このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。
1ページ目から2ページ目 |
水道事業は、皆さんからの水道料金で運営されています。水道事業会計は、現在多くの欠損金を抱えています。水需要の減少などのために厳しい経営状況となっていることから、平成20年度に水道料金を改定するとともに、経営の効率化を図り、欠損金の解消に努めています。一方、将来にわたって安定供給を続けるため、浄水場や配水管の整備など施設の改修に取り組んでいきます。
収入 73億9,442万3,000円(主に水道料金)
支出 73億5,466万円(主に各施設や配水管などの施設維持管理費、県営水道からの受水費、借入金の支払利息、減価償却費など)
収入 6億9,674万円(主に企業債、国庫補助金)
支出 23億7,619万1,000円(主に水道施設の建設改良費、借入金の元金償還など)
注:収入の不足分は減価償却費などで積み立てた資金で補います。
主な建設改良工事は次のとおりです。
記事の先頭へ | 目次へ |
美杉地域および白山 地域の一部は簡易水道事業(給水人口5,000人以下の水道事業)により給水をしています。
また、簡易水道事業特別会計は、水道料金収入だけでは経営ができないため、不足額を一般会計から繰り入れています。
歳入の主なものは、水道料金、国庫補助金、一般会計からの繰入金および市債などです。 歳出の主なものは、施設の維持管理費、新設・拡張の建設改良事業費および借入金の償還などです。
主な建設改良工事の内容は、次のとおりです。
記事の先頭へ | 目次へ |
水道水には、人の健康に影響が生じないように、十分に安全性を考慮した水質基準が設定されています。水道局では安心して飲むことのできる水道水を供給するために、浄水場で緩速ろ過、急速ろ過、膜ろ過などの方式による浄水処理を行い、適正に維持管理をしています。
今後も安全でおいしい水道水を供給できるよう、水質検査体制を整えて基準以上の水質を保つことはもちろんのこと、水源地域の保全にも努めていきます。
項目 | 水質基準 | 寿町 | 榊原町 | 河芸町 上野 |
芸濃町 北神山 |
美里町 足坂 |
---|---|---|---|---|---|---|
一般細菌 | 100個/ミリリットル以下 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
大腸菌 | 検出されないこと | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
塩化物イオン | 200ミリグラム/リットル以下 | 6.5 | 4.4 | 5.7 | 7.6 | 4.2 |
有機物等 (全有機炭素の量) |
3ミリグラム/リットル以下 | 0.6 | 0.4 | 0.5 | 0.3未満 | 0.5 |
pH値 | 5.8から8.6 | 7.3 | 7.3 | 7.6 | 6.7 | 7.3 |
味 | 異常でないこと | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
臭気 | 異常でないこと | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
色度 | 5度以下 | 0.5未満 | 0.5未満 | 0.5未満 | 0.5未満 | 0.5未満 |
濁度 | 2度以下 | 0.1未満 | 0.1未満 | 0.1未満 | 0.1未満 | 0.1未満 |
項目 | 水質基準 | 安濃町 安濃 |
いちし町 虹が丘 |
白山町 南家城 |
白山町 いせみ |
美杉町 しもの川 |
---|---|---|---|---|---|---|
一般細菌 | 100個/ミリリットル以下 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
大腸菌 | 検出されないこと | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
塩化物イオン | 200ミリグラム/リットル以下 | 10.0 | 8.1 | 8.2 | 4.3 | 3.3 |
有機物等 (全有機炭素の量) |
3ミリグラム/リットル以下 | 0.3未満 | 0.7 | 0.7 | 0.5 | 0.5 |
pH値 | 5.8から8.6 | 6.5 | 7.6 | 7.3 | 7.3 | 7.7 |
味 | 異常でないこと | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
臭気 | 異常でないこと | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 異常なし | 異常なし |
色度 | 5度以下 | 0.5未満 | 0.5未満 | 0.5未満 | 0.9 | 0.5未満 |
濁度 | 2度以下 | 0.1未満 | 0.1未満 | 0.1未満 | 0.1未満 | 0.1未満 |
注:数値などは、すべて平成22年度の平均値です。
水道局では、定期的なメーターの交換や工事などをする場合は事前にお知らせしており、依頼なく個人の家を訪問して水道検査や修繕、物販などをすることはありません。また、金銭を請求することもありませんのでご注意ください。
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により東北地方などでは、水道管の破損などで、大規模な断水状態となりました。津市 水道局は約2週間にわたり職員を派遣し、給水応援活動を行いました。
東海地方も東海、東南海、南海地震などの大規模な地震の発生が危惧されています。
大地震が起きた時は、被害が広範囲となることもあり、給水活動が一時的に機能しないことが予測されますので、各家庭で飲料水の備蓄をお願いします。目安は1人1日3リットル掛ける家族の人数掛ける3日分です。
お風呂の残り湯を流してしまわずためておくと、断水の際、洗い物や水洗トイレの流し水として利用できます。
記事の先頭へ | 目次へ |