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津市都市マスタープラン・津市立地適正化計画を策定
都市マスタープランは、まちの20年後の姿をイメージしながら10年間で進めるまちづくりの方針を示したもので、都市計画法に基づく市町村の都市計画に関する基本的な方針のことです。また、平成26年には、コンパクトなまちづくりを進めるための新たな計画として立地適正化計画の制度が創設されました。
津市では、新しい津市総合計画の策定に合わせて、津市都市マスタープランおよび津市立地適正化計画を策定し、4月から計画に沿ったまちづくりがスタートしました。
計画策定の背景
これまでの都市は、人口増加を背景として市街地を拡大してきましたが、全国的に人口減少・少子高齢化が進んでおり、この傾向は津市においても同様となっています。
このような社会情勢の変化に柔軟かつ的確に対応するため、機能的で質の高い都市づくりを進め、にぎわいや活力増進を図り、持続的に発展できるような都市構造の構築を目指して津市都市マスタープランと、津市立地適正化計画を策定しました。
人口推移
資料 国勢調査
平成2年度
- 人口 280,384人
- 0歳から14歳まで 49,395人
- 15歳から64歳まで 192,789人
- 65歳以上 38,143人
- 0歳から14歳までの割合 17.6パーセント
- 65歳以上割合 13.6パーセント
平成7年度
- 人口 286,519人
- 0歳から14歳まで 45,524人
- 15歳から64歳まで 194,899人
- 65歳以上 46,058人
- 0歳から14歳までの割合 15.9パーセント
- 65歳以上割合 16.1パーセント
平成12年度
- 人口 286,521人
- 0歳から14歳まで 42,176人
- 15歳から64歳まで 189,446人
- 65歳以上 54,869人
- 0歳から14歳までの割合 14.7パーセント
- 65歳以上割合 19.2パーセント
平成17年度
- 人口 288,538人
- 0歳から14歳まで 39,635人
- 15歳から64歳まで 184,992人
- 65歳以上 63,197人
- 0歳から14歳までの割合 13.7パーセント
- 65歳以上割合 21.9パーセント
平成22年度
- 人口 285,746人
- 0歳から14歳まで 37,466人
- 15歳から64歳まで 175,473人
- 65歳以上 69,937人
- 0歳から14歳までの割合 13.1パーセント
- 65歳以上割合 24.5パーセント
平成27年度
- 人口 279,886人
- 0歳から14歳まで 35,663人
- 15歳から64歳まで 165,058人
- 65歳以上 77,624人
- 0歳から14歳までの割合 12.7パーセント
- 65歳以上割合 27.7パーセント
計画期間と計画対象区域
津市都市マスタープラン
計画期間
2018年度から2027年度までの10年間
計画対象区域
津市全域
津市立地適正化計画
計画期間
2018年度から2027年度までの10年間
計画対象区域
津都市計画区域
津市都市マスタープランの概要
都市づくりのテーマ
安心して住み 快適に暮らせる 未来につながるまちづくり
都市づくりの目標
- 目標1 持続可能な都市の形成
- 目標2 都市防災力の強化
- 目標3 定住促進と活力の強化
- 目標4 快適で健康的な暮らしができるまちづくり
将来都市構造
- 鉄道駅などの移動利便性の高い拠点に都市機能を集積し、その周辺に良好な生活サービス機能が確保された居住地を形成し、多極ネットワーク型コンパクトシティを構築します。
- 災害リスクに対し、ハード・ソフト施策により、安全・安心な都市構造を構築します。
- 既存の都市基盤の中で、都市機能の集約化を進めながら居住地と拠点を不自由なく移動できる道路・公共交通等を構築します。
将来都市構造(多極ネットワーク型コンパクトシティ)
都市機能を誘導する中心的な拠点周辺のイメージ
都市拠点
- 津駅・江戸橋駅・津新町駅・大門・丸之内・津新町駅・大門・丸之内
- 久居駅
都市拠点から地域拠点を結ぶ、拠点間ネットワークを、道路と公共交通で構築します。
また、広域ネットワークを鉄道と道路で構築します。
居住を誘導する地域拠点の周辺イメージ
地域拠点
- 河芸地域
- 芸濃地域
- 安濃地域
- 安濃地域
- 美里地域
- 香良洲地域
- 一志地域
- 白山地域
- 美杉地域
広域ネットワークを道路と鉄道で構築します。
計画は津市ホームページでダウンロードできます。
津市都市マスタープランで検索してください。
津市立地適正化計画の概要
既存の市街地を中心に、さまざまな都市機能が集積した利便性の高い拠点(都市機能誘導区域)と、人口減少下でも一定の人口密度を維持する区域(居住誘導区域)を設定し、拠点間を公共交通で結び、交通弱者でも移動が可能な都市を構築します。
都市機能誘導区域
目標 行きたい場所が集約された利便性の高い拠点づくり
居住誘導区域
目標 近距離圏で安心して生活ができる魅力的な居住地づくり
公共交通ネットワーク
目標 主要な公共交通ネットワークの維持
このようなときは届け出が必要です
1 居住誘導区域以外の区域
- 3戸以上の住宅の新築・開発行為
- 住宅の建築目的の開発行為(1,000平方メートル以上)など
2 都市機能誘導区域以外の区域
誘導施設の例
医療施設(内科)、商業施設(床面積1,000平方メートル以上の食品スーパー)、金融施設
計画は津市ホームページでダウンロードできます。
津市立地適正化計画で検索してください。
問い合わせ
都市政策課 電話番号229-3181 ファクス229-3336
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