登録日：2023年6月16日
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広報津 令和5年6月16日 第417号
フェニックス通り周辺で開催された高虎楽座。舞台発表や物産販売、よろい試着体験などで会場がにぎわいました。（4月29日）
10月7日土曜日・8日日曜日の津まつり参加者を募集します。大パレードや和船山車引き船衆など、さまざまなかたちで参加できます。募集内容により申し込み方法や締め切りが異なりますので、詳しくは津まつりホームページをご覧ください。
フェニックス通りを埋め尽くす総おどりに、ぜひご参加ください。
10月7日土曜日
津のまち音頭、津音頭ほか 踊りの講師派遣もしています。
津地方裁判所から津松菱前の大通りを練り歩こう。
10月8日日曜日
初代津藩主 藤堂高虎公の姿を再現した時代絵巻。甲冑や衣装を身に付けて、勇壮な姿で会場を練り歩きませんか。
10月8日日曜日
津市が誇る日本最大級の和船山車、安濃津丸。一日船長を乗せてみんなで引っ張り、まつりを盛り上げよう。
10月8日日曜日
津まつりの各会場への出演者や出展者を募集します。詳細は会場により異なりますので、津まつりホームページをご覧ください。
津まつりの運営をお手伝いしていただけるボランティアを募集しています。
10月7日土曜日・8日日曜日
津まつりホームページで募集要領を確認の上、デザインをEメールで津まつり実行委員会事務局へ。Eメール229-3170@city.tsu.lg.jp
7月10日月曜日17時
5万円（最優秀賞）
観光振興課 電話番号229-3234 ファクス229-3335
毎月、津市の歴史に関するトピックスをお届けしている歴史散歩では、今回から津城（丸之内）の歴史や変遷、その後お城公園として整備されるに至った経過など、さまざまな視点から関連記事を津城かわら版として隔月で掲載します。その初回となる今回は津城の起源をたどります。
私たち津市民にとって津城は初代津藩主 藤堂高虎の城というイメージが強いのではないでしょうか。
江戸時代の慶長13（1608）年に伊予今治から伊賀・伊勢二国の大名として津に入った高虎は、同16（1611）年から津城の大改修を行い、本格的な近世城郭と城下町・宿場町として津の町の基礎を築きました。
では、高虎による大改修以前の あのつ城と呼ばれた津城はどのような城だったのでしょうか。一説には永禄年間（1558年から1570年まで）にこの地を治めた長野氏一族の細野氏が築いた小規模な城が起源とされますが、明確な記録は残っていません。
その後、織田信長の伊勢進攻によって津周辺が統治下となり、すでに伊勢上野城（河芸町上野）に居を構えていた信長の弟であるのぶかねが、当地支配の拠点として新たに築いた城があのつ城で、天正8（1580）年に完成したといわれます。この時の縄張り（設計図）を直接示すものはありませんが、江戸時代に描かれた絵図、天正期あのつ城図でその様子がうかがえます。
安濃川下流域の低湿地である地形を巧みに利用し、城の区画を堀で囲う基本的な縄張りはこの頃から見られます。ただ、後の高虎による大改修の縄張りと異なる点として、城の西側には入口がなく、東を正面として西側に天守や屋敷をはじめとする主な建物が描かれています。天守から堀を隔てた場所に、おだみんぶどのやしき との表記があり、これが城主のぶかねの屋敷と考えられます。城の中心部である天守・小天守との位置関係から、この屋敷は現在の市 本庁舎が建つあたりにあったと考えられます。
細野氏が築いた城を起源とし、のぶかねの改修でその規模を拡大した津城は、その後、関ヶ原の戦いで東軍にくみした富田氏の居城となり、続いて高虎の大改修により城としての完成へ向かいます。
富田氏とその時代の津城
津城跡に関する市民の皆さんのご意見を受け付けています。詳しくは津市ホームページをご覧ください。
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