各職種の職務内容等について理解していただくための津市職員採用説明会を開催しました。
津市の行政、採用試験、勤務条件などの説明のほか、仕事の内容や職場の雰囲気、仕事のやりがいなどを津市職員から直接聞くことができる職種別座談会も行われました。
また、東京においても市役所業務説明会を実施しました。
詳細については、こちらをご覧ください。
平成30年8月13日(月曜日)13時30分から15時30分まで(受け付けは13時から)
アスト津4階アストホール(羽所町700)
人事課長挨拶後、人事課職員が本市の行政、勤務条件などの説明を行いました。
職員と参加者が車座になり、質疑応答などを行う職種別座談会が行われました。
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注:職種ごとに記載しましたが、他の職種についても共通する部分が多いため、参考にご覧ください。
【事務職】
Q 市役所で働く上で大事なことは何ですか。
A 成績の競争をしているわけではなく、課として市民の皆さんに向き合って仕事をするので協調して仕事ができることは大切だと思います。責任感があるというのはいいことですが、あまり自分で抱え込まずに、周りの人に相談できるというのも大事かなと思います。
Q 休みは取りやすいですか。
A 夏休みを含めた有休休暇に関して、市役所としてワーク・ライフバランスを重視する傾向にもあり、積極的に取っていけるとは思います。
Q 高卒で働きたいと思っていますが、そのような人は周りにいますか。
A 同期にもいますし、周りにもいます。高校を卒業して働くにせよ大学なり行ってから働くにせよ、部署ごとの知識は入ってから身に着けますので、人生経験とかの差はあっても、市役所の業務をこなすという点では、そこまで違いがあるとは思いません。
Q 民間企業を辞め、なぜ津市を選んだのか。
A 結婚を機に全国転勤がない職場に転職したかったからです。また、津市出身なので微力ながら地元の役に立ちたいと思いました。
Q これまでの業務で一番のやりがいは。
A 商業振興労政課で企業訪問のバスツアーを新規で企画した時です。
Q 部署の異動により転居を伴うことはあるのか。
A 国・県への派遣・出向や、東京事務所への配属といったケースはあるが、基本的には市内での勤務となるので転居が必要になることはほとんどありません。ただし、市域が広大であり、本庁舎以外にも勤務先があるため、自宅からの距離が遠くなることもあります。
Q 土日に急に呼び出されたりすることはあるのか。
A 災害対応の際は災害対策本部で対応をしたり、避難所を開設したりという業務が急に発生することがあります。
Q 職場にはどういう性格の人が多いか。
A フランクな人が多く、コミュニケーションをとりやすい。プライベートも充実しており気持ちに余裕のある人が多いという印象があります。
Q 異動についてはどのような感じでしょうか。
A 3・4年くらいで異動する人が多いです。
【事務職(職務経験者)】
Q 転職してよかったですか。
A 市民に影響が大きい仕事もあるので、やりがいはあると感じています。
Q 職務経験者は即戦力と考えられているように思うが、それがプレッシャーにならないか。
A そこはあまり考え過ぎずに、分からないことは同僚職員に確認しながら一つ一つ業務をこなしています。
Q 有給休暇は取得できるのか。
A 部署にもよるので一概には言えませんが、繁忙期以外は比較的取得しやすいと思います。
Q 職務経験者の採用で採用者の前職に業種や役職の偏りはあるか。
A 経験者採用の顔ぶれを見てもある特定業種が有利ということは無いように思います。多様な職歴が集まっています。
【保育士】
Q 公立保育園の良いところはどこですか。
A 私立に勤務していましたが私立はその園だけの勤務になります。公立は異動があり、色々な先生の保育を見て勉強できる良いところがあると思ったため、公立を受けようと思いました。
Q 1年目から担任をすることはありますか。
A どこの園に配属されどのクラスになるかは分かりませんが、担任は任されます。乳児は複数担任ですが、幼児はクラス担任か加配担当です。一人担任かどうかはその園によって違います。
Q 保育士のやりがいや保育士をやっていて嬉しいと感じるときはどんなときですか。
A 乳幼児期の貴重な時間を一緒に過ごす事ができ、成長を近くで感じることができる。「先生だいすき」と言われると本当にうれしい気持ちになります。
Q 書類を書いたり、壁面の製作を作ったりするのはいつしているのですか。
A ほとんどは、午睡の時間にします。時々子どもが少ないときがあるので、順番で書いています。
Q 公務員を目指した理由は。
A 福利厚生がしっかりしていて、結婚や出産後も続けやすいためです。
Q 育休は取れますか。子育てしながら仕事はできますか。
A 子どもが3歳になるまで育児休業を取得できます。子どもを保育園に預けながら働く保育士は多いです。行事などで休みにくい時もあるので両親などに協力してもらえるように頼んでいる人が多いです。子育てに理解がありサポートしてくれる先輩方が多いです。
【保健師】
Q 保健師としてのやりがいや嬉しかったことは何か。
A 赤ちゃん訪問で関わった母子が、保健センターの行う事業や健診、地域の子育て支援センターなどで再会し、名前を覚えて声を掛けてくれたときや子どもの成長を感じたときです。
Q 保健師をしていて大変だと思ったことは何か。
A 保健師は、地域に積極的に出向き住民と関わり、健康の維持・増進に努める役割を担う専門職と学んだが、地域に出る時間より、事務仕事が多い現状があることです。
Q 残業は多いですか。
A 時期やケース対応数にもよるが、残業が多い時もあります。仕事の優先順位は自分で決めることができるため、効率的に使えば定時に終了できる日もあります。
Q 女性ばかりの職場だと思うが、人間関係はどんな感じか。
A プリセプター制度・人材育成も充実しているため、相談しやすく働きやすい職場です。また、ここ数年は毎年保健師を採用しているため、同世代が多くコミュニケーションも取りやすいと思います。
【消防職】
Q 非番の過ごし方について
A 消防署は隔日勤務であり、非番・週休等を活用して地理水利の調査、体力錬成など、自己研さんに努めています。
Q 救助隊員、水難救助隊員、防災航空隊員になるにはどうしたらよいのか。
A 高度、特別救助隊員は、候補者育成研修や消防学校等で特別な教育・訓練を受けた、強靭な体力と精神力を有している職員から指名されます。水難救助隊員も同様に部内研修、消防学校等での専門教育、潜水士の資格取得などを経て水難救助隊に指名されます。防災航空隊には当消防本部から定期的に隊長、隊員を派遣しており、高度な救助技術、体力、適性を有した職員が派遣されています。
Q 津市消防本部が他市の消防本部と違うところは。
A 緊援隊の代表代行消防本部でもあり、県内では四日市市と津市がリーダー的な役割を担っています。高度救助隊を有している他、水難救助隊は指導的な立場で、他市の支援も行っています。また、県内の消防本部では、唯一、消防音楽隊を編成しています。
Q やりがいを感じるのはどのような場合か。
A 消防業務は、消火・救助活動、救急搬送など直接市民のためになるようなわかりやすい業務で、やりがいを感じることも多いです。本部の業務も、現場で活動する隊員のための業務や、火災予防のための業務など、職員はやりがいを感じて仕事をしています。
【調理員】
Q 夏休みなどの給食を実施していない期間は何をしていますか。
A 保育園は、給食を実施しない期間は年末年始くらいなので長期間給食が止まることはありません。学校は、衛生面の研修や調理室の掃除、保育園への調理研修があり給食を実施していない期間休んでいるというわけではありません。
Q どんなときにやりがいを感じますか。
A ご飯をあまり食べられない子どもが少しずつ食べられるようになってきたとき、残食が無かったとき、おいしかったよと言ってもらえたとき、保護者と子どもが給食について話をしているときなどにやりがいを感じます。
Q 津市が給食で取り組んでいることは何ですか。
A 地産地消、旬のものを給食で提供したり、津の特産品を使用した献立を実施しています。
【幼稚園教諭】
Q 就職するまでにしておくほうが良いことは?
A 4月には担任となり、見通しもつかず、慌ただしく過ぎてしまうことがあるので今のうちに、ペープサートなど保育に使えそうな教材作りをしたり、春や夏の歌などを調べたりしておくと良いと思います。
Q 夏休みはどのように仕事をしているか?
A 園内外の研修、研修等の資料製作、保育室の掃除や環境設定、2学期の準備などをしています。自分の所は預かり保育はしていないが、夏休みも子どもを預かっている園もあります。
Q 仕事をしていてつらいこと、うれしいことは?
A つらいことは子どもがけがをすることなどで、子ども同士のトラブルでのけがは、それをお互いの保護者に納得してもらえるように丁寧に説明することが難しいと感じます。うれしいことは、子どもたちの成長を間近で見られること。特に運動会や発表会では子どもたちの力が発揮されていて感動します。また、大人になってこれまで四季の行事などに疎遠になりがちだったのが、この職に就いてから子どもたちと一緒にこいのぼりを作ったり、七夕や節分の豆まき、ひなまつりをお祝いするなど、四季を感じられるところも良いところです。
アスト津
平成30年度津市職員採用説明会を開催