登録日：2023年12月1日
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折り込み紙1
私たちの暮らしの中の水道 ボリューム22
令和5年12月1日発行
上下水道管理課 電話番号237-5811 ファクス237-5819
身近にある水道について知っていただくために、水道事業の現状や課題、経営状況をシリーズでお伝えしています。今回は水道事業会計の令和4年度の決算状況を見ていきます。
23億7,146万9,155円
収入の不足分は、減価償却費などで得られた資金で補いました。
令和5年3月31日時点
男の子のコメント。令和4年度決算が出たんだね。令和4年4月1日に料金改定したけど、経営は改善されたのかな。
先生のコメント。令和3年度と比較して純利益が約12億3千万円増えたよ。
男の子のコメント。かなり増えたね。純利益が多すぎるんじゃないかな。
先生のコメント。そんなことはないよ。 次の貯金の動きを見てごらん。これまでの貯金を資本的収支の不足額の補填に使った上で令和4年度の貯金をしているから、残高はほとんど増えていないんだ。
貯金の動きは次の通りです。これまでの貯金（損益勘定留保資金）37.9億円でした。そこから令和4年度の不足額23.7億円を引いて令和3年度の貯金24.5億円を足した金額が貯金残高38.7億円となります。令和4年度に減った貯金は0.8億円になります。
男の子のコメント。だから残高は0.8億円しか増えていないんだね。
先生のコメント。そうだよ。将来にわたって安心して利用できる水道を維持するにはお金がたくさん必要なんだよ。
男の子のコメント。そうなんだ。ところで、令和4年度ではどんな事業が進められたのかな。
先生のコメント。主な事業の実績を次の令和4年度の主な事業実績（水道事業会計）で解説するね。
水道事業の運営費用は、皆さんからの水道料金で賄っています。
男の子のコメント。老朽施設の更新は進んだのかな。
先生のコメント。資本的収支のグラフでは建設改良費などに約31.3億円支出されていたね。主に水道施設の更新に約6.7億円、老朽管・基幹管路の更新に約23.3億円使われているんだ。
まずは、水道施設の更新を見てみよう。
男の子のコメント。かなり長い年月使われていたんだね！老朽管も更新されたのかな。
先生のコメント。主に次のような更新工事を進めているよ。
男の子のコメント。老朽管が更新されると漏水の防止だけでなく、耐震化にもつながるね！
今の水道を維持することはもちろん、50年先、100年先の世代まで安定して水道水を届けられるよう事業を進めます。
気温がマイナス4度を下回ると水道管や蛇口が凍結・破裂することがあるため、気象情報を小まめに確認してください。日陰で風当たりが強く水道管がむき出しになっている箇所は、凍結予防をおすすめします。
ご自身で予防することが難しい場合は、津市水道指定給水装置工事事業者へご相談ください。予防にかかる費用は自己負担ですが、破損後の修理よりも予防措置の方が一般的に安価です。
蛇口を全開にして凍結部分をタオルなどで覆い、タオルの上からぬるま湯（約50度）をかけ、ゆっくりと解凍してください。
水道メーターボックス内の止水栓を閉めた上で、津市水道指定給水装置工事事業者に修理を依頼してください。
水道工務課 電話番号237-5814 ファクス237-1210