「広報津」第422号(音声読み上げ)自分らしくを支えよう 津市の認知症支援

登録日:2023年9月1日


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折り込み紙2

自分らしくを支えよう 津市の認知症支援

令和5年9月1日発行
地域包括ケア推進室 電話番号229-3294 ファクス229-3334

認知症とは

認知症は脳の病気です

認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞の働きが悪くなり、記憶や判断力が低下して日常生活に支障が出ている状態を指します。認知症の種類や個人差により進行の速度や症状は異なりますが、時間の経過とともに重症化していくことが多いと言われています。また、認知症の発症率は高齢になるほど高く、高齢化率の上昇に伴い、認知症に関する相談も増えています。

加齢による物忘れとの違い

コメント 症状に違いがあるんだね

加齢による物忘れ
認知症による記憶障害

早期発見・早期治療が大切です

津市認知症初期集中支援チーム

医療・介護・福祉の専門家が、認知症が疑われる人や認知症の人の家庭を訪問して状況を伺い、認知症の専門医とともに地域で安心して生活を続けられるよう支援します。

最近物忘れが増えてきた、もしかして認知症かな、など少しでも不安があれば津市認知症初期集中支援チームへご相談ください。

ご相談先

津、河芸、芸濃、美里、安濃、香良洲地域の人

地域包括ケア推進室へ。電話番号229-3294

久居、一志、白山、美杉地域の人

津久居地域包括支援センターへ。電話番号254-4165

認知症支援ガイドブックなどをご活用ください

津市認知症支援ガイドブック

認知症の疑いから発症、進行とともに変化していく状態に応じて、いつ、どこで、どのような医療や介護などの支援が利用できるのか大まかな目安を示したものです。

ホームページは、津市認知症支援ガイドブック で検索してください。

認知症かんたん便利帳

認知症の症状や支援内容など、認知症に関する情報をまとめたものです。認知症かどうか気になったときにできるチェックリストもあります。診断・決定するものではありません。

ホームページは、認知症かんたん便利帳 で検索してください。

認知症になっても安心して暮らせる地域づくり

誰もが認知症になる可能性があります。認知症になっても、家族や周囲の人が本人の個性を尊重し、優しさや思いやりを持って寄り添えば、自宅で長く穏やかに暮らせます。
津市では認知症サポーター養成講座などを通じて認知症への理解を広め、誰もが認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指しています。

認知症サポーター養成講座

認知症サポーター養成講座は認知症に対する正しい知識を学ぶ講座です。5人以上の団体を対象に実施し、受講者には認知症サポーターの証として、オレンジリングをお渡ししています。認知症サポーターは認知症を理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者です。地域で困っている人がいれば自分のできる範囲で手助けするなど、認知症サポーターとして活動してみませんか。詳しくは地域包括ケア推進室にお問い合わせください。

認知症サポーターステップアップ講座 認知症サポーターへさらなる学びを提供

認知症サポーター養成講座を受講した人が、チームオレンジ・あしたばの一員として活動するための学びの場として、認知症サポーターステップアップ講座を実施します。

とき

10月24日火曜日10時から15時まで

ところ

西部市民センター

対象

市内に在住・在勤・在学の認知症サポーター養成講座修了者で、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりの活動に関心のある人

定員

先着50人

申し込み

電話またはファクスで地域包括ケア推進室へ

申込開始日

9月25日月曜日

チームオレンジ・あしたば

令和元年6月に国により取りまとめられた認知症施策推進大綱では、ステップアップ講座を受講した認知症サポーターなどが支援チームを作り、認知症の人やその家族への具体的な支援につなげる仕組みチームオレンジを地域ごとに構築することが決められました。
津市では、ステップアップ講座を修了した有志の皆さんによるチームオレンジ・あしたばが令和3年12月に発足し、認知症に対する地域への啓発、認知症サポーター養成講座の開催、認知症の人への個別支援(話し相手、定期的な見守り等)、認知症カフェへの参加など、できる範囲の取り組みを通じて、認知症の人やその家族が安心して暮らせる地域づくりを目指し活動しています。活動に関心のある人はチームオレンジ・あしたば事務局へお問い合わせください。津中部西地域包括支援センター内、電話番号237ー2018

オレンジウォーク津

認知症支援の普及・啓発を目的としたオレンジウォーク津を昨年11月23日に県総合文化センター周辺で初めて実施し、啓発チラシを配りました。

模擬認知症カフェ

認知症の人やその家族が地域の人などと情報を共有し、交流する場である模擬認知症カフェを、オレンジウォーク津と同時開催しました。メンバーの特技などを生かしてアロママッサージ等も実施しました。

チームオレンジ・あしたばの由来

次々と若葉が出る、あしたばのように、今日より明日、明日より明後日と、一歩ずつ認知症の人とその家族が安心して暮らせるまちづくりを目指すという思いをこめて命名されました。


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このページに関するお問い合わせ先
政策財務部 広報課
電話番号:059-229-3111
ファクス:059-229-3339
メールアドレス:229-3111@city.tsu.lg.jp