平成30年度「新規採用職員研修【1】」における市長講話

登録日:2018年7月9日


 

 

   

 平成30年度に入庁した新規採用職員に対して、津市の合併後の取り組みと成果、そして津市の未来を担う職員に期待することについて、講話を行いました。
 

とき

 平成30年4月3日(火曜日)16時~17時

 

ところ

 津市役所 本庁舎 8階 大会議室A

 

参加者

 平成30年4月1日付け採用の事務職、技術職、保育士、保健師、技能員(清掃員等)、技能員(調理員)、消防職、幼稚園教諭、養護教諭(合計104人)

 

市長講話の内容

  市長講話の様子   市長講話の様子

●    市町村合併の特徴~新たな自治体の誕生~

 平成18年に10の市町村が合併して、約711平方キロの面積となる三重県の中で一番大きい新津市が誕生しました。人口は現在、約28万人で四日市市の約31万人に次いで2番目です。何よりも特徴的なのは10市町村の合併ということです。平成の大合併の際には、全国でたくさんの市町村合併が行われましたが、10市町村の合併は全国で第5位の規模になります。
 合併により10か所で住民とやりとりをしていたものを1か所で行うことになりました。でも窓口は1か所に集約したら不便になるので、総合支所として残すことで行政サービスは継続させつつ、予算に関することや、議会などは1か所で行うこととなりましたので、非常に効率が良くなりました。
 また、財政規模が大きくなったので、合併前のそれぞれの市町村ではかなりの時間を要する大きな施設等の建設や修繕なども、合併後は一気にできるようになりました。

 

●    合併後の取組~実現してきた事業~

 合併後からこれまで進めてきた事業は3種類に分けられます。
 まず、1つ目に、新斎場、一般廃棄物最終処分場、リサイクルセンター、産業・スポーツセンター、中央学校給食センターの建設など、財政規模が大きくなったメリットを生かして、合併特例債という特別の地方債を活用して行ってきた「合併時に約束されていた事業」があります。
 2つ目に、平成21年の台風の被害により不通となったJR名松線を全線復旧させることになったことや、平成23年3月に東日本大震災が起こったことを受けて、それまでほとんど考えたこともなかった津波対策として、津波避難ビルの指定を行うことになったことなど、「状況の変化に応じてあるべき姿を追求した事業」があります。
 さらに、3つ目として、これまでに取り組んでいないような新しい取組として、65歳以上の高齢者を対象にコミュニティバスを無料にした高齢者外出支援事業や小中学校の普通教室にエアコンを設置する事業などの「新しい市政展開に先駆けて踏み出した事業」があります。

 

●   取組の成果~これまでの歩み~

 3つの種類の事業に分けましたが、まず1つ目の「合併時に約束されていた事業」が実現したのは合併が正しかったからであり、財政規模により大きな事業がたくさんできたということが合併の結果です。
 一方で、合併時に総合支所から権限がなくなって自分たちで自分たちのことを決められないことの寂しさがでてきました。そのため、合併後しばらくしてから総合支所に予算や人を配分して総合支所の権限を強化するなど、大きな市になっても丁寧に市民サービスが行き届くように、また合併前より市民サービスを低下させないように進めてきました。
 それに加えて2つ目の「状況の変化に応じてあるべき姿を追求した事業」もたくさんやってきており、さらに3つ目の「新しい市政展開に先駆けて踏み出した事業」も進めてきている津市政は今、市民の皆様に支持されつつあります。市民の意識調査のためのアンケートでは、平成24年の調査結果と平成28年の調査結果を比較すると、市政への満足度について、施策に対して「不満」という項目が減って「満足」という項目が増えています。  
 これは、平成24年にはまだ合併時に約束していた事業などが進行中でしたが、平成28年には、いろんな事業ができてきた、そして思ったより寂しくなかったし、不便にもならなかったと市民の皆様が感じられたから満足度が上がったのだと思います。それは津市役所が、津市職員が市民の幸せのために頑張っているからできたことです。市民の皆様に満足していただくには、そして市民の幸せを実現していくためには、自分に与えられた仕事をきちんと、まじめに、まっすぐに、前を向いて進めること、また市民の皆様の声に耳を澄ましてよく聞きながら、しっかり自分の頭で考えて、組織で話をして、上司に相談して、そしてそれを実行に移していくことが大切です。

 

●    皆さんに期待すること~市民の幸せと満足のために~

 平成30年の職員数を見てみますと、全体で2,461人となっており、そのうち、合併後に採用した職員が804人、そのうち職務経験者採用による職員が37人となっています。約3分の1の職員が合併後に採用された職員です。ですから、その804人の職員は、合併前からの流れを知ってもらった上で、今後の津市のことをしっかり考えていってほしいと思います。そして、「新しい市政展開に先駆けて踏み出した事業」をもっと増やしていってほしいということです。財政的にはだんだん厳しくなってきていますが、津市の規模なら頑張ればできないことはありません。そのためには、まず高い志と地域愛を持ち続けてほしいと思います。その上で、プロフェッショナルとして経験を積み重ねて力をつけて様々なことに生かしてほしい。さらに公務としてよりたくさんのより良いサービスを市民に届けてください。これをやっていけば市民の皆様の満足度を高め、そして市民の幸せに繋がっていくと思いますので、皆さんの手で実現していってほしいと期待しています。

 

 

 

 

研修資料

研修資料は、下記リンクをご参照ください。

  新採市長講話資料(PDF/1MB)

 


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