夏は、マスクの着用により熱中症のリスクが高まります。
熱中症予防と、マスク、換気などの新しい生活様式を両立させて感染予防対策を行ってください。
以下のタイトルをクリックすると各項目へジャンプします。
これまでの新型コロナウイルスの感染拡大の経緯から、感染リスクが高い行動や場面が明らかになってきました。
以下で紹介する感染リスクが高まる「5つの場面」を避けるよう注意しましょう。
(令和2年10月23日「新型コロナウイルス感染症対策分科会提言」を基に作成)
ウイルスの変異株とは、ウイルスを構成するタンパク質の遺伝情報の変異によって、ウイルスの性質が変化したものです。
ウイルスの性質が変化すると、感染の広がりやすさや、引き起こされる病気の重さが変わったり、ワクチンや薬が効きにくくなることもあります。
新型コロナウイルスも、新たな変異株が世界各地で確認されており、警戒を強めていく必要があります。
しかし、変異株であっても、感染予防対策はこれまでと異なることはありません。
以下のポイントに留意して、感染予防対策を徹底しましょう。
マスクは、高温多湿な環境での着用により、熱中症のリスクが高まります。
そのため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合などは、マスクを着用する必要はありません。
屋 外 | 2m以上の身体的距離の確保 | ||
できる | できない | ||
会話 | する | 必要なし | 着用推奨 |
ほとんどしない | 必要なし | 必要なし |
屋 内 | 2m以上の身体的距離の確保 | ||
できる | できない | ||
会話 | する | 着用推奨 | 着用推奨 |
ほとんどしない | 必要なし | 着用推奨 |
夏場は、熱中症防止の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことが推奨されています。
高齢の方と会う時や病院へ行くときは、マスクを着用しましょう。
乳幼児(小学校に上がる前の年齢)のマスクの着用には注意が必要で、特に2歳未満では推奨されていません。
また、2歳以上の就学前のお子さんについても、他者との身体的距離にかかわらずマスクの着用は一律には推奨されていません。
就学前児(保育所・幼稚園・認定こども園等) | |
2歳未満 | マスクの着用は推奨しない |
2歳以上の 就学前の子ども |
・人との距離にかかわらず、マスク着用を一律に求めていない |
就学児(小学校から高校) | ||
人との距離 | 屋外 | 確保できる |
確保できなくても、会話をほとんどしない | ||
屋内 | 確保でき、会話をほとんどしない |
一般的な家庭用のエアコンは、空気を循環させるだけで換気は行っていません。
そのため、室温が28℃以下となる範囲で、2時間に5~10分ほどの換気を行いましょう。
感染予防対策として換気は必要ですが、エアコン使用中に窓を開けると一時的に室温が高くなってしまいます。
熱中症は短時間で重症化する可能性があるため、外の気温の低い朝や夕方に換気を行うなど、工夫して換気を行いましょう。
帰省や旅行等、普段会わない人と会うことで感染を広げてしまう可能性があります。
帰省前からマスクを外す飲食などの場面に、より一層注意するなどいつも以上の感染防止に心がけ、体調を整えることが大切です。
体調がすぐれない場合は、帰省を控え、かかりつけ医など身近な医療機関にまずは電話相談をお願いします。
1. 少人数・短時間にする。
2. なるべく普段一緒にいる人とする。
3. 深酒・はしご酒などはひかえ、適度な量にする。
体調に異変を感じたときは、自己判断せず、まずは身近な医療機関に相談しましょう。
発熱などの症状があるときは、
注:診療時間や受診方法等が通常と異なる可能性がありますので、受診前に電話でご相談ください。
注:相談先の案内に従って受診してください。受付可能時間には限りがあるため、すぐに受診できない可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
24時間対応(土曜日・日曜日、祝日も対応)
注:回線が混み合っている場合は、電話がつながりにくくなりますのでご了承ください。
注:聴覚に障がいのある人をはじめ、電話での相談が難しい場合は、Eメール(covidan@pref.mie.lg.jp)またはファクス(059-224-2558)でご相談ください。