平成30年3月4日(日曜日)、美杉町三多気で津市景観講演会を開催しました。
まち歩きでは、3班に分かれ、現在三多気地区の住民と協議中の眺望景観保全地区における「視点場」、「視対象」について確認するとともに、景観まちづくり活動の取り組み状況などについて情報共有しました。 |
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講演会では、近畿大学総合社会学部教授で、三重県景観アドバイザーの久隆弘先生を講師にお迎えし、「身近な景観づくりに取り組む」をテーマにご講演をいただきました。 |
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久先生は、国土交通省が策定した「美しい国づくり政策大綱」を例に、「三多気地区のような優れた景観を保全することは非常に大切なことではあるが、悪い景観への対応や一般地区の景観への対応も重要だ。今までは、先人の営みなどから、特に意識しなくてもこの素晴らしい景観が残ってきたが、これからは「残す」時代になるため、地域で知恵を出し保全する必要がある。また、景観まちづくり活動とは、自分たちで自分たちの地域を改めて考えてみるということで、自分たちの暮らしがまちなみや景観を作っていることを理解し、大切にしたい資源(桜)を共有する事が大切である。」と話されました。 |
講演会終了後、参加者の皆さんに、津市の景観に関するアンケートにご協力いただきました。
結果の概要は、以下のとおりです。
「景観改善で重要なこと」の割合(png イメージ/159KB) を拡大表示 |
「景観に配慮した公共事業」と「行政からの補助金」という回答がで上位を占め、 次いで 、「空き地、空き家の適正管理」、「人材育成」が続きました。 |
「景観改善で取り組んでいること」の割合(png イメージ/150KB) を拡大表示 |
「自治会等の清掃活動に参加」、「自宅周りの清掃」、「自宅敷地の緑化」「講演会等への参加」が全体の約64パーセントを占めました。 |
津市の中で好きな景観を、1人3つまで挙げていただきました。
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アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
問い合わせ
都市政策課 都市計画・景観担当
電話番号 059-229-3290