「広報津」第273号(音声読み上げ)ボートレース津 誕生65周年 収益事業にふさわしい体制へ

登録日:2017年5月1日

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ボートレース津 誕生65周年 収益事業にふさわしい体制へ

昭和27年7月4日に認可を受け、今年で65周年を迎えるボートレース津は、この節目に地方公営企業法を財務適用し、現金主義会計から資産の状況を把握できる発生主義会計へと移行しました。

生まれ変わったボートレース津は、3つの柱を基本方針としています。1つ目は、公営企業として津市財政へ貢献し続けること。2つ目は、ファンの皆さんに楽しんでいただくこと。そして3つ目は、さらなる経営基盤の強化を図り、長期的に安定して収益を確保するための企業風土を、職員一丸となって確立することです。

そのための基盤であるボートレース津の財務諸表の一部を、ここで紹介します。

形態別売上と収益の推移

電話投票

  • 平成22年度 52億4,000万円
  • 平成23年度 59億8,000万円
  • 平成24年度 67億6,000万円
  • 平成25年度 81億5,000万円
  • 平成26年度 71億4,000万円
  • 平成27年度 89億2,000万円
  • 平成28年度 129億9,000万円

電話やスマートフォンなどによる購入売上。平成27年12月のウェブサイトリニューアルに伴い、売り上げが平成22年度と比べ、247パーセントと大幅増加。

本場売上

  • 平成22年度 77億4,000万円
  • 平成23年度 75億円
  • 平成24年度 65億7,000万円
  • 平成25年度 62億2,000万円
  • 平成26年度 56億1,000万円
  • 平成27年度 54億8,000万円
  • 平成28年度 50億6,000万円

ボートレース津と施行者であるミニボートピア名張、チケットショップ養老での売り上げ。全国的に、ボートレース場への入場者数も減少傾向にある。

委託売上

  • 平成22年度 56億3,000万円
  • 平成23年度 77億3,000万円
  • 平成24年度 97億4,000万円
  • 平成25年度 126億4,000万円
  • 平成26年度 94億4,000万円
  • 平成27年度 109億9,000万円
  • 平成28年度 136億5,000万円

ボートレース津で開催したレースを他のレース場や場外発売場で発売している売り上げ。発売場数の増加により、売り上げも増加傾向にある。

受託収益

  • 平成22年度 8億4,000万円
  • 平成23年度 10億8,000万円
  • 平成24年度 14億4,000万円
  • 平成25年度 15億8,000万円
  • 平成26年度 15億3,000万円
  • 平成27年度 13億8,000万円
  • 平成28年度 14億2,000万円

ボートレース津以外のレースを外向発売所津インクル等で発売した利益。最大7場売りに変更するなどして、売り上げが平成22年度と比べ、約169パーセントと増加。

入場料

  • 平成22年度 8,800万円
  • 平成23年度 8,400万円
  • 平成24年度 7,800万円
  • 平成25年度 7,700万円
  • 平成26年度 6,800万円
  • 平成27年度 6,500万円
  • 平成28年度 5,600万円

入場料と有料指定席の合計で、平成22年度と比べ、63パーセントと減少。今年2月の大型モニターとプレミアム指定席の設置や、分煙化により、誰でも楽しめる施設に整備。

当期利益(企業会計に換算)

  • 平成22年度 2億9,000万円
  • 平成23年度 1億9,000万円
  • 平成24年度 3億1,000万円
  • 平成25年度 4億5,000万円
  • 平成26年度 3億6,000万円
  • 平成27年度 7億4,000万円
  • 平成28年度 8億円

グレードレースの獲得や場外発売場2場設置により、平成28年度は増収・増益を見込み、経営は改善傾向にある。

ボートレース津の貸借対照表

資産の部

固定資産
  • 土地 14億9,800万円
  • 建物(付属建物、構築物) 77億6,300万円
  • 機械 3億600万円
  • 船舶・工具 5,800万円
  • リース資産 7億6,700万円
  • 出資金 4,000万円
  • 基金 23億円

合計 127億3,200万円

流動資産
  • 現金預金 10億900万円
  • 未収金 31億8,600万円
  • その他流動資産 3,200万円

合計 42億2,700万円

資産合計

169億5,900万円

負債の部

固定負債
  • 企業債 10億6,400万円
  • リース債務 2億7,500万円

合計 13億3,900万円

流動負債
  • 企業債 2億7,200万円
  • リース債務 2億8,600万円
  • 未払金 34億8,800万円
  • その他流動負債 9,500万円
  • 長期前受金 3億1,900万円

合計 44億6,000万円

負債合計

57億9,900万円

資本の部

資本金 111億6,000万円

負債と資本の合計

169億5,900万円

解説

以上は今年4月1日付の開始貸借対照表です。資産は、所有している土地・建物・現金を指し、資産合計は169億円で、そのうち71億円がスタンド棟に当たります。負債は、その資産のうち返済しなければならない金額を示しています。そして、地方公営企業法の資本金とは資産から負債を差し引いたものを指し、ボートレース津の資本金は111億円で、これは昭和27年から積上げた利益相当に当たります。この他、津市と久居市ほか六箇町村競艇事業組合の一般会計に約806億円繰り出しました。

また、ボートレース津の自己資本比率は約65パーセントで、基金(現金)を除いた固定比率は約93パーセントとなっています。一般的に100パーセント未満が安全とされ適正範囲内ですが、施設老朽化に伴う改修により固定資産が増加することが予想されています。

おしえてツッキー 自己資本比率と固定比率って、なんですか。
自己資本比率

資本金を資産合計で割って、100を掛けたものだよ。

資産合計のうちの、自己資本の割合で、資本金財政の健全性と長期的な安全性を示す指標なんだ。

固定比率

固定資産を資本金で割って、100を掛けたものだよ。

自己資本のうちの、固定資産の割合で、数値が低いほど安全性が高くて、100パーセント未満が適正とされているよ。

写真で見るボートレース津の歩み

  • 昭和27年、岩田川河口でスタート。戦後復興の財源のために。
  • 昭和44年、藤方に移転新しいレース場で心機一転。
  • 平成12年、ツッキードーム登場。女性や若者の入場者数が増加。
  • 現在。
    2つの大画面でレース情報ゲット。
    プレミアム指定席を新設。
    2年連続開催、プレミアムG1。

日本財団会長杯争奪戦

とき

6月29日木曜日から7月4日火曜日まで。

ツッキーのコメント 7月4日はボートレース津の65歳の誕生日だよ。

ピックアップ

  1. 期間中は入場料が無料。
  2. 有料B指定席が半額の500円。
  3. 歴史パネル展を同時開催。

親から子へ、子から孫へ、親しまれ続けるボートレース津を目指して。

問い合わせ

経営管理課 電話番号224-5105 ファクス222-8210


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