登録日:2023年11月2日
一人ひとりの人権が尊重される明るく住みよい社会の実現に向け、人権施策を総合的に推進するため、平成20年7月に津市人権施策基本方針を策定しました。
津市人権施策基本方針の策定から10年以上が経過し、この間、東日本大震災をきっかけに、災害時における避難所運営等での人権が意識されるようになったこと、また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、人権侵害が誰の身にも起こり得る身近な問題として認識されるようになったことなどから、改めて人権に対する取組の重要性が認識されるようになりました。
また、人権をめぐる社会の動きとして、国においては平成28年に障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律、部落差別の解消の推進に関する法律など、差別を解消することを目的とした新たな法律がそれぞれ施行され、三重県においては令和4年に差別を解消し、人権が尊重される三重をつくる条例が施行されました。
こうした社会的状況や人権を取り巻く環境の変化に伴い、新たな対応を求められる人権課題が顕在化してきたことから、令和5年10月に津市人権施策基本方針を改訂しました。