登録日:2023年4月16日
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折り込み紙4
令和5年4月16日発行
防災室 電話番号229-3104 ファクス223-6247
津市では、各種手続きが時間を問わずオンラインで申請できるよう、行政手続きのオンライン化を推進しています。2月1日から罹災証明書の発行についても、オンライン申請が可能となりましたので、申請の際には、津市ホームページ内のいつでもオンライン申請をご利用ください。
なお、このシステムでの申請受付期間は被災後おおむね1カ月となりますので、それ以降に申請するる場合は、防災室または各総合支所地域振興課までお越しください。
罹災証明書とは、災害によって被害を受けた被災住家等に対して、保険会社の損害保険、助成金等の請求や、各種被災者支援策を利用するために発行するものです。
津市自主防災協議会 美杉支部 会長 岸野隆夫
美杉支部では、美杉地域を構成する7つの地区の自主防災会の持ち回りで、毎年度防災訓練を実施してきました。令和2年度からの2年間はコロナ禍で実施自粛を余儀なくされましたが、令和4年度は津市が主催した総合防災訓練へ、八知地区の自主防災会を中心に参加しました。
美杉地域は山間地域であるため大規模な地震に伴って土砂災害が発生する危険性が高く、その想定に沿った訓練が実施され、とても有意義な訓練となりました。
私たち自主防災会員は、避難所の開設行程を備蓄されている資材を用いて実践し、会員それぞれが実際の組み立て作業などを体験することができました。また、フットパーク美杉を会場とした、土砂崩れ現場からの被災者の救出訓練などにおいては、建設工事に伴い発生した残土等を活用して他に類を見ない規模で実践訓練が実施され、訓練後の講評や新聞報道などでも美杉地域ならではと高い評価を受けました。
今後、当支部で企画実施する訓練においても地域の特性をしっかりと考慮し、被害や状況を現実に即した想定をして、万が一の事態に対応するための意識を持って取り組んでいきたいと思います。
津市をのみ込む南海トラフ巨大地震が30年以内に発生する確率が著しく高まっているという報道もされています。私たち自主防災会が常に緊張感を持って備えをしておくことが、地域住民の安全確保につながると自覚して積極的に活動に取り組んでいきます。
大災害発生時、被害状況によっては食料の確保が難しい場合があります。家庭で非常食を備えておくことが大切です。これまでは、3日分の備蓄食料があれば十分と言われていましたが、甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、1週間以上の備蓄が望ましいとの意見もあります。
乾パンなどの災害用の備蓄食料を1週間分用意しようと考えると難しく感じられると思いますが、普段の生活の中にローリングストック法を取り入れることで、より容易に1週間分の食料を確保することが可能です。
冷蔵庫・冷凍庫の食材を活用
ローリングストック法で備蓄した非常食を活用
ローリングストック法とは、定期的(1カ月に1、2度)に食べて、食べた分を買い足し備蓄していく方法。食べながら備えるため消費期限が短いレトルト食品等も非常食として扱えます
南海トラフ地震のように大きな地震が発生すると周期の長い大きな揺れが発生することがあります。これは長周期地震動と呼ばれ、ビルの高層階を大きく揺らすことが知られていて、揺れの大きさにより1から4の階級に分かれています。
2月1日から、緊急地震速報に長周期地震動が追加されました。緊急地震速報が発表された場合も、これまでと同様に慌てずに身の安全を確保してください。
詳しくは、気象庁ホームページをご確認ください。