令和3年10月15日付で厚生労働省より、 10代・20代の男性に対するワクチン接種の方針が示されました。
ファイザー社とモデルナ社のワクチン接種後に、ごくまれに、心筋炎・心膜炎を発症した事例が報告されています。特に10代・20代の男性の2回目の接種後4日程度の間に多い傾向があります。
また、10代・20代の男性では、モデルナ社のワクチンより、ファイザー社ワクチンの方が、心筋炎・心膜炎が疑われた報告の頻度が低い傾向が見られています。しかし、新型コロナウイルスに感染した場合にも、心筋炎・心膜炎になることがあり、感染症による心筋炎・心膜炎の頻度に比べると、ワクチン接種後に心筋炎・心膜炎になる頻度は低いことがわかっています。
【参考】厚生労働省ホームページ「10代・20代の男性と保護者の方へのお知らせ」(外部リンク)