登録日:2016年4月4日
下水道工事は一般的に下記のように行っています
地下に埋設されたガス管や水道管の位置を確認し、水位・土の状態を調べます。 |
試験堀工が終わると下水道本管の敷設位置を決め道路にカッターを入れます。 |
いよいよ下水道管埋設工事が始まります。道路の舗装を取り壊し、土が崩れないよう土留め矢板を建て込みながら、下水道管の布設位置まで掘削します。 |
勾配(管の高さ)に注意しながら下水道本管を布設します。主に15から20センチメートルの塩ビ管を使用しています。 |
各家庭のトイレやお風呂・台所からの汚水を直接下水管へ流すことができるように、下水道本管と皆さんの家庭とを結ぶ管(取り付管)と接続用のます(公共ます)を道路境から1メートル以内の民地内の所に設置します。 |
道路が下がらないよう、十分転圧しながら埋め戻しをしていきます。 |
埋め戻し後は仮にアスファルト舗装で掘削したところだけを復旧し、土が落ち着くのを待ちます。(写真上) 土が落ち着いてから、道路の仕上げの舗装復旧を行います。(写真下) 掘った部分だけの復旧だけでは舗装の継ぎ目等がすぐに悪くなるので、仮復旧の幅よりも広く舗装をめくり取り、路盤と仕上げの舗装復旧の工事をします。また、地域によっては、下水道管布設工事の翌年度以降に道路改良工事と併せて本復旧工事を行う場合もあります。 |
以上が、皆さんが直接関係する開削工法で行う下水道工事の一連の流れになります。工事中はご迷惑をお掛けしますが、御協力のほどよろしくお願いします。