津市景観シンポジウムを開催しました

登録日:2016年8月1日


平成28年7月17日(日曜日)、高田本山宗務院2階第1会議室で津市景観シンポジウムを開催しました。

 

基調講演では、三重大学大学院准教授で、三重県景観アドバイザーの浅野聡先生を講師にお迎えし、「歴史的町並みを活かしたまちづくり」をテーマにご講演いただきました。

浅野先生は、全国各地の心に残る風土景観や再評価される歴史的町並み、また、一身田寺内町の歴史的環境・景観に関する研究の中から、環濠の現状と課題などについて多くの写真を交えながら講演され、「美しい景観を守るためには、地域住民が景観保全の必要性を理解し、まちづくりについて主体的に考えることが大切だ。」と景観に対する思いを語ってくださいました。

シンポ1

 
基調講演のあと行われたパネルディスカッションでは、

寺内町にかつてのにぎわいを取り戻すためにさまざまなまちづくり活動を行っている寺内町整備推進委員会から中西万喜夫委員長

重点地区指定に向けて景観まちづくり活動を行っている楠原まちなみ景観保全会から柴田利郎会長

高田本山専修寺から広報課の藤谷知良さんにお越しいただき、それぞれの活動内容についてご紹介いただきました。

 

 

 

シンポジウム終了後、参加者の皆さんに、津市の景観に関するアンケートにご協力いただきました。
結果の概要は、以下のとおりです。 

 

Q.景観を良くするために、最も重要なことは?



「景観改善で重要なこと」の割合(bmp イメージ/6MB)

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「公共事業の景観配慮」と「個人の意識を高めるための啓発」という回答が同率で上位を占め、

次いで「建物の規制・誘導」、「景観づくりリーダーなどの人材育成」、「空き地、空き家の適正管理」が続きました。

 

Q.地域の景観を良くするために、あなたが取り組めること(取り組んでいること)は?



「景観改善で取り組んでいること」の割合(bmp イメージ/3MB)

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「家庭ごみの適正廃棄」、「自宅周りの清掃」、「講演会等に参加し、景観意識を高める」が全体の約48パーセントを占めました。

さらに、「景観づくり団体等の活動に参加」と「自治会等の清掃活動に参加」が同率で続きました。


 

Q.好きな津市の景観は?

津市の中で好きな景観を、1人3つまで挙げていただきました。 

 

順位 好きな景観 票数
1位 一身田寺内町 20票
2位 津の海 8票
3位 津城跡 6票
3位 三多気の桜 6票
5位 奥津地区 5票
6位 多気地区 4票
6位 田園風景 4票

 アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
 

問い合わせ
 都市政策課 都市計画・景観担当
 電話番号 059-229-3290


このページに関するお問い合わせ先
都市計画部 都市政策課
電話番号:059-229-3181
ファクス:059-229-3336
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