「広報津」平成27年1月1日/第217号(音声読み上げ) 新年のごあいさつ

登録日:2016年2月25日

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新年のごあいさつ

平成27年の新春を迎えて

津市長 前葉泰幸[まえばやすゆき]

 津市民の皆さま、明けましておめでとうございます。輝かしい新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
 平成18年1月、新たな歩みを始めた津市は、今年誕生10年目という節目の年を迎えました。
 これまでの間、市町村合併時に皆さまが思い描いた新しい津市のまちづくりを着実に進めてまいりました。4大プロジェクトとして位置付けた事業も一つ一つが形となって現れ、新斎場「いつくしみの杜[もり]」はこの2日に供用を開始し、新最終処分場、JRめいしょう線は来年春の供用開始に向け順調に事業が進んでいます。ご心配をお掛けしておりました産業・スポーツセンターについても、早期に建設工事に取り掛かるべく準備を進めています。
 医療では、新しい応急診療所の整備に向けた取り組みを進め、産業振興では、40社の企業誘致の実現や獣害対策推進費の増強、教育では、小中学校の大規模改造を進めるなど、各分野にわたり、まちづくりを進めました。さらに、中心市街地の活性化や子育て対策などについては、広くご意見・ご提案をいただけるよう、オープンディスカッションを開催し、皆さまと連携した市政を推し進めてまいりました。
 合併時に目標として掲げられた施策は、具体の事業として着実に実現できてきたものと思います。また、東日本大震災を踏まえた緊急一時避難場所の確保や津センターパレス、ポルタひさいの経営問題のように合併時に予期されていなかった課題についても、先送りすることなく対応してまいりました。
 しかしながら、変化の早い時代の中で、さらなる課題も生まれてきています。全国的な課題である少子化対策には、子どもを産み育てやすい環境整備がますます重要になってきますし、福祉、医療はもとより教育、環境、産業振興などの分野においては、よりきめ細かい施策の展開が必要です。
 だからこそ、住民に身近な基礎自治体には、その時々の社会情勢を見据え、将来を展望しつつ、市民に寄り添った行政サービスを展開していく力量が今まで以上に求められてくるものと考えています。
 皆さまの市政に対する期待をしっかりと受け止め、そして、次世代が津の歴史を誇りにしていただけるよう、これまで築いてきた健全財政を基盤に、責任を持って堂々とした市政を展開し「風格のある県都津市」の創造に努めてまいります。

さらなる津市の発展を願って

津市議会

 新年、明けましておめでとうございます。
 皆さまの輝ける1年の幕開けを、心よりお喜び申し上げます。
 昨年、津市議会は市民の皆さまの負託を受けて新たな体制でスタートし、津市総合計画にもうたわれる「環境と共生し、心豊かで元気あふれる美しい県都」の実現のため、鋭意取り組んでまいりました。
 今年は、平成18年1月の市町村合併から10年目という節目の年となります。
 重要施策の一つであります新斎場「いつくしみの杜」は、今月から供用を開始し、新最終処分場やJRめいしょう線の復旧など、これまで活発に議論を重ねてきましたプロジェクトは、いよいよ最終段階へと進んでまいります。
 一方、昨年8月の台風第11号では、津市に初めての大雨特別警報が出され、これまでの防災対策の検証と、さらなる取り組みの必要性を知る機会となりました。また、国における「まち・ひと・しごと創生法」の成立を受けて、各自治体においても今後の国の動きに注視し、地域の特徴を生かした、自立し持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みが求められることとなりました。
 合併から10年目を迎え、これら諸課題の解決をはじめ、市民の皆さまが安全で安心して暮らせるまちづくりのため、市民の皆さまと心を合わせ進めてまいりたいと考えております。
 さて、津市議会では、昨年の第4回津市議会定例会から、本会議での傍聴を希望されるしょうがいのある人に、手話通訳や要約筆記の制度を整えました。市民の皆さまに、より分かりやすく開かれた議会を目指し、少しでも傍聴していただきやすい環境づくりに努めております。
 今後もさらなる議会の改善を推進し、津市議会の持てる力を十分に発揮することで、市民の皆さまから、より信頼される議会を目指してまいります。
 この一年が皆さまにとりまして、希望に満ちた輝かしい年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。


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