「広報津」第318号(音声読み上げ)固定資産税の縦覧と課税明細の確認、歴史散歩 第154回

登録日:2019年3月16日

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固定資産税の縦覧と課税明細の確認

固定資産税・都市計画税納税通知書の発送

平成31年度の固定資産税・都市計画税納税通知書を4月1日月曜日に発送します。それぞれの納期限までに最寄りの金融機関などで納めてください。

第1期

納期限 5月7日火曜日

第2期

納期限 7月31日水曜日

第3期

納期限 12月25日水曜日

第4期

納期限 来年3月2日月曜日

課税明細の確認

固定資産税・都市計画税が課税されている土地・家屋の所在地や価格などの課税の内容を記載した課税明細書を納税通知書に添付していますので、ご確認ください。
所有資産が多い場合は別途送付します。

土地・家屋価格等縦覧帳簿の縦覧

固定資産の価格などを記載した帳簿の縦覧により、自己の所有する土地・家屋と他の土地・家屋との比較ができます。

縦覧期間

4月1日月曜日から5月31日金曜日まで

ところ

  • 市 本庁舎2階 資産税課
  • 市 久居庁舎3階 資産税課分室
  • 各総合支所市民福祉課(久居総合支所を除く) 

資産税課・資産税課分室では、全市域分の縦覧帳簿を縦覧できますが、市民福祉課では各総合支所管内分に限ります。

手数料

無料

縦覧内容

縦覧帳簿のコピーはできません。土地・家屋の所有者名や税額などは、縦覧の対象には含まれません。

土地価格等縦覧帳簿
縦覧できる人

市内の土地の固定資産税納税者

縦覧できる内容

市内で課税対象になっている土地の所在、地番、地目、地積、価格

家屋価格等縦覧帳簿
縦覧できる人

市内の家屋の固定資産税納税者

縦覧できる内容

市内で課税対象になっている家屋の所在、家屋番号、種類、構造、床面積、価格

固定資産課税台帳の写しの交付

ところ

  • 市 本庁舎2階 税務総合窓口
  • 市 久居庁舎3階 資産税課分室
  • 各総合支所市民福祉課(久居総合支所を除く) 

価格や税額など、課税内容についての説明を希望する人は、資産税課・資産税課分室までお越しください。

申請できる人

納税義務者
同一世帯の親族、相続人、委任を受けた人なども含む

手数料

200円
縦覧期間中は現年度分に限り無料

郵送による請求

任意の用紙に固定資産課税台帳(写し)請求と明記し、以下の必要事項を記入して資産税課(郵便番号514-8611)へ郵送してください。住所は不要です。

必要事項
  • 申請者の住所・氏名(押印)・電話番号
  • 納税義務者の住所・氏名、申請者との続柄
同封するもの
  • 返信用切手(140円)
  • 運転免許証や個人番号カードなど申請者の本人確認ができる資料の写し
    申請者が納税義務者の相続人である場合は被相続人の死亡および相続関係が分かる戸籍謄本、委任を受けた場合は委任状が必要です。
    詳しくは資産税課へお問い合わせください。

固定資産税・都市計画税について不服がある場合

固定資産税・都市計画税の賦課決定に不服がある場合は、4月1日月曜日に発送する納税通知書の交付を受けた日後3カ月以内の間、文書をもって津市長に審査請求ができます。詳しくは、資産税課へお問い合わせください。
また、固定資産課税台帳に登録された価格について不服がある場合は、4月1日月曜日に発送する納税通知書の交付を受けた日後3カ月以内の間、文書をもって固定資産評価審査委員会に審査の申し出ができます。ただし、平成31年度は基準年度(3年に1度、評価替えを行う年度)ではないため、土地の地目変換、家屋の新築・増改築などにより価格に修正があったものに限ります。詳しくは、法務室へお問い合わせください。電話番号229-3116

申請やお問い合わせには申請者の本人確認が必要です

納税通知書の記載内容などのお問い合わせや、各種証明を申請するときには本人確認を行いますので、運転免許証や個人番号カード、納税通知書など、申請者本人であることを確認できるものを窓口に持参してください。なお納税義務者本人以外に同一世帯の親族、相続人、委任を受けた人なども申請が可能ですが、相続人の場合は被相続人の死亡および相続関係が分かる戸籍謄本、委任を受けた人の場合は委任状が必要になります。
電話でのお問い合わせの場合は、必ず納税通知書と課税明細書を用意してください。

問い合わせ

資産税課
土地 電話番号229-3131
家屋 電話番号229-3132
分室 電話番号255-8826
ファクス229-3331

歴史散歩 第154回 旧 久居町のまち並み

久居東鷹跡町の久居ふるさと文学館や久居郵便局が立地する一角には、平成28年に解体されるまで旧 久居庁舎が建っていました。かつてこの場所には、郡全体の事務を執り行う郡役所などがありました。
明治11年、郡区町村編成法により、新たに行政区画としての一志郡が発足します。明治22年には町村制が施行され、いわゆる明治の大合併により8町136村が1町38村となりました。この時、久居の本町・東鷹跡町・西鷹跡町・二ノ町・旅籠町・幸町・万町・寺町が合併して成立したのが、久居町です。発足当時の久居町の人口は3,248人でした。
当時の一志郡で唯一の町であった久居町には、一志郡全体の事務を扱う郡役所や警察署など、さまざまな施設が置かれました。大正初期のまち並みをみると、旧 久居庁舎の跡地には、一志郡役所と郡立一志図書館が並び、道を挟んだ現在の久居郵便局周辺には、久居町役場と久居警察署の建物が並んでいました。また、近くの本町筋には、百五銀行・農商銀行・一志銀行の各支店があり、まさに行政や金融の中心地でした。
この発展の背景には、明治41年に陸軍歩兵51連隊が置かれ、約3,000人が駐屯していたことがありました。軍人やその家族、関係者で大いににぎわったと伝えられており、同年、津・久居 かんに軽便鉄道も開通しました。大正14年には、ワシントン海軍軍縮条約による軍備再編により第51連隊が解体されますが、代わって名古屋から第33連隊が入営しました。
久居町はその後、昭和6年に本村、同30年に桃園村・戸木村・七栗村・稲葉村・榊原村が新たに合併し、現在の久居地域を範囲とする町となりました。一志郡役所の場所に旧 久居庁舎が建設されたのは昭和42年、市制が施行されたのは同45年のことでした。
現在、旧 久居庁舎の跡地には、来年6月の供用開始を目指して、津市久居アルスプラザの建設工事が進められています。ときの風ホールやアートスペースなどを備えたこの文化芸術拠点の誕生とともに、新たな時代が築かれようとしています。


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