登録日:2016年2月25日
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Q.津市反差別青少年友の会ってどんな組織ですか。
A.それぞれの地域での活動をベースに、地域や世代を超えたより強い反差別(差別を許さない)のつながりをつくることや、地域に根差した人権活動の活性化を目的に約80人で活動しています。
私たちは、愛着を込めて「津友(つとも)」と呼んでいます。
Q.「津友」はどんな活動をしているのですか。
A.津友メンバーの高校生や青年たちは、それぞれの地域や学校での活動を通して、反差別の仲間づくりや自分にとっての差別に負けない生き方の獲得を目指しています。津友では、そんな仲間やそれぞれの活動の交流を目的として、全メンバーを対象に年3から4回の交流会を実施しています。青年の主体的で自主的な活動の構築を目指して、交流会の企画や運営など全て青年でおこなっています。月1回の代表者会議や青年の交流会を通して、青年として活動していく自覚や自分にとっての反差別の生き方を獲得していくことに取り組んでいます。
Q.「津友」は、これからどんな活動をしていくのですか?
A.津友には、これまで高校生の活動があった地域しか、集えていません。活動する若い世代がいない地域へこの輪を広げたいと考えています。また、社会の中には、たくさんの人権課題があります。多くの仲間と手をつなぎ、反差別の思いをもった若い世代の輪をもっと広げていきたいと思います。
そして、現在も私たち青年の後を歩いている小学生、中学生、高校生などの後輩たちに、このつながりのバトンを渡していきたいと思います。そんな後輩たちが、また、青年として共に活動する日がや
ってくることを夢見ています。
だからこそ、津友は、これからも自分を振り返り、語ることで、反差別のつながりをつくることを続けていきます。
私たちは活動を通して、自分をふり返り、語り、つながっていくことを大切にしています。自分を語ることは、自らの将来を切り拓くもので、あくまで自分のためです。それぞれがこのつながりの中で、「縛[しば]り付けられているもの」「卑下[ひげ]させられているもの」「言えなかったこと」などから解き放たれることを大切にしています。
津友は何をするにも一生懸命です。
遊ぶ時も全力で遊びます。いつもみんなの笑顔があふれています。
語る時は、真剣に自分を語ります。そんな仲間に対しては、周りも真剣に言葉を返していきます。
苦しんでいる仲間に対しては、全力で支えようとする姿がそこにはあります。
そんな津友の仲間同士の関わり方を象徴する青年の言葉を紹介します。
「わたしは、みんなに愛され、支えられてここに立っている。でも、そんなわたしを誇りに思う。」
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