8月24日、市指定無形民俗文化財の桂畑地蔵踊りが美里町桂畑地区の洞雲寺で開催されました。桂畑地区に伝わる地蔵踊りは、子安地蔵が祭られている洞雲寺境内で毎年8月24日の地蔵盆の日に開催されています。
踊り手は、白い紙で作られたシデを背負い、その先に約3メートルの細い竹に桜の花をかたどった紙を張ったシナイを差して、華やかな衣装に身を包み、五穀豊穣と安産を願って音頭に合わせて華やかに踊ります。昔から「わが里が三戸になるまでは、踊り続ける」と言い伝えられていて、江戸時代中期から桂畑地区の伝統行事として行われています。
桂畑地蔵踊り
津市美里町桂畑(洞雲寺)