水道局だより平成23年12月1日発行(音声読み上げ) 平成22年度水道事業会計決算

登録日:2016年2月26日

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平成22年度水道事業会計決算

 水道事業は、皆さんからの水道料金で運営しています。今回は平成22年度水道事業会計決算について紹介します。
 

上水道事業

主な事業

 安心安全で良質な給水を行うために高茶屋浄水場紫外線処理施設整備を実施し、配水効率向上のために老朽管の更新や管網整備を行いました。また、水道局庁舎電気設備改修工事を実施しました。
 

業務量の概要

給水人口 28万1,645人
給水戸数 12万7,824戸
年間総配水量 4,222万7,293立方メートル
1日平均配水量 11万5,691立方メートル
1日最大配水量 12万9,906立方メートル
 

収支の状況

 水道事業会計の収支は、経常的な収支を表す収益的収支と投資的な収支を表す資本的収支の2種類に分けられます。
 収益的収支では、単年度で約2億2千万円の利益が生じました。前年度から繰り越した欠損金約10億1千万円から、この利益を差し引いた翌年度以降に繰り越す欠損金額は、総額約7億9千万円となりました。今後も、より一層の事業の効率化と計画的な事業経営に努めていきます。
 

【収益的支出】

収入

  • 給水収益 60億9,829万5,000円
  • その他 7億5,124万2,000円

支出

  • 企業債の支払利息 3億6,021万円
  • 減価償却費 16億200万円
  • 人件費 8億5,434万8,000円
  • 受水費 23億1,517万円
  • 維持管理経費 15億96万9,000円
  • 純利益 2億1,684万円

収益的収支(税抜き)

収益的収入 68億4,953万6,764円
収益的支出 66億3,269万7,021円
純利益 2億1,683万9,743円
 

【資本的支出】

収入

  • 他事業からの負担金など 2億342万2,000円
  • 補助金 9,494万6,000円
  • 企業債借入金 2億5,770万円
  • 出資金 1,550万円
  • 不足額 11億2,697万9,000円(過年度損益勘定留保資金等で補てんしました)

支出

  • 企業債の元金償還金 8億496万8,000円
  • 建設改良費 8億5,724万2,000円
  • 開発費 3,599万円
  • 投資 34万7,000円

資本的収支(税抜き)

資本的収入 5億7,156万8,385円
資本的支出 16億9,854万7,121円
収支差引 マイナス11億2,697万8,736円
 

簡易水道事業

主な事業

しもの川簡易水道拡張事業
八幡簡易水道拡張事業
 

業務量の概要

給水人口 4,394人
給水戸数 1,950戸
総配水量 363,253立方メートル
 

収支の状況(税込み)

収入 6億7,562万5,901円
支出 6億6,500万3,438円
収支差引 1,062万2,463円 
 

【簡易水道特別会計】

収入

  • 使用料及び手数料 5,389万8,000円
  • 国庫補助金 8,709万6,000円
  • 市債 1億9,220万円
  • 一般会計繰入金 3億3,681万9,000円
  • その他 561万3,000円

支出

  • 災害復旧費 228万4,000円
  • 総務費 6,430万円
  • 公債費 2億5,264万2,000円
  • 建設改良費 2億4,671万8,000円
  • 維持管理経費 9,905万9,000円
     

使用水量が多いと思ったら!

 いつもどおりの生活なのに、急に使用量や料金が増えたときは、給水装置からの水漏れが考えられます。水漏れは次の手順でメーターを点検することにより確認できます。

点検手順
(1)家中のすべての蛇口を閉める。
(2)トイレの水が少しでも流れていないか確認する。
(3)水道メーターのパイロットを確認する。

  • 止まっている→水漏れの心配はありません。
  • 回っている→給水管のどこかで水漏れしている可能性があります。修理しないと水道料金が高額になることがありますので、早急に最寄りの津市水道局指定給水装置工事事業者へ修理を依頼してください。

 津市水道局指定給水装置工事事業者については、お問い合わせいただくか、津市ホームページをご覧下さい。

問い合わせ
漏水について 工務課 電話番号237-5814 
検針について 営業課 ファクス237-5807
 

大丈夫ですか? あなたの家の災害対策

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、水道管の破損などにより、大規模な断水状態となりました。今後、東海地方では東海、東南海、南海地震など大規模な地震の発生が心配されています。
 また、9月4日に発生した台風12号では、東紀州地域において水道施設の破損などにより、大規模な断水状態となりました。県内水道事業体は、約2週間にわたって職員を派遣し、給水応援活動を行いました。
 このように災害が起きた場合は、給水活動が一時的に機能しないことが予測されます。被害が広範囲となることもあり、すぐには対応できない可能性がありますので、次のような備えをしておきましょう。

  • 備えがあれば安心です
     各家庭で飲料水の備蓄をお願いします。目安は1人1日3リットル掛ける家族の人数掛ける3日分です。
  • 風呂の水も有効活用
     風呂の残り湯を流してしまわずためておくと、断水の際の洗い物や水洗トイレの流し水として利用できます。 
     
     
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