「広報津」第268号(音声読み上げ) 三重短期大学 法経科第2部生・科目等履修生を募集 シリーズ人権 第72回

登録日:2017年2月16日

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三重短期大学 法経科第2部生・科目等履修生を募集

法経科第2部生

三重短期大学は、夜間課程(法経科第2部)がある県下唯一の公立短期大学です。現代社会に深く関わりのある法律、経済などの専門科目とともに教養科目も幅広く開設し、勉学意欲のある人に広く学習機会を提供する、地域に開かれた大学を目指しています。

最近では、他の大学を卒業した人、中高年や主婦の皆さんの入学もあり、生涯学習の場としても活用されています。

選抜方法と募集人員

一般入試
募集人員

40人程度

選抜方法

小論文、面接、書類審査

センター試験利用入試
募集人員

50人程度

選抜方法

本学での個別試験なし

社会人入試
募集人員

30人程度、大学入学資格を有し、平成29年3月31日までに22歳に達する人が対象

選抜方法

面接、書類審査

出願期間

2月27日月曜日から3月3日金曜日必着

出願方法

直接窓口または郵送で三重短期大学へ

直接の場合は出願期間中の9時から17時までに提出

試験日時

3月12日日曜日9時から

試験会場

三重短期大学

合格発表

3月14日火曜日14時に三重短期大学に掲示し、三重短期大学ホームページでも公開

入試要項などの請求

入試要項は、選抜方法により異なります。郵送で請求する場合は希望する資料名を明記し、返信用封筒(角形2号の封筒に切手を貼り、郵便番号・住所・氏名を表書きしたもの)を同封し、三重短期大学学生部へ請求してください。郵便番号514-0112一身田中野157
なお、三重短期大学窓口でも配布しています。

返信用封筒に貼る切手の目安額
  • 一般入試要項 250円
  • 一般入試要項と大学案内 400円
  • センター試験利用入試要項 250円
  • センター試験利用入試要項と大学案内 400円
  • 社会人入試要項 205円
  • 社会人入試要項と大学案内 250円

科目等履修生

全ての学科(法経科第1部・第2部、生活科学科)で科目等履修生を募集します。平成29年3月31日までに18歳に達する人であれば、誰でも出願できます。

科目等履修生は、本科生と同様、学内の施設を利用できますので、自己啓発を目指す人にとっては、格好の学習の場になります。科目等履修生制度の特徴は、学習する科目について所定の成績を修めると、単位が認定されることです。学習方法によって科目履修生と選科履修生があり、いずれか、または両方を選択して学習することができます。また、既に本学で単位認定された科目を受講したい場合や単位認定を希望しない場合は聴講生として受講することもできます。

ただし、本科生を優先する科目または実習などを伴う科目については、教員が科目等履修生の履修を制限することがあります。

  • 科目履修生
    所定の時間割の中から、学習したい学科目を自由に選択することができます。
  • 選科履修生
    学習目的に応じ、複数のコースが設けられています。コースの中から3科目以上を選択し、履修します。科目履修生に比べると1単位あたりの受講料が割安になります。

選抜の詳細は、いずれの履修生も以下の通りです。

選抜方法

書類審査

前期および通年講義分の出願期間

3月1日水曜日から3日金曜日9時から18時まで

出願方法

直接、三重短期大学窓口へ

合格発表

3月15日水曜日14時に三重短期大学に掲示し、三重短期大学ホームページでも公開

出願書類は、三重短期大学で配布します。なお、出願方法など詳しくは三重短期大学へお問い合わせください。

問い合わせ

三重短期大学学生部 電話番号232-2341 ファクス232-9647

シリーズ人権 第72回

優先席とは

公共交通機関には優先席が設置されています。設置された当時はシルバーシートと呼ばれ、お年寄りや体の不自由な人に座席を譲るよう表示されていました。では、優先席がなかったら、座席を譲るという認識は持てるでしょうか。

平成11年に関西を走る阪急電鉄が優先席を廃止し、全座席が優先席としました。しかしながら、ただ優先席がない車両となってしまい、結果として高齢者や体が不自由な人が座席に座ることができなくなったそうです。結局、平成19年には優先席を復活させることになりました。

数日前、久しぶりに電車に乗ったところ、高校生が高齢者に声を掛け、優先席でないにもかかわらず、座席を譲る場面に出会いました。そして、その高校生と隣にいた友人との会話が印象的でした。

誰でも高齢者になったら、目や耳が不自由になったり、足腰が弱ってきたりして、立っていることがしんどくなるのだから、そういった人に席を譲るのは当たり前だろう、というような内容でした。

そのとき、私は自分が高校生の頃に体験学習で、ゴーグルや耳あて、固定装具を付けて、高齢者の疑似体験をしたことを思い出しました。目や耳の機能が制限され、固定装具により体が重く、うまく歩くことができずに平坦なところでもつまずきそうになりました。ほんの数分程度の疑似体験でしたが、歩行はもちろんのこと立っているのもやっとで、非常に疲れてしまい、高齢者とは想像以上に大変なことだなあと感じました。

少しの勇気があれば、この高校生のように誰でも自分から声を掛けて座席を譲ることはできるのではないでしょうか。

そして、決められたことだから守るといったことではなく、むしろ、こうした高齢者の皆さんの不安などを理解し、もっと身近に相手を思いやる心、ちょっとした気遣いがあれば、みんなが暮らしやすい社会になるのではないかと思います。

30代 男性

人権豆知識

優先席のピクトグラム(図記号)

公共交通機関の優先席の表示は、国土交通省が策定するバリアフリー整備ガイドライン車両等編で、優先席の背後の窓や見やすい位置に優先席であることを示すステッカーを貼る等により、優先席であることが車内及び車外から容易に識別できるものとし、一般の乗客の協力が得られやすいようにするとされ、次の5つのピクトグラムが、国際標準化機構(ISO)で標準化されています。

  • 高齢者 杖を持って座っている人の絵
  • 障がい者・けが人 松葉づえを持って座っている人の絵
  • 妊産婦 おなかの大きい人が座っている絵
  • 乳幼児連れ 子どもを膝に乗せて座っている人の絵
  • 内部障がい者 ハートマークと十字マークを重ねた記号を胸につけて座っている人の絵

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