僕も私も救急救助隊員
大規模な地震が発生したときには、同時にたくさんの傷病者がでて、病院などで十分な手当ができない場合もあります、
日ごろから簡単な救助法を身につけておくと、重傷に至らないことがあります。
日本赤十字社の救急救命法、消防が指導する地域の防災訓練などに積極的に参加しましょう。
参考ページ
津市ホームページ消防本部『応急手当マニュアル』
応急手当は場合によりこんな注意が!
- 仰向けに寝かせてはいけない!
《こんなとき》顔や首にけがをしていたり、意識がない場合。
《こうしよう》横向きに寝かせて頭を後ろへそらす。
- 動かしてはいけない!
《こんなとき》背骨に異変を訴えている場合。
- 頭を体より高い位置に!
《こんなとき》頭にケガをしている場合。
- 傷に包帯を巻いたらはずしてはいけない!
- 水分を与えてはいけない!
《こんなとき》意識がない、吐き気がある、お腹や首にケガをしている、大量の出血をしている場合。
覚えておきたい応急手当
負傷者を発見した場合の基本

- 呼びかけながら肩を叩き、意識があるか確認
- 意識がない場合は大声で援助を求め、119番通報を依頼
切り傷や擦り傷の場合

- 切り傷や擦り傷は清潔な水で洗う
- 傷にガーゼなどを当て、止血のためにかるく押さえる
- 出血がひどい場合は、傷口を心臓の位置よりも高い位置に
骨折の可能性がある場合

- 添え木になるものを探す
- 添え木と骨折部分の間に入れるタオルなどを用意
- 骨折部分に添え木を当てて動かないように固定する
ガラスの破片が刺さっている場合

- 深く刺さっている場合は無理に抜かない
- 動かないように固定して、医師の診断を
- ガラス片が小さくて刺さり方が浅い場合はピンセットなどで抜き、ガーゼなどを当てる
ケガ人を輸送したいが担架がない場合

- 物干竿などの長い2本の棒に衣服を通したり、毛布を固定して担架の代用品をつくる
- 平らな場所なら、毛布やシーツの上にケガ人を乗せて引っ張る
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