とき |
開催場所 |
内容 |
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平成27年(2015年) 11月5日(木曜日) 11時00分~11時40分 |
津市役所本庁舎 4階庁議室 |
この日は、全ての人々の人権が尊重される住みよい津市の実現を目指して、長年にわたり市内各地で取り組まれてきた人権教育・啓発の歴史と伝統を尊重しつつ、交流事業や研究、啓発事業を展開されている津市人権・同和教育研究協議会の皆さんと意見交換をしました。 また、差別は、絶対にあってはならないことであり、加えて、津市が温かい人と人との関係がずっとあり続けるまちにしなければならない。そのためには、まちや学校、職場において、人権を守り、人権を尊重する取り組みが続いていることが大事であり、津市を人権が尊重されるまちにしていこう、そういうまちであり続けようと訴えかけていくとともに、具体的な取り組みを積み重ねていくことがとても大切であるとお話し、それが真の人権が尊重される津市であり、そういった原点を忘れずに津市政において仕事をしていくことをお約束しました。 皆さんからは、近頃、地域の住民の人間関係が疎遠になってきていることから以前のような濃い地域の人の関係を作っていきたいという抱負や、市と連携してさまざまな人権問題の解決に向けて取り組んでいきたいと心強いお言葉をいただきました。 |
平成27年(2015年) |
津市役所本庁舎 4階庁議室 |
この日は、「津市の農を考える会」の皆さんと意見交換をしました。この会は、津地区指導農業士会、津地区青年農業士会、津市農村女性アドバイザー連絡会議、津市農業青少年クラブで構成されたネットワーク組織で、津市の農業を元気にしようと日々活動をされてみえます。
最初に、私から、TPPなど農業を取り巻く環境がどのように変化していこうと、良い農産物を生産するという地域農政の根幹は変わることはなく、生産者、農協、県、市など関係者が力を合わせて努力をしていかなければならないということ、また、農地については、みんなの土地をどのように守っていくか、獣害対策と共に考えていきたいということ、そして、次の世代にしっかりと農業をバトンタッチしていくために、農家の皆さんが何を求めているのかをしっかりと捉え、市としてバックアップしていきたいということの3点を申し上げました。 皆さんからは、津市に訪れる人や市民への農産物の積極的なPRとして、「津ぶっこ」の発信や道路などの案内標識への特産物のイラストの掲載、耕作放棄地対策として、病害虫のすみかとならないよう、適正に管理する方策の検討、女性の参画推進として農業委員会への女性の登用、農業振興方策として、関係機関と連携した施策の周知徹底や梨の振興方策の検討について、ご意見・ご提案をいただきました。
私からは、津ぶっこの知名度が上がるようにPRを実施していくこと、また、新たに開駅する「道の駅 津かわげ」の看板に農産物のPRができないかなど、トライすべきことは農林水産部が主体的に取り組むことをお伝えしました。耕作放棄地対策については、地域でまとまって農地を管理していただける農地維持支払制度の活用促進、農業委員会の委員の選任については、女性の積極的な登用をお約束いたしました。農業施策の周知に関しては、農協が開催する会議などに市・県も参加し、積極的な情報提供、そして、情報交換をしていくことをお話しました。 水谷隆会長からは、問題点を理解していても、農家だけでは、なかなか対策が打てない現状であることから、生産者、農協、県、市が一体となって農政の推進に取り組んでほしいというお言葉をいただきました。
最後に、私から、農政はかなりの部分を国の政策が占め、市で独自に展開できる施策が少ない思われがちであるが、何かできることがあるはずであり、皆さんとの意見交換を通して、一つでも施策を組み立てていけるよう努力したいということを申し上げると同時に、何よりも農を考える会の皆さんが、農政の現状をしっかりと受け止めた上で、津市の農政を元気にしようとする気概をお持ちのことに感銘を受け、感謝と共に、津市の農業の将来への期待を感じることができた大変有意義な懇談会となりました。
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平成27年(2015年) |
津市役所本庁舎 4階庁議室 |
この日は、市民からの市政に関する相談業務を委嘱しております津市市政相談員の皆さんと懇談しました。 懇談会では、まず市政相談員を代表して加藤俊子相談員から、市政相談員制度の導入やこれまでの経緯についてお話をいただき、この制度がこれからも地域の皆さんのためにより実りのあるものとなるよう、相談員全員が相談活動に励んでいくというお話をいただきました。 私からは、まず、市政相談員の皆さんは、市民の皆さんからのご要望などを受けとめていただいていることに深く感謝申し上げるとともに、市としては、ご相談の回答に漏れがないように、かつ、なるべく早くお答えできるような体制を今後もしっかりと取ることをお伝えしました。 注:なお、ご意見をいただいておりました市政相談員の身分証につきましては、平成27年4月1日に津市市政相談員の委嘱式を行った際、相談員の皆さんにお渡しいたしました。 |
平成27年(2015年) |
津図書館 2階視聴覚室 |
この日は、平成26年度市政懇談会の第17回目として、津市自治会連合会津支部の皆さんと活発な意見交換を行いました。 まず私から、市長の考える今後の津市政「合併10年目を迎えて10の旧市町村が持ち寄った意見の実現と地区課題解決に向けた市政運営」と題し、中勢バイパスの津地域の全線開通や、全中学校の学校給食の開始、新斎場「いつくしみの杜」の完工、学校の大規模改造についてお話をさせていただきました。 津市自治会連合会津支部の皆さんからは、地域連携課に対して、地域課題の進歩状況はどうチェックするのだろうかというご質問の他、地域の課題に対して住民の立場になってお互いに前向きに考えていくという姿勢を期待しているというご意見や、自治会の各地区連合単位での人口や区割りの把握状況についてのご質問、教育の件について学校と地域コミュニティを結び付けるような将来像はあるのだろうかというご質問を頂きました。 私からは、地域連携課には、地域の意見をしっかりと受け止められるように約45,000人に1人の割合で地域担当職員を配置し、その地域の課題について担当者が責任を持ってきちんと向き合っていくことができるようにすることや、半年に一度課題の再検討および進捗状況を確認するためにも地域懇談会を開催することをお話しし、地域に近い位置にある出張所でその地域の要望を受けとれるように改革していくことをご説明いたしました。各地区連合単位の状況把握については、人口は各地区ごとに出せるようになったこと、区割り図については公開できるように着々と準備を進めていることをお話しました。学校と地域コミュニティとの連携に向けては、少子化に伴い学校の大きさに見合った生徒数が確保できなくなりつつある現状を踏まえ、今後の学校改造時は地域も使えるような部屋や施設の設置を考えていることをお伝えしました。 |
平成27年(2015年) |
三重県総合文化センター 2階中会議室 |
この日は、平成26年度市政懇談会の第16回目として、津西地区自治会連合会の皆さんと活発な意見交換を行いました。 津西地区には大きな団地が11あり、人口が約12,000人、約4,000世帯の住民がお住まいされています。皆さんからは各団地の代表者などが一堂に会する場所がないため、コミュニティセンターを建設してほしいことや、地域内の高齢化が進む中、住民同士が会話を楽しむコミュニティの場所がなくて困っていること、学校、美術館、博物館、総合文化センターなどの施設があるにも関わらず交番所や駐在所がなく、大きな事件や犯罪などが起こるたびに心配されており、日常の生活の中であっても不安に感じられていることなどのお話がありました。 市内にある6つの会館の中でも津西会館の利用率は非常に高く、皆さんの地域ではコミュニティ活動が非常に盛んであることを感じており、今後、市内で取り組んでいくコミュニティセンター建設については、その時期や候補地などをしっかり検討していくことになることから、皆さんに建設に係る方向性などをお示ししながら進めていきたいと考えています。地域の皆さんにとって大切な地域コミュニティの場については、一朝一夕で解決できるものでなく、また、関係部局がそれぞれで検討していては皆さんの声の実現に向かわないため、連携を図りながら検討するよう指示を出しました。 |
平成27年(2015年) |
一身田公民館 2階会議室 |
この日は、一身田地区民生委員児童委員協議会の定例会を訪問し、一身田地区で身近な福祉の相談役として活躍されている民生委員児童委員、主任児童委員の皆さんと懇談しました。 懇談会では、福田勝二会長から高齢化が進む一身田地区の現状をお話しいただいた後、委員の皆さんからは、緊急通報装置に関する在り方についてのご意見や、現在の防災無線には課題があるので改善してほしいというご要望の他、時代の流れとともに民生委員の役割が変化していることや成り手不足に悩む民生委員さんのお話をお聞かせいただきました。 私からは、現場でご活躍されている皆さんの活動に深く感謝申し上げるとともに、地域の実情をよくご存じの民生委員児童委員の声を始め、地域から頂戴しましたご意見を曖昧にすることなく、住民サービスを前進をさせていくために関係課が連携の強化を図っていくこと、また、市職員2,500人が総力を挙げ、スピード感を持ち市民の声を実現していくことが、地域の皆さんの立場に立った市役所になるため、本来持つべき力そのものであるとの思いから、職員一人一人が「市民のために仕事をさせていただく」という市職員の原点に帰ることを私の責務として取り組んでいることをお伝えしました。 |
平成27年(2015年) |
津市美杉総合文化センター 会議室1、2 |
この日は、平成26年度市政懇談会の第15回目として、津市自治会連合会美杉支部の皆さんと活発な意見交換を行いました。 自治会の皆さんからは、美杉地域の交通に関して、名松線全線復旧に向けて美杉独自の新たな交通体系を確立してほしいということや、重要な生活道路である国道368号下太郎生工区、石名原工区、奥立川工区の一層の事業推進、県道奥津飯高線「八幡橋」の架け替えに向け、関係機関へ働きかけを行ってほしいというお話がありました。 私からは、美杉地域の交通体系について「美杉地域公共交通あり方検討会」のご意見を参考にしながら、地域の実情に応じた交通体系を考えていくことが大切であるということや、道路整備については、国道368号・県道一志美杉線の早期整備、県道奥津飯高線「八幡橋」の早期事業化に向けて、三重県に引き続き働きかけていくことをお話ししました。 |