2023年、「忠犬ハチ公」で有名な秋田犬のハチ公は、生誕100年を迎えます。ハチ公が心から愛した飼い主である上野英三郎博士は、現在の津市久居元町出身。
ハチ公との絆を大切に、津市はハチ公生誕100年記念プロジェクトを応援しています。
久居駅東口の緑の風公園に「上野英三郎博士とハチ公」の銅像があります。
2023年生誕100年となる「忠犬ハチ公」の飼い主である上野英三郎博士は、明治4(1871)年に久居元町に生まれ、東京帝国大学教授で農業土木・工学を専門として全国の耕地整理の指導的役割を果たした人物です。
博士はそれまでの伝統的な区画整理を批判し、「最小の労力で最大の収穫を確保する」ことに重点を置いた近代的な区画理論を提唱しました。しかし、当時の土地制度では実現が困難で、60年以上後の昭和30年代に全国各地で「標準区画」が採用されてようやく実現しました。
博士の著書である「耕地整理講義」は、農業土木を学ぶ人々にとって長くバイブルとして位置づけられました。また、農商務省兼任技師として全国各地で技術指導を行い、多くの技術者を育てました。
博士は53歳のときに大学での講義中に倒れ急逝します。帰らぬ主人を待ちわびるハチの物語が後に有名になりました。
久居元町にある法専寺に博士の墓碑が建っています。
上野英三郎博士とハチ公銅像
緑の風公園