「広報津」第309号(音声読み上げ)ツーショット、市長コラム、市長の活動日記から

登録日:2018年11月1日

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ツーショット

みんなでヘルシークッキング

9月14日 美杉総合文化センター
子育てサークル そらまめで、きのこソースのオムライスやかぼちゃのスープなど体にやさしい料理を作り、みんなでおいしくいただきました。

いざというときのために

9月2日 豊津小学校
地震災害を想定した河芸地域防災訓練が行われました。住民約250人が参加し、避難所運営訓練や救出・救護訓練など熱心に行いました。

この紋所が目に入らぬかっ

9月11日から14日まで 美里福祉センター
敬老会でご長寿をお祝いしました。家所地区の会では水戸黄門の劇が披露され、楽しいオリジナルストーリーに会場は笑いが絶えませんでした。

地域の防災力を強化

9月9日 香良洲小学校
各家庭から徒歩による避難訓練や、救急法訓練、消火訓練などが行われ、参加した約380人は熱心に取り組みました。

大規模災害に備えて

9月15日 芸濃中学校
自主防災協議会芸濃支部や消防団をはじめ中学生や保育園児など約500人が参加し、真剣な表情で防災訓練に取り組みました。

星よりひそかに

9月19日 旧大井小学校
昨年から始まった大井まちづくり委員会の歌声茶房が10回目を迎えました。いつでも夢をなどを合唱し、暑い季節をにこやかに吹き飛ばしました。

新聞折り込みなど職場体験

9月12日から14日まで 安濃町各所
東観中学校の2年生が新聞専売所をはじめ、市内の製造業や販売店、図書館などで職場体験をし、働くことの意義を考えました。

色とりどりの植物

9月28日・29日 お城西公園
第26回津市民緑と花の市が開催されました。訪れた皆さんは庭木、花苗、園芸用品などの展示即売を楽しんでいました。

世界かんがい施設遺産

9月13日 白山町真見
平成28年11月に世界かんがい施設遺産に登録された南家城川口井水。記念碑の完成に伴う竣工式が行われ、地域の皆さんが見守りました。

先生は津ぅのお菓子屋さん

9月24日 中央公民館
スイーツ教室参加者はパティシエに教えてもらいながら楽しくお菓子を作りました。焼き上がったお菓子の甘い香りにみんなが笑顔になっていました。

市長コラム 多忙な先生を子どもたちに返そう

津市長 前葉 泰幸

学校の先生に超過勤務手当はありません。時間外勤務や休日出勤に対して手当が付かない代わりに、給料の4パーセントの教職調整額が一律に支給されることが法律で定められています。
この制度のもとでは、教員の勤務時間管理が不十分になりがちです。先生方の自主的な残業への歯止めがかかりにくく、結果として適正な業務量を超えるケースが多発していることが指摘されています。
実際、全国の教員の平日の平均勤務時間は、小学校で11時間15分、中学校で11時間32分と、長時間勤務の常態化は看過できない数字です。津市でも忙しすぎる教員の勤務実態を憂慮する声が、学校現場のみならず、PTAや地域からも聞かれるようになっています。
そこで、昨年1月に策定した津市教育大綱の冒頭に、今取り組まなければならない優先事項として、教員が子どもたちと向き合う時間の確保を掲げ、その実現のため教員支援員制度を創設しました。
教育支援員でも教務支援員でもない、教員支援員という呼称は他には見当たりません。教員支援員とはその名の通り教員を助けるという明確な使命を持つ全国唯一の職名です。
教員の代わりに授業をすることはありません。学校に求められる調査や統計の集約やデータ入力、プリントの印刷、運動会など学校行事の準備・運営、給食費など学校徴収金の集金など、これまで教員が校務や学級事務として自ら処理してきた業務を代行します。教員の負担を軽減し、そこで空いた時間を授業準備のための教材研究や子どもたちとのふれあいに充ててもらうことが目的です。
この4月から市内の4校に配属された教員支援員は津市の再任用職員です。定年後の第二の職業人生は学校教育の力になりたいと自ら手をあげました。中学校に勤務する2名は元行政職員。小学校に配属された2名は幼稚園長の職にありました。生徒たちから先生と呼ばれると気恥ずかしいと言いつつ、得意な会計分野や行政事務をテキパキとこなす行政職経験者。朝、教室に入りにくい児童と語らい、第二保健室のような役割も受け持つ元幼稚園長。これまでの経験を生かした柔軟な働き方で、学校に新風を吹き込む存在となっています。
教員支援員が配属された学校のある教員から届いた声には、本当に驚きました。教員支援員に何を頼むかを考えることになって初めて、当たり前のようにやっていた自分の仕事の中に、自分以外の人がすることが可能な仕事があることに気付いた、と。
この先生は、それだけ一途に、手を抜かず、疑うことなく業務を進めてきたのでしょう。教室のことの全てに責任を持つ働き方をしてきた教員が、初めてのことに戸惑いながら、おそるおそる自分をサポートする職員に業務の一部を委ねようと試みる姿が目に浮かびます。
経験豊かな再任用職員を学校に配置した津市の取り組みは、全国で展開されつつある臨時職員の配置とは一線を画するものです。開始から半年を経て、学校の現場からは、教員支援員に意欲があるので仕事を頼みやすく助かっている、一人の先生が何役もの校務を受け持つ小規模校にも配置してほしいといった声が届き始めました。
忙しすぎて子どもと向き合う時間が確保できなくなってきている先生方。子どもの指導に直接関わりをもたない業務を軽減し、心のゆとりを取り戻してもらおうというこの試みは、まだ緒に就いたばかりです。来年度以降も、さらなる充実を図ってまいります。

市長の活動日記から

市内長寿者を訪問 9月8日

津市の100歳以上の方は166名。今年度はご夫婦揃って100歳を迎える野田勇さん・ちよさんご夫婦を訪問。長寿の秘訣はよくかんで食べることだそうです。

第2回高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に係る有識者会議(全国都市会館) 9月20日

健康寿命を延ばす事業を検討する国の会議に出席。高齢者を栄養士・歯科衛生士・保健師が訪問する美杉町のモデル事業を報告しました。


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