「広報津」平成23年2月1日/第123号(音声読み上げ) 特集 こころ豊かに楽しく元気に暮らせるまちを目指して

登録日:2016年2月25日

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こころ豊かに楽しく元気に暮らせるまちを目指して
-津市健康づくり推進懇話会の取り組み-

津市健康づくり推進懇話会
会長 岩崎泰彦さん

 皆さんは“健康”について、普段から考え、何か行動していることがありますか。津市健康づくり推進懇話会のメンバーは、健康に関する仕事やボランティアに携わる22人が市からの委嘱を受け、活動しています。
 赤ちゃんから高齢者まで生涯にわたる健康づくりについて、また、楽しく元気に暮らせるまちを目指して話し合い、中でも、仕事や家事、育児に追われ、健康についての意識が薄れがちな働きざかりの世代への啓発に力を入れています。委員同士が情報交換を行いながら活動に取り組み、さらに委員自らの活動にも生かしています。
 平成18年度から活動を始め、健康まつりや食彩フェスタなどのイベントでは、生活習慣に関するアンケート調査などを行い、食生活、運動、健診などの大切さをPRしてきました。皆さんからさまざまな意見をいただいたり、健康づくりについて話したりする中で、皆さんに健康への意識を持ってもらえたような気がします。
また、ケーブルテレビや広報紙などでも健康づくりについて情報発信していますので、皆さんからの反響を楽しみにしています。
 そして、今年度は3チームに分かれて、「生活リズム」「運動習慣」「たばこ」をテーマに取り組んでいます。今回は、これらの活動の一部を紹介します。

津市健康づくり推進懇話会メンバー

  • 医師会
  • 歯科医師会
  • 薬剤師会
  • 商工会議所
  • 勤労者
  • 栄養士会
  • 歯科衛生士会
  • 食生活改善推進員
  • 健康づくり推進員
  • 母子保健推進員
  • ラジオ体操推進団体
  • UDまちづくりの会
  • 体育関係
  • 学校教育
  • 幼稚園
  • 保育所
  • NPO子育て支援団体

生活リズム 早寝・早起き・朝ごはん!

 保育園や幼稚園、小学校など、各団体で取り組んでいる「早寝・早起き・朝ごはん」について、情報交換を行いました。その上で、今後どのような啓発をおこなっていけばよいのか検討し、アンケート調査もおこなっていく予定です。
 早寝、早起きをして、しっかり朝ごはんを食べることは歯にもいいことがいっぱいです。朝ごはんをしっかり噛んで食べることで唾液がたくさん出ると、虫歯予防やししゅう病予防はもちろん、あごの成長を促し、歯並びも良くなります。そして、腸のぜん動運動も促すので、排せつのリズムもつきやすいのです。よく食べる、よく噛むことは、歯にも体にも脳にも全てを刺激してパワー全開です。

朝ごはん簡単レシピ「月見丼」

材料(1人分)
ごはん200グラム、卵1個、サラダ油小さじ1、レタス30グラム、味付のり1袋、かつおぶし小袋1袋、マヨネーズ少々、しょうゆ少々
(1)フライパンに油を熱し、卵を入れ、好みの加減に目玉焼きを作る。
(2)レタスは洗って、手でちぎる。
(3)器にごはんを盛り、レタス、目玉焼きをのせ、のり、かつおぶしをふりかけ、マヨネーズやしょうゆをかける。

運動習慣 運動習慣を身に付け骨を丈夫にしよう!
-東海委員の活動より-

 津市健康づくり推進懇話会委員の1人、東海良成さんの活動を紹介します。

 わたしは、仕事をしながら、ラジオ体操指導士として活動しています。平成18年には「さんさんかい」というラジオ体操のグループを結成し、毎朝、修成小学校で50人程のメンバーと共にラジオ体操をしています。体力は使わないと衰えていくので、筋力トレーニングやジョギングも日常生活に取り入れています。食事もバランスを考えて取るようにしています。
 このように本格的に自分の健康づくりを考え始めたのは、定年退職のころでしたが、そのかいあってか、73歳にして、こつ密度はなんと20歳平均をはるかに上回っています。
 働きざかりのころは、生活スタイルが乱れがちですが、自分のペースで続けられる運動習慣を若いうちから築いておくことが大切です。また、運動や趣味の活動など、楽しく一緒に行える仲間づくりも大切ではないでしょうか。

たばこ 禁煙しようと思った時がチャンス! 禁煙をすすめよう!

65.7パーセントの人が「やめたい」と回答

 昨年津まつりで、たばこに関するアンケートを実施しました。
 たばこを吸う人の中で、65.7パーセントの人がたばこをやめたい気持ちがあると回答し、10月からのたばこの値上がりを機会にやめようと思った人も多いようです。一方、禁煙した人は、病気や医師からの勧め、子どもや孫の誕生などのきっかけが多く、中には、周囲の人と一緒に協力し禁煙した人もいました。逆に、ストレスやイライラ、周囲の喫煙が禁煙の妨げとなった人も多く、禁煙 を成功させるには、ガムやあめを持ち歩いたり、体を動かしたり、趣味に没頭するとよいようです。
 皆さんの周りにも、禁煙したいけど難しいと思っている人も多いのではないでしょうか。そんな人は、「禁煙外来」を利用してはどうでしょうか。保険適応の医療機関もありますので、かかりつけ医に相談してみましょう。 禁煙しようと思った時が、チャンスです。ぜひ、禁煙に挑戦しましょう。

たばこをやめたい気持ちは?

ある 65.7パーセント
ない 31.5パーセント
未記入 2.8パーセント
 


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