●戻る

第3回 津地区合併協議会特別職報酬等検討委員会 会議録


日時  平成17年10月11日(火)午後2時30分〜

場所  津市役所 庁議室(4階)

委員会出席者 
  • 合併協議会特別職報酬等検討委員
    石井委員、岩脇委員、篠木委員、片岡委員、西出委員、別所委員、前川委員、増井委員、村上委員、山口委員、山下委員
  • 人事部会部会長 葛西部会長
  • 人事部会給与厚生分科会長 水谷分科会長
  • 津地区合併協議会事務局
    川上事務局長、辻次長、酒井副参事、玉木、臼井



事務局

 大変お忙しい中、ご出席いただきまして、ありがとうございました。第3回津地区合併協議会特別職報酬等検討委員会の開催をお願いしたいと思います。
それでは、当委員会設置規定第6条第1項の規定により委員長が議長になるとありますので、委員長、会議の進行をお願いいたします。


委員長(議長)

 みなさん、お忙しい中、ご出席いただきまして、ありがとうございます。第1回、第2回に引き続きまして、今日で、第3回ということで、副委員長とともども、事務局と案的なものは進めさせてもらって、皆さんの方にお送りさせてもらっておりますが、ひとつよろしくご審議のほどお願いします。
 それでは、今日は第3回の会議録の署名委員さんを指名させていただきたいと思います。それ以前に前回の会議録について何かご指摘の意見がございましたら、お願いします。
 御意見もないようでございますので、本日の会議録署名委員さんを指名させていただきます。本日の会議録署名委員さんは、村上委員さんにお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、本日の議事に入らせていただきます。
 前回、先ほども申しましたように、会議の議論をもとに私と岩脇副委員長さん、それと事務局が協力をいたしまして、本日、皆様方に協議いただく、提言案のたたき台を調整し、7日に皆さんへ送付させていただきました。ご覧いただいたと思いますが、その内容について、事務局から説明を求めます。


事務局

  説明(別添審議の経過のとおり


委員長(議長)

 ありがとうございました。ただ今、提言案の内容を事務局より説明いただきました。前回の議論も含めて、ご意見がございましたら、ご発言のほど、よろしくお願いしたいと思います。


石井委員  いろんなご意見の中で、皆さんのご意見を正副委員長がまとめていただきまして、事務局もまとめていただいて、多少、言いたいこともありますけれども、今日のところは一応、この結果やむを得ないなと、そういう感じで賛成したいと思います。


委員長(議長)

 ありがとうございます。
 石井委員さんからは、今日は厳しいご意見があるかと思っておりましたが、お認めいただきまして、ありがとございました。
 他にどなたか、ご意見ございましたらどうぞ。


山下委員

 正副委員長さん、ありがとうございました。この審議の経過をみせていただきまして、いろいろ意見も出た中で、現状では妥当な線で出していただいたと思っておりますので、この案で進めていただきたいと思います。


委員長(議長)

 ありがとうございました。
念のために参考に申し上げたいと思いますが、ご意見の中で上げる意見に近い方が4名さんと、据え置き7名さんに分かれて、下げるというのは私がちらっと申し上げた程度かなということで全員の方が据え置きに近い意見でございました。
どうぞ。


増井委員  前回から、ご協議いただいて、委員長さんにもご苦労をかけて、また、説明も受けて、今も発言がございましたが、今度、合併しますと、範囲も広くなりますし、また、住民増もする中でこのように当局の方でも、横ばいの数字を出していただいて、石井先生からもご意見がございましたが、細かくすればという思いもありますけれども、ここまで妥協をつけていただいて、これ以上の選択がなくてもこういうことでいってもらったら、スムーズにいくのではないかと思うので、賛成したいと思います。


委員長(議長)

 この提言書の中で、副委員長さんも含めた中で、2ページのなお合併後において、行財政改革を積極的に推進され、財政状況を表す指数等も見据えたうえで、その時の社会情勢に適応し新「津市」に相応しい報酬等の額の検討をされたいというのを我々の中で付け加えさせていただきました。ということで、お認めいただければ、この後、ご意見がなければ、会長へ提言案として出させていただきたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。


委員

 異議なし


委員長(議長)

 ありがとうございます。
それでは、3時から3時30分まで市長さんの時間があるそうでございますので、事務局お願いします。


事務局

  それでは、まず、番号と日付を入れたものをご用意いたしまして、委員長さんに印鑑を押していただく準備をさせていただきます。


委員長(議長)

 暫時休憩に入ります。


委員長、押印。  写しを全委員に配布。


津地区合併協議会会長(近藤市長)入室


事務局

 それでは、委員長さんから、審議の経過も含めまして、提言書をお渡し願いたいと思います。


委員長(議長)

 それでは、審議の経過を少し報告させていただきます。
 9月29日第1回当検討委員会を開催させていただきまして、そのときにご依頼を受けました。
 特別職の額を2回目3回目と3回にわたりまして十二分の審議をいただきました。中にはいろいろと上げるべきか下げるべきかという意見がございまして、進めてまいりました。その中で、合併後は面積も、大分大きく、7倍に増えますし、大変遠いところからみえる議員さんもみえますし、大変だということでございました。その中で財政力指数が10か町村よられますと、下がりますし、そのままで上がっていくのであれば、いいんじゃないかと思いますが、意見としてしばらくは厳しい意見もあるんではないかというのを踏まえまして、一応、今日の結果を提案させていただくことができました。全会一致で賛成していただきましたので、今日、会長の方に提言させていただきたいと思います。


会長へ提言書を手渡す。


会長

  どうも、皆さん、本当にありがとうございました。ただ今、別所委員長からご提言をいただきました。
 三役等の報酬につきましては、現行津市の形にせよということ、また、期末手当につきましては、これは、公務員の形が全体で変わってきますので、おそらく、ならってご提言いただいたことと思います。費用弁償につきましては、先ほど、お話のありました今度から距離をかけてこちらにおいでになっていただく方もおられますので、多分そういうことで、今は市内一律ですが、住居地からの距離に応じてということで、お考えをいただいたと思います。

 本当にありがとうございました。
 今もお話にありましたように、こういうものは、公共団体の規模の大小によって決まってくるものではないでしょう。今まで大きい市は少し大きな額を、小さな団体はそれなりにというのが形でございましたけれども、私は、四日市市と比べてどうとかこうとかということではなくて、やはり、来年1月1日スタートしてまいります、新市の特別職の心構えといたしまして、一つの気持ちの持ち方と、それから、もう一つはやはり、特別職と申しても一つそれなりの責任と職務に対する拘束等々であまり、名誉職的なというような処遇もまた、実態にあいません。私は、それなりの責任に応じた報酬等の答申を頂けたらと思っておりまして、今日、頂きました額は今までの市と同額ということで私はやはり、殻は大きくなりましても、こういう気持ちでやっていただくことこそが、おっしゃっていただきましたように新市は財政的には大変になると思います。一辺に10個集まりまして、効率よくすぱっとやっていけば、これは、そんなに苦しい面はありませんけれども、でも、やっぱりそれが一挙に10集まった合理化というのはどうしても無理であります。具体的にはそれが、ということになりますと、職員が、じゃあ、これだけしかもういいから、あなた方はもうお辞めくださいよというようなわけにはいきませんから、やはりその間は職員を有効に勤務させなければなりません。

 それこれですね、やはり合併したとたんに以前からあった人口29万人、700平方キロの一つのものをまったく合理的に運営していくというのは、なかなか無理がございます。そういうことを考えると確かに合併の財政的な効果が一挙にでないのとすれば、かなり今も委員長がおっしゃっていただきましたように、今まで津市単独で持っておった財政力ということよりも、苦しくなるかもしれません。それは、新しい市のスタッフがなるべくそれを早く新市の効力・効果を発揮できるようにするというのが努めでございますので、やっていく努力は当然でございますけれども、その間はやはり、いろいろと非常にそういうことも考えた、少し厳しい覚悟を私は特別職も一般職もやっていかなきゃならんと思います。

 かれこれ申し上げましたけれども、そんな風な中で本当に形という時期を得た答申をいただきまして、本当にありがとうございました。短い時間でございましたので、なかなかご議論が難しかったと存じまして、恐縮でございますけれども、お気持ちを制度に整えてスタートをさせていきたいと思いますので、お礼を申し上げまして、ご挨拶にさせていただきたいと思います。本当にどうもありがとうございました。