「広報津」第304号(音声読み上げ)表紙、平成30年度 職務経験者採用職員4人と前葉市長の座談会

登録日:2018年8月16日

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表紙

広報津 平成30年8月16日 第304号

いろんな生き物が捕れたよ

写真 長野川で開催された水生生物調査学習会。参加した子どもたちは採取した生き物を興味深げに調べていました。(7月21日 稲葉町)

平成30年度 職務経験者採用職員4人と前葉市長の座談会

経験を生かせる場所がきっとある
職務経験者採用制度

7月4日に平成30年度職務経験者採用職員が、前葉市長と座談会を行いました。
各職場で即戦力として活躍中の4人が、津市職員になったきっかけや自身の経験を生かして取り組んでいきたい業務などについて、それぞれの思いを語りました。

英会話スクールから転職 津市の魅力を海外に発信

職員の職務経験

  • 英会話スクールで8年間、講師兼運営マネジャーとして勤務
  • 進学塾での指導や教室運営経験

職員 広報津の誌面で、この職務経験者採用枠で入庁した人が英語の職務経験を生かしていることを知り、自分も留学の経験などで得た語学力を生かして地元津市に貢献したいと思い転職しました。現在の職場では、昨年国宝に指定された高田本山せんじゅじの英語プロモーション業務を行っています。今後も訪日外国人観光客の皆さんにもっと津市の魅力を知っていただけるようなPRをしていきたいと思います。また、語学だけでなく、教育分野での経験もあるので、将来的には、津市の英語教育事業にも携わってみたいと思います。

市長 一昨年、ジュニアサミットで、津の高校生が英語で高田本山せんじゅじを外国の高校生に案内していました。津市職員も英語で郷土の歴史的建築物を紹介できればかっこいいなと思っています。観光業務で大切なのは、市職員が普段から、津市の良い部分を明るく話していくことではないでしょうか。

金融会社から転職 市役所の業務改善に取り組みたい

職員の職務経験

  • 自動車系金融会社で債権回収やオートローン審査業務などを担う
  • プロジェクトリーダーや新規事業開発の経験

職員 前職は、2、3年ごとに転勤がありましたが、津市内にいる祖父母のことも考え、津市に腰を据えて働き、生まれ育った津市に貢献できる仕事に関わりたいと思い転職しました。現在の職場では、新規事業開発のスキルやプロジェクトリーダーの経験を生かし、市役所の中でも民間に近いボートレース事業の経営管理に携わっています。今後は現在の所属にとどまらず、組織を超えた市役所業務の改善活動にも取り組みたいと考えています。市役所業務は、老若男女に求められる幅広いサービスを提供しなくてはならない一方で、税金を使っているサービスなので非効率にならないよう、双方のバランスを意識しています。

市長 ボートレース事業は、民間に近い業務を行っていることに加え、独立した会計であることもあって、自由に事業を進めていきやすい風土があると思います。ぜひ、民間からの視点で今の業務で気付いた事を積極的に提案していってください。

森林経営会社から転職 素晴らしいと感じてもらえる森づくりを

職員の職務経験

  • 森林経営会社で企業が有する森林の経営管理全般を担う
  • 森林情報士や林業技士の資格を持つ

職員 前職の経験を生かせるUターン就職先を探していたところ、ラジオで偶然津市の職務経験者採用の募集を聴き転職を決意しました。現在の職場では、前職での森林の経営管理全般の経験を生かし、林業振興や森林整備関連の業務を行っています。森林の整備は、山地災害防止や生活に直結した重要な事業です。行政の立場からさまざまな提案を行い、市民の皆さんや訪れた人に津市の森林は素晴らしいと思ってもらえるような森づくりの手助けをしたいと思っています。

市長 森林環境譲与税の創設が決まり、市行政における林業振興に注目が集まりつつあります。森林経営管理法が制定され、市役所が求められる森林との関わり方は大きく変わっていくことになります。森林を取り巻く環境は未知数ですが、しっかりと考えていく必要がある。そういう意味ではまさに津市が求めている人材をマッチングしたと感じています。

県外の警察官から転職 ごみ処理現場の取り締まりを

職員の職務経験

  • 県外の警察で13年間勤務
  • ホンジュラス共和国で、青年海外協力隊として2年間従事

職員 前職では単身赴任でしたが、家族との同居を強く意識するようになり、三重県へのUターン転職先を探していました。公務から民間への転職に違和感を持っていた自分にとって、津市の職務経験者採用は大変魅力に感じました。現在の職場では、前職で不法投棄の事件を扱っていた経験やスペイン語の通訳官をしていた経験を生かし、ごみの不法投棄の取り締まりや分別指導なども行っています。災害廃棄物の処理についても今後の大きな課題であると考えていますので、警察での経験を生かし、取り組んでいきたいと思います。
また、入庁してから特に感じたことですが、時間単位の有給休暇を取得しやすく、とてもワークライフバランスが取れた職場だと感じています。

市長 廃棄物の問題は、市民の生活の基本であるにもかかわらず、専門的な知識が求められる部署でもあるので、ぜひ今までの経験をしっかり生かしていただければと思います。

市長からのメッセージ

皆さんにはそれぞれ、歩んでいる道や人生があり、その時々のステージがあると思います。その中で、転勤生活をやめて津市に定住することを考えたときや、公の仕事に携わりたいと感じたときなどにチャレンジしてもらえるよう、この職務経験者採用の仕組みを作りました。津市役所の仕事は本当に多岐にわたりますので、皆さんの経験やスキルが役立つ仕事がきっとあります。受験可能な年齢も59歳(採用時)までと幅広く設定してあるので、津市に縁を感じた人は、ぜひ申し込んでみてください。


 

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