国保だより 平成27年9月1日発行(音声読み上げ) こくほだより

登録日:2016年2月25日

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こくほだより

 10月1日から国民健康保険被 保険者証が変わります

 現在使っている国民健康保険被 保険者証(以下、保険証という)の有効期限は、9月30日です。10月1日からは新しい保険証を窓口で提示してください。
 新しい保険証は、9月中旬に国民健康保険被保険者のいる世帯主宛てに簡易書留郵便で郵送されます。1通の封筒につき3枚までの保険証が入っています。被保険者が4人以上の場合は、複数の封筒で送付されますので、ご注意ください。
 旧保険証は、10月1日以降に各自で処分してください。処分にあたっては、有効期限を確認の上、住所・氏名などが分からないように裁断するなど、十分注意してください。
 なお、後期高齢者医療制度加入などに伴い、有効期限が9月30日ではない場合があります。その場合は有効期限までに新しい医療制度適用後の被 保険者証が届きます。
 

こんなときは手続きが必要です

◆他の健康保険(社会保険など)に加入したとき

 津市国民健康保険の資格喪失手続きが必要になります。

手続きに必要なもの

  • 新しい健康保険証
  • 津市国民健康保険の保険証
  • 印鑑
     

◆保険証を破損や紛失したとき

 破損や紛失をして保険証が使えなくなったときは、すぐに保険医療助成課または各総合支所市民福祉課(市民課)、各出張所に届け出て、再交付を受けてください。

再交付に必要なもの

  • 身分証明書(運転免許証など)
  • 印鑑
     

◆交通事故などで国民健康保険を使いたいとき

 交通事故や暴力行為など、第三者(自分以外の人)の行為によるけがの治療に国民健康保険を使う場合は、保険者(市)への届け出が義務付けられています。本来は、加害者が医療費の全額を負担しますが、国民健康保険を使う場合は、国民健康保険が加害者に代わって一時的に医療費を立て替えて支払い、後で加害者へ請求することになりますので、必ず事前に連絡し、必要書類を提出してください。
 自損事故の場合でも、国民健康保険を使うためには届け出が必要です。ただし、飲酒運転や無免許運転など悪質な法令違反の場合、給付対象にはなりません。
 

ジェネリック医薬品を使っていますか?

 ジェネリック医薬品とは、最初に開発された薬(新薬)の特許が切れた後に作られる薬のことです。開発のためのコストが低く抑えられるため、新薬に比べて安いことが多く、経済的負担が軽減されます。
 また、効き目や安全性などは新薬と同等であることが厚生労働省に認められていて安心です。
 まずは、医師や薬剤師にご相談の上、ぜひジェネリック医薬品を活用してください。
 

動脈硬化を予防しましょう

動脈硬化とは?-内臓脂肪と動脈硬化の深い関係-

 通常は弾力性がありしなやかな動脈が、加齢による変化やさまざまな危険因子によって厚く硬くなってしまうのが「動脈硬化」です。
 動脈硬化を進行させる要因の一つに、「内臓脂肪」の増加があります。余分なエネルギーは体内で脂肪に作り替えられますが、特に腸管膜に蓄えられた脂肪を内臓脂肪といいます。内臓脂肪がたくさん蓄えられると、脂肪細胞から体に不都合な生理活性物質の分泌が増え、良い生理活性物質の分泌が減ります。その結果、高血糖、脂質異常、高血圧、血栓を作りやすくする因子(PAL-1)の増加などが引き起こされ、動脈硬化を進行させます。また尿酸値が高かったり、肥満であると、さらに動脈硬化が進行してしまいます。

動脈硬化

  • 動脈の内側の壁にコレステロールがたまって、血管がもり上がり狭くなる。
  • 血管自体が硬くなり、もろくなる。

から

  • 血液が流れにくくなる。
  • 血管が血栓で詰まりやすくなる。
     

放っておくとどうなるの?

高血糖

 糖尿病になり、糖尿病性腎症をはじめとした合併症が起こりやすくなります。

高血圧

 血管を流れる血液の圧力が高くなり、常に血管に刺激がかかって動脈が傷みやすくなります。また、多くの血液を必要とする脳や心臓、毛細血管の多い腎臓などに障害が起こりやすくなります。

脂質異常

 LDLコレステロールが酸化したり糖と結びついたりして、血管の壁を傷つけひび割れを起こし、動脈硬化層を作るなど動脈硬化の悪化を進めます。
 

特定健康診査と特定保健指導を受けましょう

◆特定健康診査

 特定健康診査では、血圧測定、脂質検査(HDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪)、血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c)などを受けることができます。自分の健康管理のためにも特定健康診査を毎年受けましょう。
 特定健康診査を受けるには、受診券が必要です。受診券は、40歳から74歳までの被保険者の人に順次送付されています。特定健康診査の詳しい内容については、受診券に同封の案内をご覧ください。
 なお、受診啓発のため、特定健康診査を受診していない人には、9月頃に通知が届きます。
 

◆特定保健指導

 特定健康診査の結果、メタボリックシンドロームまたはその危険があり、生活習慣病を発症するリスクがあると判定された人には、特定保健指導の案内通知が届きます。
 特定保健指導では、医師や管理栄養士らによる初回面接の後、6カ月間食事や運動などの生活習慣の改善に取り組み、その間、面接や電話で支援を受けることができます。健康的な生活習慣を身に付け、動脈硬化の進行を予防できるチャンスと考えて、ぜひ利用しましょう。
 

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