とき |
開催場所 |
内容 |
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平成28年(2016年) 5月20日(金曜日) 11時00分~12時0分 |
津市役所本庁舎 4階庁議室 |
【津市市政相談員との懇談会】 この日は、市民からの市政に関する相談業務を委嘱しております津市市政相談員の皆さんと懇談しました。
懇談会では、まず市政相談員を代表して加藤俊子相談員からご挨拶をいただき、次に岡田廣助相談員から、市政相談員の活動について報告を受け、近年は相談の内容も多岐にわたり、複雑になってきているというお話しをいただきました。 また、職員の市政相談員に対する意識は、以前と比較すると関係のある所属において高くなってきていると感じられ、その表れが職員行動規範であり、行動規範の内容は市政相談員の皆さんにとっても活動の原点であると話されました。 その後、それぞれの相談員から継続している個別事案について意見を出し合い、前回の懇談会でも課題に挙がった市政相談員制度の啓発について、さらなるPRや出前授業等を通して広くお知らせしてほしいとのご意見をいただきました。 私からはまず、市民の皆さんからの市政に対するご意見を受けとめていただいていることに深く感謝申し上げました。 行政に対する相談窓口は、国・県・市といった所管の整理を先に行うのではなく、市民・県民・国民からすればワンストップで相談できることが重要であり、総務省の行政相談委員でもある市政相談員は、その役割を果たされていると感じています。 また、相談を受ける行政(市職員)としては、その権限と責任から自らの守備範囲で答えを出さなくてはならないので、ともすれば決められたソリューション(解決策)になりがちですが、市政相談員の立場であれば、その守備範囲を超えて代替案を出したり、アドバイスすることができるので、これまでのご経験を職務に活かして相談者に寄り添い、今後も一層の活動をお願いしたいとお伝えしました。 最後に、行政サービスは質が高くても低くてもいただく税金は変わらないので、より良い行政サービスを目指すよう常々職員に伝えており、相談者はその行政サービスに対して満足をいただけていない方々なので、時にはご苦労があるかもしれないし、活動は大変であると思いますが、市としても市政相談員の皆さんの活動や制度の啓発に力を注ぎ、いただいたご意見は今後の市政にしっかりと活かしていくことをお約束しました。
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