三重県指定史跡津城跡(お城公園)整備活用(第1次)計画の策定について

ページ番号1012522  更新日 2026年3月24日

 津城跡は、昭和40年代に「お城公園」として整備されて以降、中心市街地に位置する憩いの場として市民の皆さんに親しまれてきました。令和7年には「旧津市公園会館(旧津市社会福祉センター)」が解体されるなど、都市公園整備から50年以が経過した現在、その環境は大きく変化しています。

 津市教育委員会は、津城跡(お城公園)を取り巻く環境の変化や課題を解決し、こどもも大人も楽しみながら歴史を体感できるエリアとして整備することを目的として、計画を策定しました。

 内容は、平成21年3月「三重県指定史跡津城跡保存管理計画」を基本とし、「お城公園こども遊び場づくり事業」(事業期間:令和7年度~令和10年度)の事業推進会議等における市民の皆さんからの意見を基に各関係機関等との調整を行った結果を、津城跡の本質的価値を理解し、史跡の価値を高めるための整備計画としてまとめたものです。

 

津城跡の本質的価値

「津城跡(お城公園)整備活用(第1次)計画」では、津城跡がもつ本質的価値は以下の4つとしています。

歴史的価値

津城は、天正8(1580)年頃に織田信包によって創建されたとされています。その後富田氏を経て、慶長13(1608)年に入府した藤堂高虎によって、城の拡張や内堀・外堀の整備などの大改修が行われました。

明治維新以降、近代的な市街地形成とともに城の範囲は徐々に狭まっていきましたが、本丸・西之丸・内堀の一部が残されており、石垣の一部に改変はあるものの、旧態を保っています。

観光資源

平成29年、公益財団法人日本城郭協会より「続・日本100名城」に選定されました。津城跡への注目度は年々高まっており、特に石垣の眺望を期待し訪れる方が多くいらっしゃいます。

また、例年10月に開催される「津まつり」は、史跡周辺地域を中心に開催されており、津市の貴重な観光資源のひとつと言えます。

都市公園

津城跡はその史跡指定範囲全域が都市公園「お城公園」の区域でもあります。
昭和40年代に現在の都市公園として整備されて以来、50年以上にわたり市民の皆さんの憩いの場として親しまれています。

城跡を中心とした市街地

津市の市街地は、明治以降に津城外堀と内堀が埋め立てられたことによって形成されてきました。
現在でも史跡周辺は官公庁のほか多くの企業、商店が立地し、城跡を中心に都市空間が形成されています。


三重県指定史跡津城跡(お城公園)整備活用(第1次)計画の概要

お城公園内の遊具・噴水の撤去

史跡としての価値向上に直接関係しない遊具、本丸の噴水は今回の整備に伴い撤去します。

便益施設の整備

史跡見学者及び公園利用者に配慮した施設(説明板、多目的トイレ、おもいやり駐車場、熱中症対策設備等)を整備します。

公園内樹木の管理

遺構に直接影響を及ぼす場所への新たな植樹は行いません。

桜(ソメイヨシノ)については、樹木医診断の結果、危険度の高いものを伐採し、公園内の樹木と石垣上の樹木と一体的な管理について検討を行っていきます。

今後の計画への反映

令和8年度に南東側犬走の発掘調査を行います。

調査などによって得られた知見を今後の史跡整備に反映させます。

このページに関するお問い合わせ

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