登録日:2024年6月20日
274,537人(令和2年国勢調査結果) |
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711.18平方キロメートル 東京23区、シンガポール、琵琶湖とほぼ同じ大きさです。 |
津市は、古くは安濃津と呼ばれ、坊津(ぼうのつ)(鹿児島県南さつま市)・花旭塔津(はかたつ)(福岡県福岡市)と並んで「日本三津」の一つとされます。これは、中国から見た重要な港であることを意味し、中国との貿易港の一つとして流通拠点の機能を果たしていたと考えられます。
室町時代から戦国時代にかけては、美杉地域を本拠とする伊勢国司北畠氏が中世都市を形成し、大変栄えました。
江戸時代に入ると、築城の名手である武将藤堂高虎が伊勢国・伊賀国の領主として入り、津城を中心とした城下町として発展するとともに、伊勢参宮の街道を城下に引き入れるなど、交通の要衝として街道を整備したことにより、宿場町としてもにぎわいました。
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藤堂高虎像 |
享保期津城下絵図 |
明治22年4月、全国30市とともに日本で初めて市制施行した都市となった津市は、明治時代・大正・昭和初期にかけて、産業の近代化が進み、市内に多くの紡績工場が進出し、全国有数の紡績業が盛んな地帯になります。
さらに、戦後、高度経済成長期には、電気産業、造船産業などを中心に近代工業へ進展し、現在も最先端技術を取り入れた企業の進出が進んでいます。
平成18年1月に津市、久居市、河芸町、芸濃町、美里村、安濃町、香良洲町、一志町、白山町、美杉村の2市6町2村の市町村合併を行い、現在の津市に至ります。
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昭和50年頃の国道23号 |
現在の中心市街地 |
姉妹都市 |
オザスコ市(ブラジル連邦) 提携年月日 1976年10月18日 |
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友好都市 |
鎮江市(中華人民共和国) 提携年月日 1984年6月11日 |
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上富良野町(北海道空知郡) 提携年月日 1997年7月30日 |
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その他交流都市 |
三津交流 坊津(ぼうのつ)(鹿児島県南さつま市)・花旭塔津(はかたつ)(福岡県福岡市) |
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藤堂高虎公ゆかりの地 甲良町(滋賀県)、大和郡山市(奈良県)、紀の川市(和歌山県)、宇和島市、大洲市、今治市(愛媛県)、伊賀市、名張市(三重県)、養父市、篠山市(兵庫県)、日光市(栃木県)、東京都台東区 |
市章 |
「つ」をモチーフに「グリーン」で自然豊かな大地、「ブルー」で伊勢湾の波濤をイメージ。自然に恵まれ、人々のふれあいや、培われた歴史や文化を大切に、希望に満ちた明るい活力ある未来へ大きく飛躍して行く姿を表現しました。(平成18年1月1日制定) |
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市の花 |
「ツツジ」 ツツジは、偕楽公園や青山高原を始め、里山から街中まで広く市内で見られ、市民に親しまれています。なお、ツツジには多くの種類がありますが、総称としての「ツツジ」としました。 |
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市の木 |
「ケヤキ」 ケヤキは、大きくたくましく育つ風格のある木であり、その姿は、本市の未来を象徴するかのようです。市内では県の天然記念物になっているものもあり、また、街路樹にも使われる。 |
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市の鳥 |
「ウグイス」 ウグイスは、鳴き声がとても美しく、市内に広く生息し、春の訪れを告げる鳥として市民に親しまれています。 |
(平成19年7月31日制定)
作詞・作曲/村田幸一 補作詞/津市民歌を考える会 (平成21年2月1日制定)
「子どもから大人まで世代を超えて歌いたくなる」
「心がかよい合い、優しさ、温もりが感じられる」
「生きる歓びや未来への希望を謳う」
津市民歌はそんな想いを込めた歌です。
注:各宣言を選ぶと宣言文の内容を表示いたします。