

消費生活相談

とき

毎週月曜日から金曜日まで 9時から12時まで、13時から16時まで(祝日・休日、年末年始を除く)

ところ

市 本庁舎3階市民交流課内

内容

消費生活相談員による商品の購入やサービス利用などのトラブルに関する相談。電話相談も可能です。

問い合わせ

津市消費生活センター 電話番号229-3313

交通事故面談相談 予約が必要です

とき

毎週火曜日・金曜日(祝日・休日、年末年始を除く) 相談時間は予約時にお問い合わせください。

ところ

三重弁護士会館(丸之内養正町)

内容

交通事故に関する相談(面談)

申し込み

月曜日から金曜日まで 9時から17時までに同弁護士会へ。電話番号228-2232

犯罪被害者相談

とき

毎週月曜日から金曜日までの10時から16時まで 祝日・休日、年末年始を除く

ところ

みえ犯罪被害者総合支援センター(栄町一丁目)

内容

犯罪の被害に遭った人や家族の相談 電話相談や法律相談(予約制)などもあります。

問い合わせ

同センター 電話番号221-7830

不動産相談所 面談は予約が必要です

とき

毎週月曜日・火曜日・木曜日・金曜日10時から12時まで、13時から15時まで(祝日・休日、年末年始を除く)

ところ

三重県不動産会館(上浜町一丁目)

内容

不動産取引などに関する相談(電話相談も可)

申し込み

月曜日から金曜日まで 10時から12時まで、13時から15時までに三重県宅地建物取引業協会津支部へ。電話番号227ー1010

市長コラム、雲出川の洪水対策

津市長 前葉 泰幸

雲出川は三重と奈良の県境に位置する三峰山に源を発する一級河川です。幹川の流路延長は55キロメートル美杉町川上から八手俣川などの支川を合わせて伊勢平野に至り、長野川、波瀬川などを合流して香良洲で雲出古川と分派し伊勢湾に注ぎ込みます。
550平方キロメートルに広がる流域の平野部から河口部にかけては、肥沃な土壌に恵まれた優良農地として一志米や香良洲梨の生産が盛んな反面、扇状地と三角州という地形的特徴に起因する川の氾濫に悩まされてきた地域でもあります。水害の歴史は古く、江戸時代には30回以上も洪水に見舞われ、川堤を補修した記録が残っています。
明治に入ると三重県により護岸や水流の制御など河川の特性に合わせた伝統的な工法による改修が施され、昭和31(1956)年からは中下流部で本格的な局所改良工事が始まりました。しかし、上流部に日本有数の多雨地域を抱える雲出川は毎年のように氾濫を繰り返し、昭和34(1959)年の伊勢湾台風による未曽有の被害を契機として、雲出川の管理は県から国に切り替わり、治水事業は国直轄で行われることになりました。河口部では高潮対策事業が実施され、昭和41(1966)年に雲出川が一級河川の指定を受けると、国は工事実施基本計画を策定し、下流部の築堤事業にも着手しました。昭和47(1972)年には三重県が支流の八手俣川に洪水調節機能を持つ君ヶ野ダムを完成させたものの、なかなか氾濫は収まらず、昭和57(1982)年に床上浸水406戸、浸水面積977ヘクタールの観測史上最大流量を記録する大洪水が発生しました。
この浸水被害が特に深刻だったのは中流部に11カ所あるかすみていと呼ばれる無堤部でした。無堤部からの洪水が一時的に農地などに湛水することで洪水調節機能が発揮され、下流の浸水被害を軽減することが期待されるのですが、溢れた水は農地を超え一段高いところにある宅地にまで押し寄せてしまったのです。
昭和61(1986)年、国は工事実施基本計画を改定し無堤部対策に乗り出します。河口から波瀬川合流点までの下流部で築堤や河床掘削を実施し、安全度を強化した上で、中流5カ所の無堤部に順次築堤などの対策が講じられました。
その後、平成16(2004)年に発生した100戸を超える浸水被害と、家屋への浸水はなかったものの平成21(2009)年に生じた浸水は残る6カ所の無堤部からの氾濫によるものでした。
河川整備をさらに強力に進めることを求める流域住民の声を受け、津市も三重県とともに要望を重ねた結果、平成26(2014)年、国は向こう30年を対象期間とする雲出川水系河川整備計画を策定しました。
総事業費304億円に上るこの巨大プロジェクトには、昭和57年洪水と同規模の洪水が発生した場合においても家屋浸水被害を防止することが目標として掲げられています。下流部の水位低下対策として流下断面を増やす取り組みが始まり、雲出島貫、木造、須ヶ瀬で河道掘削や樹木伐開が進められ、香良洲の川原、雲出伊倉津の高峯では堤防の堤体強化や浸透対策が実施されました。
当初、これら下流部の事業期間は10年程度と想定されていましたが、平成30年度から始まった国の防災・減災、国土強靱化事業による予算上乗せが功を奏し、今年度までに112億円が投じられ、2年前倒しでほぼ完了となります。
下流部の安全がおおむね確保されるに至ったことで、来年度から雲出川の整備は新たな局面を迎えます。いよいよ国が本格的に中流部の無堤部対策に取りかかり、河口に向かって右岸側の須ヶ瀬、其村地区においては、堤防のかさ上げが段階的に実施されることになります。左岸側の牧、小戸木地区では、無堤部における堤防のかさ上げで安全性を高めた上で、洪水調整施設としての遊水地を整備することにより、現在の遊水機能が生かされます。これは、農地への計画浸水を許容し、流域が一体となって治水安全度の向上を図る流域治水を推進しようとするものです。
無堤部を締め切られる右岸側には、新たな雨水排水問題が生じます。津市は、雲出川と波瀬川に挟まれた区域の雨水排水計画を策定し、調整池の新設、水路やポンプの整備などに取り組みます。左岸側の農地には、浸水する場合に備えた経済的な対策が講じられることとなります。国が地権者との具体的な協議を開始するに当たっては、津市も地元調整に参画します。
流域にお住まいの皆さま方の生活を浸水から守るべく、雲出川の整備を進める国に協力し、事前防災・減災対策の着実な実施につなげてまいります。

市長の活動日記から

津市総合防災訓練(フットパーク美杉)11月13日

布引山地東縁断層帯西部の内陸活断層を震源とする大規模な直下型地震の発生を想定。大規模な土砂災害により倒壊した家屋からの救助や、土砂災害発生の危険性が高まり孤立化が懸念される地域の住民を安全な避難所まで移送する訓練などを実施しました。


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