1 経過
後期高齢者医療制度では、75歳の誕生日を迎えて、新たに被保険者となられる方へは、その方が75歳に到達される前月に被保険者証を発行し、送付していましたが、令和6年12月2日以降に75歳に到達される方については、被保険者証は発行されなくなり、令和7年7月末までの暫定的な措置として、全員に後期高齢者医療資格確認書(以下「資格確認書」)を送付することとしています。
令和6年11月21日、三重県後期高齢者医療広域連合が、12月に75歳となられる方に資格確認書を送付しましたが、本来8桁である被保険者番号が7桁で印字されていることが判明しました。
2 原因
資格確認書の作成に当たり、委託業者が仮の文字フォントを用いて印字に係るプログラムを開発し、本来の文字フォントに置き換えて印字したところ、印字漏れがあり、本来8桁である被保険者番号が7桁の印字になっていましたが、委託業者及び三重県後期高齢者医療広域連合職員が誤りを見落としていたことが原因です。
3 印字誤りがある資格確認書の送付対象者数
令和6年12月2日から31日の間に三重県後期高齢者医療制度に加入する県内の2,071人のうち、津市については306人が対象です。
4 事案への対応
三重県後期高齢者医療広域連合から、11月26日に正しく被保険者番号を印字した資格確認書が送付されています。
また、被保険者が誤って印字誤りのある資格確認書を使用した場合にも適切に保険が適用されるよう、三重県後期高齢者医療広域連合から医療機関等へ周知しています。