「広報津」第435号(音声読み上げ)つニュース、ツーショット、歴史散歩 第211回 はせ街道のたんど坂

登録日:2024年3月16日


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つニュース

つニュース1、津市オリジナル交通系ICカード「シルバーエミカ」令和6年度のポイントチャージは4月25日木曜日から

対象

令和5年度(令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)にシルバーエミカの乗車ポイントを利用した人

受付時間

8時30分から17時15分まで(土曜日・日曜日、祝日・休日を除く)

受付場所

高齢福祉課、各総合支所市民福祉課(福祉課)

持ち物

本人の氏名が記入されたシルバーエミカ、マイナンバーカード(電子証明書の更新手続きをした人のみ)

チャージについて

令和6年度は、お持ちのシルバーエミカに物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金分を含め2,500ポイント(1ポイント1円相当)を上限に令和5年度に使用したポイント数をチャージする予定(市議会審議中)です。

マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が過ぎている場合はチャージができませんので、有効期限通知書が届いたら、更新手続きを行ってください。チャージは更新手続きの翌日以降に可能となります。

問い合わせ

高齢福祉課 電話番号229-3156 ファクス229-3334、各総合支所市民福祉課(福祉課)

つニュース2、納税管理人の選任をお忘れなく。出国転出するときの個人住民税手続き

個人住民税は、1月1日(賦課期日)現在の住所地で課税するため、年の途中で転出してもその年の個人住民税は、津市に納めることになります。

特に国外へ転出する場合は、納税に関する一切の事項を処理する納税管理人の選任が必要になる場合がありますので「納税管理人申告書」に必要事項を記入し、市民税課へ提出してください。

また、津市へ再転入した際も納税管理人の廃止のため同申告書を提出してください。

納税管理人の届け出がないと公示送達を行うことがありますのでご注意ください。

なお公示送達とは、市役所の掲示場に一定期間掲示し、その期間が経過したときに書類の送達がされたとみなす制度のことです。

納税通知書が送付される前に出国する人

納税管理人の選任が必要です

納税通知書が送付された後に出国する人

個人納付の場合
全額納付済みの場合

納税管理人の選任は不要です

納めていない税金がある場合

納税管理人の選任が必要です

公的年金からの引き落とし(年金特別徴収)の場合

納税管理人の選任が必要です

給与からの引き落とし(給与特別徴収)の場合

納税管理人の選任が必要です

ただし、出国後も個人住民税が会社の給与から差し引かれる場合や退職時に全額を一括で納めた場合は不要です

問い合わせ

市民税課 電話番号229-3130 ファクス229-3331

つニュース3、津市ホームページバナー広告募集

広告掲載料

1枠当たり月額2万円(消費税・地方消費税含む)

申し込み単位・応募枠

1カ月単位で1社当たり1枠

掲載期間

令和7年3月31日まで

申込期間

随時受け付け

掲載ページアクセス件数

月平均約23万件

その他

問い合わせ

広報課 電話番号229-3111 ファクス229-3339

ツーショット

やりたいことに挑戦し続ける生き方

1月27日 津リージョンプラザお城ホール

シロモチくんのコメント

「津市人権講演会&市民とつくる人権ネットワークの集い」に津市出身でパラリンピック陸上選手の前川楓さんを迎え、大切にしていることについて話してもらったよ。

津のまちの走快感を

2月11日 サオリーナ発着

第17回津シティマラソンが行われ、3,456人が青空のもと津市の市街地を走り抜けました。参加者は充実感にあふれた表情でゴールしました。

頑張る事業者応援プロジェクト!

1月20日 緑の風公園(久居駅東口)

飲食や海産物、フラワーアレンジメントなどの物販事業者が出店した「久居版津がんばるマルシェ」。会場は多くの人でにぎわいました。

楽しさ無限大!ボートレース津へ行こう!

1月19日・20日 三重テラス(東京都中央区日本橋)

津市の魅力を発信する「つデイ」を開催。来場者はボートレースを疑似体験できるVRゲームに挑戦したりツッキーと触れ合ったりしました。

ジュニア選手の競技力向上のために

2月4日 高田学苑 馬術部馬場(大里窪田町)

馬術競技の元オリンピック選手の奥野竜三さんから馬術指導を受け、参加した17人の子どもたちは目を輝かせて練習に取り組みました。

歴史散歩 第211回 はせ街道のたんど坂

はせ街道は伊勢参宮が盛んになるにつれて伊勢本街道よりも多く利用されていました。この街道は江戸時代中期から明治時代初期にかけて最もにぎわった街道で、奈良県のはせ(桜井市)から、はいばら(宇陀市)を通って、名張市、あお(伊賀市)を経て、青山峠を越えて白山地域に入ります。白山地域では垣内、二本木を経て、一志町おおのきで雲出川を渡り、田尻、八太を通って六軒(松阪市)で参宮街道に合流するというおおむね現在の近鉄大阪線に沿った街道で、大阪方面から伊勢まで片道4、5日という長い旅路でした。

一志地域においては、現在のおおのき橋から約200メートル下流に雲出川を渡る板橋があったと伝えられています。橋は通行料を支払って渡るもので、土地の人たちが「はしこう」と呼ばれる組織を作って維持管理に当たっており、増水時には板橋を引き上げ、舟による渡しに切り替えていたそうです。

おおのき橋の東方に位置する谷戸坂は、崖面を登るような急な坂であったため、通行を介添えする「ケツ押し」と呼ばれる人たちがいたといわれています。この坂には、岩盤の表面が風化して、ちょうどボタンの花がいくつも咲いたように見えた巨大な岩があったことから、別名「ぼたん峠」とも呼ばれていました。峠の茶屋で売る名物の沢蟹焼きや、道沿いを彩ったしだれ桜と併せて、関西方面まで知られた街道の名所となっていたようです。地元に残る歌からも、当時の谷戸坂の様子が伺えます。

(歌、ここから)

やとこせ 伊勢谷戸名物 三つござる

ぼたん峠に しだれの桜

蟹を喰い喰い 伊勢参り

(歌、終わり)

谷戸坂の頂上付近に位置するほこらを左手に見ながら坂道を下ると、伊勢平野に入ります。この道はかつては地元で産出する通称「井関石」と呼ばれる砂岩で舗装されており、はせ街道の中でも風情のある場所であったといわれています。

春の一日、在りし日の旅人の姿をしのびながら、谷戸坂を歩いてみてはいかがでしょうか。


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