「広報津」平成27年2月1日/第219号(音声読み上げ) 市長コラム・市長活動日記から

登録日:2016年2月25日

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裏表紙  

市長コラム・市長活動日記から

「対話と連携」-問いと答は現場にある-

津市長 前葉泰幸[まえばやすゆき]

 市民の声を聞き、その望みや願いをかなえるのが市長の務めです。私が平日・休日の区別なく積極的に地域に足を運んでいるのは、市民の皆さまとの「対話」によって「こんなことができないか?」といった問いを受け止めたり、埋もれている問いを自ら掘り出したりすることができるからです。
 問題解決のカギは「連携」にあります。市民とのキャッチボールを繰り返しながら、市役所職員と力を合わせて解決策を探ります。
 香良洲高台防災公園、プレハブ校舎の解消、道路修繕等の権限の総合支所への委譲などは、「対話」により受け止めた地域の要望に応え、地域住民の発想を実現した施策です。
 待ったなしの状況にありながら有効な対応策を講じられないままであった「津センターパレス」の財務改善が進み、「ポルタひさい」が損失補償に至らずに再生できたのは、時間切れという深刻な事態に直面しても逃げずに「現場」に踏みとどまり、諦めることなく冷静に財務内容を分析したことによります。「対話」を続けるなかで市民の理解を得られたことは、問題に向き合う大きな励みとなりました。
 行き詰まっていた「(仮称)道の駅津かわげ」の事業化を進める決断に至ったきっかけは、まさに「現場」にありました。朝市で産直野菜の生産者と「対話」するなかで、問題の所在が明確になったのです。
 いわゆる「動き出さない救急車」の問題については、救急搬送照会のデータからも状況が次第に好転しつつあることがわかります。医師会や輪番病院の現場の医師との「対話」を重ねることで信頼関係が築かれ、「救急車を一台でも多く受け入れよう。」、「専門外であってもまずは診てみよう。」と、多忙な医療従事者たちがまずは自ら汗をかいて解決へ向けて尽力する姿勢が反映されているのです。
 身近な市民生活の諸課題の解決を図ることが、基礎自治体である市役所の責務です。これからも、市民のくらしの場である「現場」に問いがあり答えもあることを念頭に、「対話と連携」によりきめ細かな市政を進めてまいります。

「TV版市長コラム」では、前葉市長がこのテーマを語ります
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市長活動日記から

■第3回創業・ビジネス交流会「ミナツドエ」in津…12月7日

 津市は、創業支援、起業家支援による地域産業の振興にも力を入れています。経営者や創業希望者の新たなネットワークづくりとビジネス展開につなげようと開催された交流会「ミナツドエ」in津には、市内外から約100人が集まりました。会場の中央公民館ホールは熱気にあふれ、皆さんの創業への関心の高さがうかがわれました。このような取り組みから多くの創業者が現れ、津市発の新たなビジネスが生まれることに期待し、今後も支援事業の充実に努めてまいります。

■新斎場「いつくしみの杜[もり]」竣工式…12月21日

 新斎場の整備では、津市で初めてのPFI方式を採用しました。PFIの特徴は、設計・建設から維持管理・運営までの一括発注による財政負担の削減にあります。周辺の景観と調和した落ち着いた外観と環境に配慮した最新の設備、ユニバーサルデザインの採用で誰もが使いやすい施設として完成しました。運営面でも、民間ならではのノウハウを活用した質の高いサービスが提供されることが期待されています。いつくしみの杜のオープンは、地域の皆さんのご理解によるものとあらためて感謝いたします。

■「今年の漢字」-平成26年仕事納め式-…12月26日

 仕事納め式では、市政をあずかる立場で1年を振り返り、今年の漢字として「躍」を選びました。レスリングの吉田沙保里選手やテニスの西岡良仁選手といった津市出身のスポーツ選手が世界で大活躍し、映画「WOODJOB!(ウッジョブ!)-神去なあなあ日常-」により、魅力あふれる美杉地域が全国の注目を集め、一躍、有名な観光スポットとなりました。この勢いを、平成27年度に合併後10年の節目を迎える津市のさらなる飛躍へとつなげていきたいという想いを込めています。

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