一秒でも早く、医療へつなぐ~医療機関との連携強化~ 夜間における救急車出動の様子

ページ番号1012816  更新日 2026年6月30日

 市民の皆さんが急な病気やケガなどに見舞われ、119番通報をした際、駆け付けた救急車は、平日の昼間であれば、症状の緊急度に応じて救急病院や救命救急センターに向かいます。医療機関が診療時間外となる夜間や土日および祝日・休日は、市内8つの病院の連携・協力により救急車を受け入れる「二次救急輪番体制」が整えられています。
 本市における救急出動件数は、合併以降増加の一途をたどり、令和5年には過去最多の1万8110件を記録し、令和6年以降も高い水準で推移しています。
これまで増加する救急件数に対応するため、現場に素早く救急車が駆け付ける体制の強化に取り組んできました。その取り組みとして出動件数が最も多い中消防署での救急車2隊運用、救急要請が重なることで発生する救急空白地域を防止し、救急車の現場到着時間を短縮するため、久居消防署、中消防署で機動的救急隊(M.O.A.)の運用を開始しました。その結果、119番通報から救急車が現場に到着するまでの時間は、平成23年の平均9.8分から、令和7年には平均8.9分まで短縮されました。
 また、心電図を救急車から搬送先の医療機関に伝送するシステムを県内で初めて導入し、治療完了までの時間短縮を図っています。さらに、三重大学医学部附属病院で医師の指導の下、高度な医療に関する研修やドクターカーにも同乗するハイブリッドワークステーションに救急救命士を派遣し、救急救命のスペシャリストの育成に取り組んでいます。
 今後も、市民の皆さんが急な病気やケガの際に、素早く救急車が現場に駆け付け、適切な処置および医療機関と連携した救急搬送が行える救急医療体制としていきます。

輪番体制で支える津市の救急搬送

津市の輪番体制を表す図 平日夜間や土曜日・日曜日、祝日・休日には二次救急輪番病院である永井病院、遠山病院、武内病院、岩崎病院、吉田クリニック、津生協病院、三重中央医療センターへ 受け入れ困難な場合は三重大学医学部附属病院によるバックアップ

三重中央医療センターが救急外来棟を開棟

三重中央医療センター救急外来棟の写真

 令和6年4月に新設された救急外来棟は、同時に多くの救急患者を収容できる広い初療室に加え、CT装置とレントゲン装置が設置され、救急患者の受け入れ体制が強化されました。
 令和7年には津市の救急搬送人員の約37%に当たる約5900人の救急患者を受け入れています。

受け入れ体制の強化で迅速な搬送へ

平成23年から令和7年までの救急出動件数のグラフ 平成23年13066件から令和7年18038件へ約1.4倍増加

令和6年4月からの三重大学医学部附属病院のバックアップ等により現場滞在時間・病院照会回数が大幅に改善! 消防隊員「一刻を争う現場でスムーズな搬送につながっています」

病院照会4回以上件数のグラフ 平成23年の14.5%から2.2%へ改善

現場滞在時間30分以上の割合は令和4年の20.3%から7.0%まで改善

医療体制を支える技術と仕組み

12誘導心電図伝送システム

12誘導心電図伝送システムの写真

救急車内で測定した心電図を医療機関へ送信し、病院到着前から傷病者の状態を共有。心筋梗塞などへの迅速な治療につなげます。

機動的救急隊(M.O.A.)

機動的救急隊(M.O.A.)の写真 ハヤブサのマークと青のラインがM.O.A.の救急車

平日の昼間、機動的に移動配備する救急隊を創設し、久居消防署、中消防署に配置。救急出動が多発した場合に、救急空白地域の発生を防いでいます。

ドクターカーと連携した多数傷病者対応訓練

訓練の様子

ドクターカーの医師と救急隊が連携訓練を実施。事故や災害で多くの負傷者が発生した場合に相互の連携を図り、迅速な医療対応を行います。

救急救命のスペシャリスト育成

三重大学医学部附属病院ハイブリッドワークステーションでの研修の様子

令和5年4月から、三重大学医学部附属病院ハイブリッドワークステーションへ救急救命士を派遣。救命救急の専門スタッフの指導を受け、救急医療を支える人材育成を行っています。

救急医療を支えるために、皆さまのご理解とご協力をお願いします

緊急性がない場合は、通常の診療時間内に医療機関で受診してください。 救急車の適時・適切な利用が命を救う医療体制の維持につながります。 医療・健康の相談先に迷った時は、津市救急・健康相談ダイヤル24(フリーダイヤル0120-840-299)へ。

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